株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ 328 GTB 車検整備・サスペンションブッシュ ボールジョイント スタビライザーブッシュ・ショックアブソーバー交換

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
 

いつもフェラーリ 328 GTB メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 328 GTBを積んでファクトリーに戻って参りました。

 

只今よりご入庫時のエクステリア・インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

今回も、ご期待にお答えするメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 328 GTB   車検整備チェック工程 開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

フェラーリ 328 GTB 車検整備チェック工程へと進みます。

常にメンテナンスをご依頼頂いているフェラーリ 328 GTB。

メンテナンス時に行わせて頂くクリーニングアップで非常にクリーンな状態が保たれています。

 

クリーンな状態が保たれている為、オイル・冷却水漏れ等のトラブルが発生している場合でも直ぐに確認できます。

クリーニングアップは、この様なトラブルの早期発見の為にも重要なんです。

ボディープロテクターの装着。

 

ただ乗って走るものとしての存在の車検整備ではなく、クラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激を回復させるという私たちのコンセプトの下、全てのチェック工程を行います。

フェラーリ 328  Tipo F105C型 エンジンにエンジンアナライザーを接続。

 

Tipo F105C型 エンジンのメカニカル機能・エレクトロニクス機能 現状のコンディションチェックを行います。

Tipo F105C型 エンジンが基本適正値で機能しているか否かのチェック。

 

独自の解析を進めます。

エレクトロニクス関連ポイントのチェック工程へと進みます。

大きく分別すると下記の3項目が代表的な項目です。
 

 

1 入力: 電子的・機械的なセンサー(または変換器)で、温度、圧力、電磁場等の物理量をシステムの外部から取得して、電流信号や電圧信号に変換するあらゆるチェック。

 

2 信号処理回路: 組み合わされた電子素子により信号を操作し、解釈したり、変換したりする個所のチェック。

 

3 出力: アクチュエータや他の素子(変換器も含む)により、電流・電圧信号を車両システムにとって有用な形態に再変換されているかなどのチェック。
 

 

この3項目から更に分別し、独自のチェックを行いシステムに異常が無いかを見極めます。

Tipo F105C型 エンジンのメカニカルチェック工程へと進みます。

①メカニカル性能は低下していないか
 
②メカニカル各部のクリアランスは正しいか
 
③メカニカル機能の電源・電流チェック
 
④メカニカル機能のタイミング
 
⑤メカニカル機能が異常発熱していないか
 
⑥周波数の高い金属音が発生していないか
 
⑦同期した異音また振動が発生していないか
 
⑧吸気量・排気圧は高過ぎ・低過ぎないか
 
⑨排気ガス濃度は高過ぎ・低過ぎないか
 
⑩冷却水は規定圧力・規定量が循環しているか
 
⑪配管等からの漏れはないか
 
⑫メカニカルシール部分からの漏れはないか
 
⑬各部に使用されている潤滑油の粘度が低下していないか
 
 
 
この項目から更に分別し独自のチェックを行います。

Tipo F105C型 エンジンのメカニカル・ K KA KE ジェトロ・マレリ製マイクロプレックスの構造や基本原理を熟知したエンジニアが細部までチェックします。

フェラーリ 328 車両全体の詳細なチェック工程へと進みます。

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

フェラーリ 328の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車両のコンディションを整える為の独自のチェックへと。
 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車両より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

 

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。
 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

フェラーリ 328 車両全体のメカニカル・エレクトロニクスのチェック工程へと進みます。

各部の緻密な測定チェックを行い、車両構成パーツの全てを使用許容範囲内か否かの判断をフェラーリ 328の基本データをもとにチェックします。

 

ナカムラエンジニアリングが行う車検整備チェックは、テスターを接続しリフトUPで主たる箇所のみチェックする一般的なチェックではなく、隠れた内部にまで緻密なチェックは及びます。

 

不具合箇所の特定だけではなく、新車時のコンディションに回復させるという観点から車両を綿密にチェックします。

車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

 
メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。

車両毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

車両の使用状況や用途、保管状態で車両のコンディションは千差万別です。
 

また、これまで車両がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車両のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

今回も、1から独自の思想、理念また目線で、綿密なチェック工程を行います。

前回、エンジンを1セクションと考えメンテナンスを実施させて頂きましたフェラーリ 328。

非常に良いコンディションが保たれています。

 

