ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
ターボシステムの基本原理や構造を熟知したエンジニアが、綿密なトラブルシューティングで論理立て検証しメンテナンス及びセットアップを行ったフェラーリ F40。
私たちナカムラエンジニアリングが、ターボシステム全般に渡りフルパワーを発揮できるメンテナンス及びセットアップを施したエンジンは、F40本来以上のエンジンパワーを発揮しています。
最終テストランにおいてアクセル全開時、F40本来以上のエンジンパワーを発揮している為、最大ブーストがかかった時点でクラッチが滑る症状が……
クラッチのフルオーバーホール工程へと進みます。
フェラーリ F40 クラッチシステム フルオーバーホール工程開始です。
エアーツールなど一切使用せず、全てメカニックの綺麗な手と磨き上げられた工具によって、各パーツの分解工程が行われます。
自動車工場で連想しがちな機械音など全くない。
このような環境のもと一切妥協なく完璧に仕上げられていくのです。
私たちナカムラエンジニアリングが行う丁寧な作業と、機能性と美しさを追求するクラッチシステム フルオーバーホール工程をご覧下さい。
クリーニングアップ後の砂汚れや塵1つない非常にクリーンな状態からミッション脱着工程を進めます。
ナカムラエンジニアリング独自の発想また理念でメンテナンスを行わせて頂いたフェラーリ F40。
エンジン細部や構成パーツに至るまで非常にクリーンな状態です。
全ての過程において本来のポテンシャルを発揮させるメンテナンスを行い、また仕上がりの美しさにもこだわり仕上げていきます。
担当メカニックが気持ちを込めて丁寧に分解工程を進めます。
お客様が見えない所に企業の責任があると私たちは考えます。
整備に伴う分解パーツやエンジン及びトランスミッションは、隅々までクリーニングアップ済み。
非常にクリーンな状態です。
私たちが行う整備工程は、清掃に始まり清掃に終わります。
私たちの基本方針です。
作業中各構成パーツ内部に一切砂埃等入らないよう、緻密なマスキング処理が行われたF40の心臓部。
綿密なマスキング工程を終え、初めてトランスミッションの分解工程が行われます。
私たちは、本来このような整備が基本だと考えます。
ナカムラエンジニアリングならではの作業工程で、美しくフルパワーを発揮させるF40に仕上げていきます。
クリーンな状態から専用リフトを使用し、F40のトランスミッションを車両より分離。
F40 トランスミッション分離工程後の車両側の画像です。
F40 クラッチコンプリート現状の画像です。
ダイヤフラムスプリングとレリーズベアリングとの接触部分が、かなり摩耗しています。
また、ダイヤフラムスプリングも立ち上がり内部のクラッチディスクが摩耗しているのが分解しなくてもよく分かる状態ですね。
クラッチコンプリートの分解工程へと進みます。
フェラーリ F40 クラッチコンプリート分解工程後の画像です。
私たちが行うメンテナンスは、単にパーツ交換するだけの簡単なものではありません。
分解したクラッチコンプリートがなぜこのような状態に陥っているのかを綿密に検証し、論理立てます。
その結論をオーナー様にお伝えし、十二分にご理解頂けるようご説明させて頂きます。
このプロセスが非常に重要です。
センタープレートの現状の画像。
センタープレートが発熱し焼け、使用許容限度以上の歪みが発生している状態。
センタープレートが発熱した事によりクラッチディスクプレートまでが歪んでいます。
センタープレートとディスクプレート全体が圧着せずアウター側のみ摩耗しています。
この状態では折角のエンジンパワーがトランスミッションに伝達できず、F40本来のフルパワーを感じ取ることが出来ませんね。
同様にプレッシャープレートにも焼けと歪みが発生し、使用許容限度を超過した状態です。
クラッチカバーの状態。
ダイヤフラムスプリングの爪先がかなり摩耗しています。
また、経年の使用また走行距離によりダイヤフラムスプリングのへたりが起こっています。
画像左が、センタープレートが発熱しそれにより編摩耗しているクラッチディスク。
画像右がニューパーツ。
装着されていたクラッチディスクを綿密に測定。
1プレートで1ミリ摩耗している状態です。
F40の場合2枚のクラッチディスクで構成されていますので、合計で2ミリ摩耗している状態になります。
この摩耗数値では、本来のクラッチプレートの圧着力が得られない状態です。
フェラーリ F40 クラッチコンプリート分解後、全ての構成パーツの測定及びチェック終了です。
綿密に検証し、論理立てた結果は、オーナー様にのみお伝えさせて頂きます。
