お世話になります。
本日は、AMGファクトリー 世界限定29台 6.0ハンマー CEワイドボデー車検 ご依頼誠に有り難う御座います。
今回も宜しくお願い申し上げます。
何時見ても、オーナーともども迫力有り過ぎですね。
お付き合いさせて頂き、もう何年立ちましたかね〜
最初面白かったですよね。ディーラーでAMGファクトリー 世界限定29台 6.0ハンマー CEワイドボデーメンテナンス出来るメカニックいないなんて。
ま〜タイミングチェーン2セット装着されている117エンジン無いですからね。
今回もバッチリ仕上げさせて頂きます。
随時画像アップさせて頂きますので宜しくお願い申し上げます。
AMGファクトリー 世界限定29台 6.0ハンマー CEワイドボデー 車検チェックの為、リフトセクションへ移動させて頂きました。
これよりチェックに入らせて頂きます。
この、車両は、当時のAMGファクトリーのマイスターが製作した絶品の車両です。
1台の車両を一人のマイスターが作り上げた為、1台1台の装着パーツや、セッティングが全く違う特別な車両です。当時のAMGファクトリーのメカニック魂が垣間見れる最後の車両でしょう。
PS--土曜日遊びに来られた、チビッコ Ferrari Lamborghiniの事、事細かくよく知ってましたね〜大人顔負けですね、あれだけ詳細に知っていれば。
でも、僕は負けません。
子供と言えどもクルマの事を話すと、大人も、子供も関係なくなります(爆)!!
多分、見ていると大人気ないと思うと思いますが、僕も、クルマの話になると子供ですから。(爆)!!
さて、117型エンジンに、AMGツインカムヘッドを搭載した6.0エンジン。
シリンダーヘッドには、鋳型よりのAMGの誇らしげなツインカムヘッド。
やはり、この頃のAMGは、別格です。
発注させて頂いておりましたパーツ全て揃いましたので、只今より実作業に入らせて頂きます。
担当はチーフメカニックです。
どのモデルのパーツか不明でした、フロント ビッグブレーキロータ&パッドもチーフが現車より取り外しパーツと試行錯誤した結果どのモデルか判明し入荷してくれました!!
世界限定29台 6.0ハンマーだけ有り、当時のAMGファクトリーのメカニックが精魂込めて自分の思うように1台1台組み上げた6.0ハンマー。
当時のクラフトマンシップが感じ取れます。
1997年以降メルセデスに吸収されAMGもライン生産される様になってしまい、ただ少しパワーが上がったメルセデスになってしまい悲しい限りですね。
AMGネームだけの車両になってしまいましたから.......
やはり、AMGは、AMGファクトリーで製作されていた頃の車両が本物のAMGですね。
さて、まず最初にリヤーデファレンシャルからの作業開始させて頂いております。
以前、弊社で製作させて頂きました、ワンオフエキゾーストも良い色に焼けています!!
デファレンシャルASSY脱着完了です。
オイル漏れの為、デフオイルでコテコテです!!
分解前にクリーニング実施させて頂きクリーンな状況からのデファレンシャルの分解開始させて頂きます。
さてさて、分解前にクリーニング完了しデファレンシャル分解開始です。
クリーニングしてみるとデフが一回り小さく見えるほどコテコテでしたよ〜
デフ上部の塗装は余りのオイル漏れに侵されペイントも剥がれて、ハゲ状態(笑)!!
キッチリ復元しときますね〜
デファレンシャル サイドオイルシール交換実施させて頂きます。
こちらのパーツが、新しいオイルシールです。
これよりデファレンシャル分解させて頂き、サイドシール左右及び、バックプレートのガスケットの交換実施させて頂きます。
さて、組み上がりましたデフも装着完了。
バックラッシュや、デフギヤーの歯当たりも調整済みです。
以前、弊社でワンオフ製作させて頂きましたエキゾースト良い感じですね〜
プレッシャーレギュレターの交換実施させて頂きます。
続いてボールジョイントのガタや、オイル漏れが発生致しておりますステアリングギヤボックスのメンテナンスに入らせて頂きます。
タイロッドエンドに非常に大きなガタが発生しております。
今回交換させて頂きますタイロッドASSY左右と、センターロッドです。
1つのボールジョイントにガタが発生している場合、左右同じストレスが掛かって降りますので左右同時に交換実施致します。
ステアリングギヤボックスからも現状パワーステアリングオイルの漏れが酷く、今回現品オーバーホールを実施させて頂いております。
フロントステアリング周りの組み込み開始です。
6.0ハンマー 只今フルホイールアライメント測定及び調整に入らせて頂いております。
Nさんの走り方は把握しておりますので、ベストなセットアップさせていただいて置きますね!!
さて、続いてパワーステアリング回りの劣化ホースの交換作業に入らせて頂いております。
続いてオートマチックオイル及びオイルストレーナーの交換に入らせて頂いております。
オートマチックオイルストレーナのニューパーツです。
オートマチックオイルパンの現状の状態です。
ペイントが剥げ錆まで浮き出てきてしまっている状態です。
さて、チーフメカニックペイントが剥げ錆まで浮き出てきてしまっているオートマチックオイルパンのペイントと錆を剥ぎ再ペイントの為、下地のサフェーサー処理中で〜す。
これがクラフトマンシップ!!
メカニックの心意気!!
メカニック自身が納得いくメンテナンスですよね。
下地のサフェーサー処理も完了し、ブラックにリペイントさせて頂き、オートマチックへの装着バッチリ完了です。
これらの処理は、オーナーさんからのご依頼でもなくメカニック個々が率先し、してくれている作業なんです。
オーナーさんには、中々見る機会の無い箇所に至ってもこの様な気付かいの有る事が実施させて降ります。
主のメンテナンスがどれだけ的確にかつ確実に、またオーナーさんの期待に答えるクルマに最善を尽くしてくれるメカニック達か分かって頂けると思います。
全ての作業完了させて頂きました。
只今、最終の仕上げに入らせて頂いております。
本日お起こし頂けるとの事。誠に有り難う御座います。
バッチリ仕上げさせて頂いておきますので宜しくお願い申し上げます。