車両は浅く広く行う整備方法、また故障個所のみの整備では、一向に車両のコンディションは向上しません。

1セクションを奥深く確実に整備・メンテナンスを行うのが、私たちの基本理念です。

 

私たちが推奨する、1セクションを確実にリフレッシュするメニューを行う事で、確実に次のステップに進む事が出来、そのメニューを積み重ねて行く事により、最終的に、クラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激が、再び豊かな個性がしっかりと自己主張をし始めます。

 

その魅力を体で感じて頂く事が、私たちナカムラエンジニアリングの使命でもあり役目です。

日々ロマンを形にするため、完璧なメンテナンスを意識して仕事に取り組んでいます。

ナカムラエンジニアリング 車検整備チェック項目の1つ。

テスト走行によるプロフィールチェック。

 

新車時からこれまでのメンテナンス状況で、フェラーリ 328 本来のドライビングプレジャーがどれだけ維持されているかを、各セクション毎に緻密なプロフィールチェックを行います。

サスペンションシステム。

 

前回のメンテナンス時より更にドライビングフィールが悪化し直進安定性・コーナーリング旋回時における安定性・スタート時・ストッピング時に常にアライメントが変化する為、フェラーリ 328 本来のドライビングフィールではありません。

更に車両の基本骨格である鋼管スペースフレームにダイレクトに路面の凹凸が入力され、その振動がボディーに伝わり、至ってはコックピット内まで微振動が伝わってくる状態です。

前回のメンテナンスメニューは、エンジンを1セクションと考えメンテナンスを実施させて頂きましたフェラーリ 328。

 

前回のメンテナンスメニューの中で、次回にはサスペンションシステム関連のメンテナンスを1セクションと考えメンテナンスを行いましょうとご提案させて頂いていたメニューへと進みます。

 

これ以降のサスペンションシステム関連の経年劣化パーツ・トラブルは、以前のメンテナンスメニューでご説明させて頂いたポイントとなります。

 

今回のメンテナンスは、サスペンションシステムを1セクションと考えたメンテナンスを行っていきましょう。

フロント / リヤ サスペンションシステム構成パーツの状態。

フロント / リヤ サスペンションブッシュ各部のアップ画像です。

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているサスペンションブッシュ。

欠損している部分もあるサスペンションブッシュの現状。

サスペンションブッシュが劣化し機能を消失している場合、車両の基本骨格でもあるフレームやボディーに多大なダメージを与えます。

 

 

【サスペンションブッシュの豆知識】

 

サスペンションブッシュの役目は、路面からの凹凸の衝撃を、タイヤやサスペンションで吸収できなかった残りの衝撃や入力を、車体の基本骨格であるフレームやボディーに入力されることを防ぐ役割。

衝撃からフレームやボディーを守る、非常に重要な役割を担うのがサスペンションブッシュ。
 

また、ステアリング特性では、前後左右に荷重が掛かったときアームが簡単にヨジレ、ロールしやすくなります。

しかも急激に車体がロールしアライメントが崩れ、ダブルウィッシュボーンのメリットが崩れ、デメリットばかりが大きくなります。

 

経年劣化によるサスペンションブッシュが本来の機能性を果たせない状態では、フレームやボディー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃で、ボディーまたフレームのねじれや結合部の破損など、車両の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。

見逃されがちなサスペンションブッシュ。

 

車両にとって非常に重要な個所ですし、交換する事でボディー・鋼管スペースフレームを確実に守り、またドライバビリティーも格段にアップします。

ブッシュの機能が消失している状態でサスペンション等を高性能パーツに交換しても、高性能サスペンションの能力を引き出す事すら出来ないばかりか、逆にオリジナルより遥かに悪化すると共に、車両へのダメージも更に深刻なものとします。

ショックアブソーバーブッシュの状態。

スタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュの状態。

 

スタビライザーの機能性は、コーナーリング時において車体のロールを抑えることにあります。

車体のロールを規制することにより左右方向への荷重移動を早める為、ステアリング レスポンスが高まります。

また、ロール時アライメント変化を抑え、必要以上のロールを低減させ、コーナーリング時の車体の安定を図ります。

 

スタビライザー本体をシャシーにガッチリ固定する機能を果たすのがスタビライザーブッシュ。

【スタビライザーブッシュの豆知識】

 

スタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュが本来の機能を消失した場合、コーナーリング旋回時において車体を押さえ込む能力が果たせず、適切に車体のロールを押さえ込めなくなります。