オイル滲みのメンテナンス工程へと進みます。
前回メンテナンス時に確認していた、エンジンとトランスミッション締結部より発生していた極僅かなオイルの滲み。
極僅かな為、クリーニングアップのみ実施し次回の定期点検時に漏れの進捗状態を再度確認しメンテナンス時期を見極めさせて頂こうとしていた部分。
今回クラッチシステム フルオーバーホール工程を実施するにあたり、トランスミッションを分離する為、同時メンテナンスしておく方が安価に行え車両のコンディションも整えられると判断。
分解前に緻密なトラブルシューティングを行いピンポイントでオイル滲みポイントを確定。
クラッチシステムのフルオーバーホールのメンテナンスメニューに盛り込み、オーナーにご了解を頂き今回同時に整備することが決定した、オイル滲みのメンテナンス工程へと進みます。
2箇所からのオイル漏れをピンポイントで確定していた、1箇所目のオイル漏れポイント。
クランク リヤオイルシールの画像です。
オイルシールの経年劣化によりオイルが漏れ出している状態。
クランク リヤオイルシール交換工程へと進みます。
クランク リヤオイルシール交換時に見えたものは.......
クランク本体にオイル漏れ防止剤、液体シールがたっぷり塗り込まれています!?
他社で一度、エンジンとトランスミッションの締結部より発生しているオイル滲みの整備が行われているようです。
完全に不具合箇所の特定を間違っておられます。
間違った上に、整備方法が液体シールとは、余りにもずさん過ぎます。
クランク本体にタップリ塗り込まれ固着している液体シールの除去工程へと進みます。
液体シールの除去及びクリーニングアップ工程後の画像です。
これが私たちの整備&メンテナンスに取り掛かる第一工程のクリーニングアップです。
私達メンテナンスする側も気持ち良く整備&メンテナンス工程を行えます。
クリーンな状態からクランク リヤオイルシール交換工程へと進みます。
専用SST(専用工具)を使用し確実な整備を行います。
SSTを使用する事で、キズや歪みを発生させる事無く、確実でスムーズな分解組み立てが可能です。
オーナーが大切にされている車両。
車両への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。
取り外したクランク リヤオイルシールを持っているエンジニアの手。
手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。
爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。
私たちのサービスはそこから始まります。
クランク リヤオイルシール装着部分クリーニングアップ&メンテナンス工程後の画像です。
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンス工程を実施。
接合する面を綿密に整え、シール剤を塗らなくてもよい精度に仕上げます。
メンテナンス後の装着部分にニューパーツを組み込み。
私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。
本来そういう整備が基本と私たちは考えます。
機能性と精度、美しさまでの追及。
これらの工程を終えて初めて、クランク リヤオイルシールが組み込まれるのです。
パイロットベアリングの交換工程へと進みます。
画像左が、使用許容限度を超え内部のグリスが湧き出てきている状態。
画像右がニューパーツ。
【パイロットベアリングの豆知識】
パイロットベアリングとは、エンジンとトランス アクスルを直結する部分のベアリングの事です。
常にエンジンと同じ回転数で回転している重要なパーツの1つです。
焼き付きを起こすとミッションに多大なダメージを与えてしまう、小さいながら重要な役割を果たすパーツの1つです。
パイロットベアリング組み込み工程後の画像です。
地味なれど非常に重要なポイントなんです。
整備に伴い分解したフライホイール現状の画像です。
再使用するフライホイールのクリーニングアップ、またメンテナンス工程へと進みます。
クリーニングアップ及びメンテナンス工程後の画像です。
再使用する分解パーツは、1つ1つクリーニングアップ&メンテナンスを行い組み込みます。
美しさだけではなく、エンジンのフルパワーを発揮させる為のメンテナンスを、1つ1つのパーツにエンジニアが情熱を込めて仕上げます。
クリーニングアップ及びメンテナンス工程後のフライホイールの組み込み工程へと進みます。
オーナーが大切にされている車両。
車両への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。