 

サスペンションなど高性能パーツに交換しても、この様な個所の動きを確実に押さえ込まなければ高性能サスペンションの能力を引き出す事すら出来ません。

ステアリングギヤBOXの状態。

内部に注入されている潤滑用グリスが経年劣化により分離し油分が漏れ出してきている状態。

 

次回の定期点検時に進捗状況を確認し、メンテナンス時期を見極めさせて頂きます。

今回は、クリーニングアップのみ実施させて頂きます。

フロント / リヤ ブレーキシステムの状態。

Vol.1 フロント / リヤ  ブレーキディスクパッド

 

① フロント / リヤ共に、経年劣化している状態。

 

【ブレーキディスクパッドの豆知識】

 

ブレーキディスクパッドは、残量だけでなく、劣化の見極めも重要です。

ディスクパッドは、10〜20程度の複数の複合材料で成型されています。

パッド複合材料の経年劣化も進みます。

 

劣化が進むと本来の制動能力が著しく低下するだけではなく、亀裂が入り危険な場合すらあります。

Vol.2 フロント / リヤ ブレーキディスクローター

 

①フロント / リヤ共に、条痕摩耗している状態。

 

【ブレーキディスクローターの豆知識】

 

ディスクブレーキは、ブレーキキャリパーに組み込まれたブレーキパッドをブレーキローターに押付け、その摩擦力によって制動力を発揮します。

 

ブレーキローターには、摩擦熱に強く放熱効果が高い素材が求められることから、鉄製のものが主に使用されています。

アルミニウム製は軽量ではありますが耐久性や熱変形において劣るため、使われることは極僅かです。

 

F1やスーパーGT、FIA競技車両などのモータースポーツや航空機では、炭素繊維強化炭素複合材料を原料としたブレーキローターが使用されています。

 

炭素繊維強化炭素複合材料製ブレーキローターは、適切な温度域内で使用しないと本来の性能を発揮せず、ブレーキローターの割れや異常磨耗などを発生することもあります。

ブレーキローターは使用に伴って磨耗するので、定期的な交換が必要です。

 

日本車ではブレーキローターは廃車まで一度も交換しないケースも少なくありませんが、欧州車では多くのモデルがパッド交換の2回に1回程度のサイクルでブレーキローターの交換を要求されます。

 

近年のフェラーリに採用されているローターは、一台分で300万円程度と非常に高価なセラミックスなどを付加することによって、市販車にも使用できるように改良されたブレーキローターです。

 

フェラーリ 328のブレーキローターはスチール製。

こちらも、次回の定期点検時に進捗状況を確認し、メンテナンス時期を見極めさせて頂きます。

 

メンテナンス時には、ブレーキシステムを1セクションと考えたメンテナンスメニューをご提案させて頂きます。

フロント / リヤ サスペンションアームの状態。

フロント / リヤ サスペンションアームを浸食している錆。

 

錆は、金属の表面の不安定な金属原子が、環境中の酸素や水分などと腐食をおこし、生成される腐食物です。

錆には、鉄の赤錆・黒錆、銅の緑青、アルミニウムの白錆などがありますね。
 

この状態は、赤錆と呼ばれる錆です。

鉄錆は、水の存在下での鉄の自然酸化によって生じる凝集膜です。

通常の赤錆には下地の保護作用はなく、腐食はいつまでも進行してしまう腐食生物です。

錆は色々な状況下で発生します。

車両は大きく分類すると下記の状況下で腐食しやすくなります。
 

海水等の塩化物イオンにより、鉄の不動態皮膜は孔食と呼ばれる局部腐食作用を受け、これによって錆が激しく侵食進行します。

寒冷地では路面凍結を防ぐために、融雪剤を道路に散布します。俗に言うエンカリですね。

エンカリは主に塩化カルシウムが使われいるので腐食作用を受け、これによって錆が激しく侵食進行します。

ペイント等が剥がれ鉄鋼に空気中の水分や、路面の水の存在での鉄の自然酸化によって生じ、これによって錆が激しく侵食進行します。
 

車両は色々な条件下で錆が発生してしまいます。

 

 

錆は、腐食生成物です。

錆に侵食されたパーツは、表面から脱落して行くことで構造体として強度低下します。

また、錆が激しく進行し、やがては貫通してしまうパーツもあります。
 

一度発生した錆は、加速度的に侵攻します。

他のパーツへの侵食も始めます。
 

車両のコンディションを整えるには、錆の完璧な除去が必要不可欠です。

今回は、サスペンションシステムを1セクションと考え、錆の除去に至るまでのメンテナンスメニューをご提案させて頂きます。

車両全体の装備システムの基本作動チェック工程へと進みます。

①クーラー吹き出し口での温度測定の結果、冷却基準値を大幅に下回っている状態。

最低でも1年に1度の綿密な点検で、各部のコンディションのチェックを行う事が大切です。

 

車両全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。

不具合箇所の特定だけではなく、新車時のコンディションに回復させるという観点から車両を綿密にチェックします。

 

綿密なチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車両のコンディションを向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てご提案させて頂きます。

浅く広く行う整備方法、また故障個所のみの整備では、一向に車両のコンディションは向上しません。

1セクションを奥深く確実に整備・メンテナンスを行うのが、私たちの基本理念です。

 

私たちが推奨する、1セクションを確実にリフレッシュするメニューを行う事で、確実に次のステップに進む事が出来、そのメニューを積み重ねて行く事により、最終的に、クラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激が、再び豊かな個性がしっかりと自己主張をし始めます。

 

その魅力を体で感じて頂く事が、私たちナカムラエンジニアリングの使命でもあり役目です。

日々、大人のロマンを形にする完璧なメンテナンスを意識して仕事に取り組んでいます。

ナカムラエンジニアリングが行う車検整備に伴うチェック工程が終了したフェラーリ 328 GTB。

 

私たちが推奨する1セクションを奥深く確実に整備・メンテナンスを行うメニューを作成しご提案させて頂きます。

オーナー様と密なお打ち合わせを行い、サスペンションシステムを1セクションと考え決定した今回のメンテナンスメニュー。

 

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 328 GTB  整備・メンテナンス開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

フェラーリ 328 GTB 整備・ メンテナンス工程へと進みます。

私たちが推奨するサスペンションシステムを1セクションと考えた車両のコンディションを整えるメンテナンス。

 

浅く広く行う整備方法、また故障個所のみの整備では、一向に車両のコンディションは向上しません。

1セクションを奥深く確実に整備・メンテナンスを行うのが、私たちの基本理念です。

 

私たちが推奨する、1セクションを確実にリフレッシュするメニューを行う事で、確実に次のステップに進む事が出来、そのメニューを積み重ねて行く事により、最終的に、クラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激が、再び豊かな個性がしっかりと自己主張をし始めます。

 

その魅力を体で感じて頂く事が、私たちナカムラエンジニアリングの使命でもあり役目です。

日々、大人のロマンを形にする完璧なメンテナンスを意識して仕事に取り組んでいます。

フロント / リヤ サスペンションシステム現状の画像です。

 

私たちナカムラエンジニアリングが行う緻密な作業と、サスペンションシステムの運動性能をフルに発揮させ、また美しさを追求するサービスポリシーでの下、行われるメンテナンスをご覧下さい。

 

私たちは、大人のロマンを形にするメンテナンス ファクトリーです。

リヤ サスペンションシステムから分解工程を進めます。

リヤ サスペンションシステム分解工程後の画像です。

ドライブシャフト CVジョイント内部に、微細な塵等一切混入しないよう即座にマスキング処理を実施。

最善を尽くすメンテナンスを行います。

 

リヤサスペンションシステム構成パーツ 全てのメンテナンス・リフレッシュ工程終了後、組み込み工程時、初めてマスキングが取り外されます。

 

お客様から全幅の信頼を得てメンテナンスを受け負わさせて頂くナカムラエンジニアリング。

このような細かな見えない箇所に企業の責任があると私たちは考えます。

フロント サスペンションシステム 分解工程へと進みます。

フロント サスペンションシステム分解工程後の画像です。

フロント サスペンションシステム 構成パーツ分解工程後の画像です。

更にパーツ単位までの分解工程へと進みます。

リヤ サスペンションシステム 構成パーツ分解工程後の画像です。

オーナー様と密なお打ち合わせを行い、サスペンションシステムを1セクションと考え決定した今回のメンテナンスメニュー。

 

私たちナカムラエンジニアリングが行う緻密な工程と、サスペンションシステムの運動性能をフルに発揮させ、また美しさを追求するメンテナンスをご覧下さい。

 