トルクレンチを持っているエンジニアの手。
手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。
爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。
私たちのサービスはそこから始まります。
ニューパーツのF40 クラッチ構成パーツの組み上げ工程へと進みます。
ニューパーツに至っても、各部の測定及びチェック工程を経て緻密に組み上げていきます。
緻密な微調整やセットアップを行い組み上げ工程完了のF40 のクラッチ。
これらの工程を終えて初めてエンジンに装着されるのです。
細かな事ですが、このようなメンテナンスが基本だと私たちは考えます。
クラッチ取り付けボルトをトルクレンチで最終ロックします。
トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。
通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。
私たちは規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込みます。
全てを規定トルクにそろえる。
とても重要なことなんです。
私たちのファクトリーでは、エアーツールなど一切使用しません。
全てメカニックの手と、磨き上げられた工具によって行います。
F40 クラッチ組み込み工程完了です。
エンジンのフルパワーをトランスミッションへと伝達させるメンテナンスを、1つ1つのパーツにエンジニアが情熱を込めて仕上げます。
全てに最善を尽くすメンテナンス工程を終えて初めてエンジンにクラッチが装着されるのです。
私たちは、全ての過程において美しさとフルパワーを発揮させるメンテナンスを行います。
トランスミッションのメンテナンス工程へと進みます。
2箇所からのオイル漏れをピンポイントで確定していた、2箇所目のオイル漏れポイント。
クラッチ レリーズシールからのオイル漏れ。
クラッチ レリーズの分解工程へと進みます。
クラッチ レリーズ分解工程中の画像です。
クラッチ レリーズ分解工程後のクラッチハウジング内部の画像です。
クラッチディスクのダスト及び油汚れに砂などが付着し汚れ切ったハウジング内部。
メンテナンス前に分解パーツにダメージを与えないようクラッチハウジング内部のクリーニングアップ工程へと進みます。
クラッチハウジング内部クリーニングアップ工程後の画像です。
クリーンな状態から分解工程を行う事により再使用パーツやボルト・ナットにダメージを与えません。
これが私たちの整備&メンテナンスに取り掛かる第一工程のクリーニングアップです。
クラッチ レリーズのメンテナンス工程へと進みます。
オイルシールの経年劣化によりオイルが漏れ出している状態。
まずクラッチ レリーズからレリーズベアリングの分解工程へと進みます。
分解工程後の画像です。
画像右がクラッチ レリーズ。
画像左がレリーズベアリング。
クラッチ レリーズシール交換工程前にクラッチ レリーズのクリーニングアップ及びメンテナンス工程を行っていきます。
再使用するクラッチ レリーズ クリーニングアップ及びレリーズ内部のメンテナンス後の画像です。
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンス工程を実施。
私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。
本来そういう整備が基本と私たちは考えます。
機能性と精度、美しさまでの追及。
これらの工程を終えて初めて、レリーズシールが組み込まれるのです。
クラッチレリーズ ベアリング交換工程へと進みます。
画像右がニューパーツ。
画像左が装着されていたレリーズ ベアリング。
古いレリーズ ベアリングは、ダイヤフラム スプリングとの接触面が変形している状態。
【レリーズベアリングの豆知識】
レリーズベアリングは、「ダイヤフラムスプリングを引き上げることでクラッチを切る」、要は“直接的に”クラッチを切る役割を持つ主要部品です。
「ベアリング」という言葉に少し疑問を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ベアリングというとまず、「回転するものの軸などを支える」ものだと考えがちですね。
しかしクラッチ機構におけるレリーズベアリングの主な役割はダイヤフラムスプリングを引き上げることにあるのです。
ダイヤフラムスプリングを引き上げる役割を果たすのがレリーズベアリングなんです。