私たちは、大人のロマンを形にするメンテナンス ファクトリーです。

フロント サスペンションブッシュ各部のアップ画像です。

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているサスペンションブッシュ。

欠損している部分もあるサスペンションブッシュの現状。

サスペンションブッシュが劣化し機能を消失している場合、車両の基本骨格でもあるフレームやボディーに多大なダメージを与えます。

ブッシュの機能が消失している状態でサスペンション等を高性能パーツに交換しても、高性能サスペンションの能力を引き出す事すら出来ないばかりか、逆にオリジナルより遥かに悪化すると共に、車両へのダメージも更に深刻なものとします。

サスペンションブッシュは、車両にとって非常に重要な役割を果たすパーツの1つです。

機能が消失しているブッシュを交換する事でボディー・鋼管スペースフレームを確実に守り、またドライバビリティーも格段にアップします。

 

パーツ単位までの分解工程へと進みます。

パーツ単位までの分解工程後の画像です。

全てのパーツ分解は、専用SSTにより行います。

フロント サスペンションアーム ブッシュ分解工程後の画像です。

フロント サスペンション アッパー ボールジョイント 分解工程後の画像です。

フロント サスペンション ロア ボールジョイント 分解工程後の画像です。

タイロッドエンド ボールジョイント 分解工程後の画像です。

【ボールジョイントの豆知識】

 

サスペンション機構がスムーズに上下左右に動く様に、人間の関節と同じ役目をしているのがボールジョイント。

ボールジョイントの内部はグリスで満たされており、ボール部分の磨耗を防止しています。

 

しかし、いくらグリスが入っているとはいえ、可動しているうちに少しずつボール、そして受け皿部分が磨耗してきます。

磨耗が使用許容限度を超過すると、ホイールが揺れた状態で回転する事になり、ハブ・ベアリング etc... に多大なダメージを与えます。

 

ボールジョイントは、車両にとって非常に重要な役割を果たすパーツの1つです。

フロント サスペンションアーム ロア フォーク 分解工程後の画像です。

フロントスタビライザー・ブラケット・リンクロッド 分解工程後の画像です。

 

【スタビライザーブッシュの豆知識】

 

スタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュが本来の機能を消失した場合、コーナーリング旋回時において車体を押さえ込む能力が果たせず、適切に車体のロールを押さえ込めなくなります。

 

サスペンションなど高性能パーツに交換しても、この様な個所の動きを確実に押さえ込まなければ高性能サスペンションの能力を引き出す事すら出来ません。

分解されたパーツは個々の専用トレイに整理されセクション毎にキャビネットに保管されます。

整備時にキャビネットから取り出されメンテナンスが施されます。

 

私たちのファクトリーでは、徹底したパーツ管理が行われます。

リヤ サスペンションブッシュ各部のアップ画像です。

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているサスペンションブッシュ。

パーツ単位までの分解工程へと進みます。

パーツ単位までの分解工程後の画像です。

全てのパーツ分解は、専用SSTにより行います。

リヤ サスペンションアーム ブッシュ分解工程後の画像です。

リヤ サスペンションアーム ロア フォーク 分解工程後の画像です。

リヤ スタビライザー・ブラケット・リンクロッド 分解工程後の画像です。

フロント アッパー・ロアアーム 錆除去 工程へと進みます。

フロント アッパーアーム 現状の画像です。

フロント サスペンションアームを浸食している錆。

 