このような知識も、トラブルシューティングを的確に行うには、非常に重要なことですね。
メンテナンス後のクラッチ レリーズに、ニューパーツのレリーズベアリングの組み込み工程へと進みます。
組み込み完了後のクラッチレリーズ及び構成パーツの画像です。
新品同様の機能性と美しさまでを追求し、初めてオーバーホールを行ったと言えるのではないでしょうか。
クリーンな状態からレリーズサポートのメンテナンス工程へと進みます。
トランスミッションから分解後のレリーズサポート現状の状態。
メンテナンスを行っていきます。
現品のレリーズサポートをフルメンテナンス実施後の画像です。
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンスを実施。
レリーズと接合する面を綿密に整え、1/100の精度に仕上げます。
この積み重ねが、高精度なトランスミッションに仕上げます。
フルメンテナンス後のレリーズサポートをトランスミッションに組み込み。
普段は見えないところまで精度と美しさを追求したメンテナンスを行います。
常に質の高いサービスに努めています。
これらの工程を終え初めてトランスミッションに装着されるのです。
メンテナンス後のレリーズサポートにオーバーホール後のレリーズを組み込み。
再使用パーツの品質管理。
このような箇所でも、企業としての知識が問われますね。
トランスミッション サイドフランジのオイルシール交換工程へと進みます。
R/H L/H サイドフランジ分解後の画像です。
特にオイル漏れは起こっていませんが、今回のように、トランスミッションをエンジンから分離するような重整備の場合、オイルシールにも寿命がありますので、同時交換しておく事がお勧めです。
後にサイドフランジ オイルシールより漏れが起こった場合、再度分解する必要が有り、また作業費用が必要だからです。
今回交換する場合安価で済みますし、同じような箇所のメンテナンスを何度も繰り返し行う必要性が無くなります。
とても重要なポイントなんです。
こちらにも液体シールが、テンコ盛りに.....??
固着した液体シールの除去及びトランスミッション サイドフランジ オイルシール交換工程へと進みます。
サイドフランジ オイルシール装着部分クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
テンコ盛りで固着していた液体シールも全て除去。
オイルシール装着面を項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンスを実施。
接合する面を綿密に整え、シール剤を塗らなくてもよい精度に仕上げます。
私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。
本来そういう整備が基本と私たちは考えます。
機能性と精度、美しさまでの追及。
これらの工程を終えて初めて、サイドフランジ オイルシールが組み込まれるのです。
右がニューパーツ。
左が装着されていたオイルシール。
ニューパーツの画像です。
【オイルシール交換時期の豆知識】
オイルシールは、作動、環境、潤滑油などの使用条件によってその寿命は異なります。
オイルシールリップの劣化は、ゴムの硬化、軟化、亀裂などによる、リップしゅう動部の硬化・亀裂によりリップ締めしろの低下が起こり、オイルシールの密封能力を失わせます。
リップ材料の劣化の多くは、密封対象液やこれに混入、又は溶解した物質とゴムとの化学反応によるものであり、一般に温度が高いほど劣化の進行は速く、オイルシールの寿命は短くなります。
特にエンジンのオイルシールは温度が高い条件化にさらされるので寿命は短くなります。
メンテナンス後のトランスミッションに、ニューパーツ組み込み後の画像です。
全てに最善を尽くすメンテナンスを施します。
オイルシール交換に伴い分解したサイドフランジ及び取り付けボルトのメンテナンス及びクリーニングアップ工程へと進みます。
サイドフランジ メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
回転部分・接合部分・軸受けetc.部分のメンテナンスを実施。
再使用する分解パーツは、1つ1つクリーニングアップ&メンテナンスを行い組み込みます。
サイドフランジは、ごく一般的なメッキ クロメート処理、いわゆるユニクロ処理が行われています。
以前は六価クロムが主流でしたが、発がん性物質を含む為、現在の主流は三価クロムへ。
六価クロムと三価クロムでは処理方法が異なります。
また、三価クロムメッキと三価クロメートも、まったく異なるメッキ方法です。