錆は、金属の表面の不安定な金属原子が、環境中の酸素や水分などと腐食をおこし、生成される腐食物です。

錆には、鉄の赤錆・黒錆、銅の緑青、アルミニウムの白錆などがありますね。
 

この状態は、赤錆と呼ばれる錆です。

鉄錆は、水の存在下での鉄の自然酸化によって生じる凝集膜です。

通常の赤錆には下地の保護作用はなく、腐食はいつまでも進行してしまう腐食生物です。

フロント ロアアーム 現状の画像です。

錆は色々な状況下で発生します。

車両は大きく分類すると下記の状況下で腐食しやすくなります。
 

海水等の塩化物イオンにより、鉄の不動態皮膜は孔食と呼ばれる局部腐食作用を受け、これによって錆が激しく侵食進行します。

寒冷地では路面凍結を防ぐために、融雪剤を道路に散布します。俗に言うエンカリですね。

エンカリは主に塩化カルシウムが使われているので腐食作用を受け、これによって錆が激しく侵食進行します。

ペイント等が剥がれ鉄鋼に空気中の水分や、路面の水の存在での鉄の自然酸化によって生じ、これによって錆が激しく侵食進行します。
 

車両は色々な条件下で錆が発生してしまいます。

錆は、腐食生成物です。

錆に侵食されたパーツは、表面から脱落して行くことで構造体として強度低下します。

また、錆が激しく進行し、やがては貫通してしまうパーツもあります。
 

一度発生した錆は、加速度的に侵攻します。

他のパーツへの侵食も始めます。
 

車両のコンディションを整えるには、錆の完璧な除去が必要不可欠です。

 

 

錆除去 工程へと進みます。

Vol ①

フロント アッパーアーム 錆除去 工程後の画像です。

鉄・アルミ・銅 etc...の金属は時間の経過と共に表面が酸化し錆が発生します。

時間が経過すればする程、錆がパーツ内部にまで浸食します。

複雑な部分に発生した錆は、容易に取り除くことはできません。

錆が極僅か残っていてもNG。

極僅か残っている錆がまた拡散していくからです。

フロント ロアアーム 錆除去 工程後の画像です。

錆 除去 工程後は完全に洗浄され、細かな凹凸が付き接着前処理に最適な表面になります。

ナカムラエンジニアリングが設備する専用機器を使用すると、金属表面をわずか数μm 削るのみです。

 

ナカムラエンジニアリングが設備する専用機器で錆を100%除去します。

ここが肝心なメンテナンスとなります。

 

表面に出ない部分だけに、手抜きの行われ易い工程です。

Vol ②

防食塗膜 処理 工程へと進みます。

フロント アッパーアーム 防食塗膜 処理 工程後の画像です。

 

水と酸素では遮断しやすさに違いがあります。

普通は、酸素よりも大気中に含まれる水分の方が遮断しやすいように思えますが、実際には水分が中に入り込みます。

 

上塗りまで含めた合計膜厚で250ミクロンを超えると、錆の発生は極端に少なくなります。

フロント ロアアーム 防食塗膜 処理 工程後の画像です。

私たちが厳選した塗膜遮断性に優れた溶剤は、鉄面の新設はもとより、亜鉛メッキ面・非鉄金属面に密着し、重防食塗膜を造ります。

 

また、環境面で問題のある鉛は含まない溶剤を使用します。

Vol ③

最終塗装 工程へと進みます。

フロント アッパーアーム 最終塗装 工程後の画像です。

フロント ロアアーム 最終塗装 工程後の画像です。

私たちが行う最終塗装は、綺麗に塗装するだけではNGです。

 

熟練した技でその車両本来の塗装の肌艶を復元させます。

塗装工程は一切ごまかしの効かない、とても神経を使う作業です。

パーツ本来の肌艶を復元させる技術もさることながら、新車当時と同じ塗色を作る調色は経験だけでなくセンスが重要になってきます。

 

私たちが行う最終塗装工程はそこまでを追求し行われます。

リヤ アッパー・ロアアーム 錆除去 工程へと進みます。

リヤ アッパーアーム 現状の画像です。

リヤ ロアアーム 現状の画像です。

錆除去 工程へと進みます。

Vol ①

リヤ アッパーアーム 錆除去 工程後の画像です。

リヤ ロアアーム 錆除去 工程後の画像です。

ナカムラエンジニアリングが設備する専用機器で錆を100%除去します。

ここが肝心なメンテナンスとなります。

 

表面に出ない部分だけに、手抜きの行われ易い工程です。

Vol ②

防食塗膜 処理 工程へと進みます。

リヤ アッパーアーム 防食塗膜 処理 工程後の画像です。

リヤ ロアアーム 防食塗膜 処理 工程後の画像です。

防食塗膜 処理

 

水と酸素では遮断しやすさに違いがあります。

普通は、酸素よりも大気中に含まれる水分の方が遮断しやすいように思えますが、実際には水分が中に入り込みます。

 

上塗りまで含めた合計膜厚で250ミクロンを超えると、錆の発生は極端に少なくなります。

Vol ③

最終塗装 工程へと進みます。

リヤ アッパーアーム 最終塗装 工程後の画像です。

リヤ ロアアーム 最終塗装 工程後の画像です。

私たちが行う最終塗装は、綺麗に塗装するだけではNGです。

 