私たちは、全ての素材を熟知した上で、分解パーツに適切なメンテナンス及びクリーニングアップを行います。
私たちの行う整備は、単に分解したパーツを組み立てるだけの簡単な整備ではありません。
ナカムラエンジニアリングの行う整備は、分解したパーツを細部に至るまで担当メカニックが気持ちを込めて丁寧に仕上げ組み上げます。
機能性と美しさの追及。
これらの工程を終えて初めてトランスミッションに装着されるのです。
私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。
個々にメンテナンス&クリーニングアップを施したパーツを組み込みました。
再使用パーツの品質管理。
このような箇所でも、企業としての知識が問われますね。
メンテナンス後のトランスミッションを専用リフトを使用し、F40車両側エンジンへと装着します。
私たちのファクトリーでは、全ての整備をメカニックの綺麗な手と、磨き上げられた工具によって行います。
メンテナンス後のトランスミッション組込み後の画像です。
機能性と精度、美しさまでの追及。
これらの工程を終えて初めて、エンジンにトランスミッションが装着されるのです。
私たちが行う整備は、通常見えない箇所の美しさとクオリティーを重要視します。
常に質の高いサービスに努めています。
全てのボルト&ナットのロック。
トルクレンチで最終ロックします。
トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。
通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。
私たちは規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込みます。
全てを規定トルクにそろえる。
とても重要なことなんです。
問われるのは整備技能だけではないと思います。
メンテナンスに対する品質へのこだわり、テクニック、センス、組上がりの美しさなど、全ての要素が高次元でなければなりませんね。
私たちは、一切妥協しないこだわったメンテナンスをご提供します。
私たちは、大人の趣味をサポートするメンテナンス ファクトリーです。
エキゾーストシステムの換装工程へと進みます。
換装するエキゾーストシステムは、私自身が1番お勧めのtubi style。
tubi style社は、Ferrari用エキゾーストを製造するイタリアに本拠を置くエキゾースト専門の会社です。
Ferrari社から依頼された、プロトタイプ用のエキゾーストや限定車両用の特別なマフラーを製作しFerrari社に納品している超一流のエキゾースト専門の会社。
本拠はフェラーリの本社があるイタリアのマラネッロ。
当初tubi styleはファウスト・レティエリとエンリコ・ルイーニによって1987年マラネッロの隣町、スペッツァーノに設立。
レティエリはルイーニが運営するF1用のマフラー製作部門で製作に携わりその経験に基づきフェラーリで生産されたマシンのアフターマーケット用エキゾーストの製作を開始。
1993年にtubi style社はフィオラーノ隣町ウベルセットに移転。
1995年にミケーレ・レオがtubi styleに加入。
彼は並はずれたエキゾーストシステムに対する知識と製作技能を持ち合わせた「マスター」というべき人物で、よりクオリティの高い製品を生産する事が可能となりました。
更に、1997年にtubi style社は研究開発(R&D)部門を設立。
カスタム設計されたエキゾーストシステムとプロトタイプマフラーを製作。
排気効率、トルク特性、パワー特性、音量、音質、耐久性、耐熱性等をテストし革新的な設計を試しつつ洗練された、既存のエキゾーストシステムを生産しています。
現在、アメリカ合衆国と日本を含む30か国以上の国にtubi style社のエキゾーストシステムを出荷しています。
1998年に、tubi style社は、「ローカルの商工会議所からの最も国際的な会社の賞‘98」を受けています。
2001年以来UNI EN ISO9001(1994年バージョン)に従う手順と過程でデザイン、開発をし、ステンレス材を使用したエキゾーストの他にニッケル系金属のインコネル等の最先端(航空機宇宙産業)材料による生産もしているtubi style社。
日本で生産されているような爆音のみを追求するエキゾーストメーカーとは、レベルもラベルもかけ離れた超一級のエキゾースト専門の会社です。
だからこそ私が絶対の自信をもってお勧めするエキゾーストシステムはtubi style社のエキゾーストシステムなんです。
tubi styleのエキゾーストシステムへと換装後の画像です。
非常にクール !!
私たちの行う整備は、単に分解したパーツを組み立てるだけの簡単な整備ではありません。
ナカムラエンジニアリングの行う整備は、分解したパーツを細部に至るまで担当メカニックが気持ちを込めて丁寧に仕上げ組み上げます。
機能性と美しさの追及。
私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。
インタークーラーやオイルクーラーetc.分解時には全てプロテクター処理を実施。
細かなフィン1つ傷つける事の無いよう最善を尽くすメンテナンスを行います。
全てが組み上がった時点で初めてプロテクターが取り外されるのです。
個々にメンテナンス&クリーニングアップを施したパーツを組込み後の画像です。
私たちの行う整備は、単に不具合箇所の整備を行うだけではなく、手作業で何時間もかけて仕上げられるのです。
ナカムラエンジニアリングの整備は、クルマではなく芸術作品を生み出すという意識で日々作業に取り組んでいます。
私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。
本来そういう整備が基本と私たちは考えます。
機能性と精度、美しさまでの追及。
これらの工程を終えて初めて、フロアーカウルが装着されるのです。
私たちが行わせて頂く点検の基本方針です。
F40キャタライザー装着車両専用のフロアーカウルを丁寧に装着後の画像です。
エアーツールなど一切使用せず、全てメカニックの綺麗な手と磨き上げられた工具によって、各パーツを組み上げます。
自動車工場で連想しがちな機械音など全くない。
このような環境のもと、一切妥協なく完璧に仕上げられていくのです。
リヤーカウル装着後の画像です。
この頃の車両は1台1台の個体差があります。
リヤーカウルの装着は、こちらのF40に合わせ緻密な微調整を行いすべてのチリを合わせます。
問われるのは整備技能だけではないと思います。
メンテナンスに対する品質へのこだわり、テクニック、センス、組上がりの美しさなど、全ての要素が高次元でなければなりませんね。
私たちは、一切妥協しないこだわったメンテナンスをご提供します。
全ての整備&メンテナンス完了のフェラーリ F40。
最終チェック及びセットアップ工程へと進みます。
この工程が、トランスミッションから路面へとエンジンのフルパワーを確実に伝達させる最終の大切な工程となります。
最終チェック及びセットアップ工程も終了。
最終クリーニングアップ実施後のフェラーリ F40のエンジン及びエンジンルームです。
1つ1つ独自のクオリティーで仕上げたパーツを組み込んだエンジンは、非常に綺麗ですね。
ご入庫時のエンジンと比べると、機能性は当然のこと、見た目にも非常に綺麗に仕上がりました。
ナカムラエンジニアリングでは、このような整備を行わせて頂いております。
問われるのはリペア技能だけではないと思います。
メンテナンスに対する品質へのこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。
各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。
機能性と見た目が大切なフェラーリやランボルギーニには、それ相応の対応が必要と私たちは考えます。
私たちは、全ての過程において本来のポテンシャルを発揮させるメンテナンスを行い、また仕上がりの美しさにもこだわります。
私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。
私たちは、大人の趣味をサポートするメンテナンス ファクトリーです。
エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。
ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェック終了のフェラーリ F40。
実施した全てのリペア及びメンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。
全ての点検及び整備工程を担当エンジニアが撮影しています。
詳細な写真 1772枚(DVD-R 4枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。
今回メンテナンス御依頼有り難う御座います。
今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。
ナカムラエンジニアリングの行う整備は、「正しく為されしもの、細やかなれどもすべて尊し」
ナカムラエンジニアリングの企業哲学です。