熟練した技でその車両本来の塗装の肌艶を復元させます。

塗装工程は一切ごまかしの効かない、とても神経を使う作業です。

パーツ本来の肌艶を復元させる技術もさることながら、新車当時と同じ塗色を作る調色は経験だけでなくセンスが重要になってきます。

 

私たちが行う最終塗装工程はそこまでを追求し行われます。

フロント サスペンションシステム アームブッシュ・ボールジョイント・タイロッドエンド・スタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュ ニューパーツの画像です。

オーナー様のご希望により、全てフェラーリ純正パーツを使用致します。

 

ナカムラエンジニアリング パーツ輸入 部門  イギリスに拠点を置くパーツセンター Nakamura Engineering.UK.で取り揃えられたフェラーリ純正パーツです。

 

Nakamura Engineering.UK.は全世界にネットワークを持ちフェラーリ社が世界欠品でメーカーから入手出来ないパーツを、ほぼ全て入手できるのが強みです。

 

パーツ輸入 部門の詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/import/

再使用するフロント アッパー・ロアアーム スペーサーのクリーニングアップ工程へと進みます。

 

左が現状のスペーサーの画像です。

右がクリーニングアップ工程後の画像です。

フロント アッパー・ロアアーム スペーサーのクリーニングアップ工程後の画像です。

『オーナー様からよく頂くご質問の1つ』

 

再使用パーツのクリーニングアップはどのように... ???

なぜこんなに綺麗に... ???

 

ナカムラエンジニアリングでは年代を問わず車両を構成している細かな1つ1つのパーツの機能性・素材等の知識を持ち、個々のパーツに一番最適な工法でクリーニングアップを行っています。

 

これは非常に優れた知識と技術、また最新の設備が必要不可欠なものとなります。

 

例にとってみると、こちらの合金製スペーサーのクリーニングアップ。

サンドブラストで綺麗にされているんですよね…??? っていうご質問。

 

答えはNOです。

 

ナカムラエンジニアリングでは、サンドブラスト機器は2機種完備しています。

サンドブラストは、ショット・ブラストの一種で、表面に砂・ガラスビーズ・アルミナなどの研磨材を吹き付ける加工法。

パーツ表面に砂・ガラスビーズ・アルミナなどの研磨材を吹き付け、パーツ表面を削り取り下地を出す。

簡単に言うと、一皮めくるといった感覚です。

 

①1機種のサンドブラスト機器は、メッキ前処理・サスペンションアーム等の塗装前処理・コーティング前処理・さび落とし・各種金属や樹脂等の機械加工 成形時に発生するバリの除去などに使用します。

 

ナカムラエンジニアリングでは、クリーニングアップ・メンテナンスには一切使用しません。

パーツ表面に砂・ガラスビーズ・アルミナetc...の研磨材を吹き付ける為、表面が梨肌になり、本来のクリーニングアップ・メンテナンスとは真逆の効果に陥ります。

 

 

②2機種目のブラスト機器は、最新の10~20ミクロンといった細かい研磨材を使用することで、【精密ブラスト加工】が可能なサンドブラスト機器です。

この最新の機器は、WPC処理も可能です。

WPC処理は、金属の表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンプルへ変化するので摩擦摩耗特性を向上させます。

駆動系パーツの疲労強度が大幅に向上し、シャフトの折れ・ギヤ欠け・ピッチング摩耗などのトラブルを大幅に減少させ、耐久性を飛躍的に向上させます。

特にギヤに関しては、その疲労強度を10倍以上にすることが可能とされています。

 

精密ブラストは、摺動性が飛躍的に向上する為、エンジンパーツ (メタル・コンロッド・カムホルダ・バルブ・エキマニ・ハウジング・アペックスシール・コーナーシール・ドライブシャフト・オイルポンプ(ケース・トロコイドギヤ)・プレート・デフ(リングギヤ・ピニオンギヤ))・ターボチャージャー部品・シリンダーブロック(ライナ)・ ミッション(ギヤ・シャフト)・ ロッカーアーム・リフタ・ スプリング・ロータ・エキセントリックシャフト・ サイドシール・スプリング類・CVジョイント・クラッチ・LSD(フリクションプレート) etc…)の表面処理に使用します。

 

2機種目のブラスト機器は、メンテナンスに使用します。

 

ナカムラエンジニアリングが行うクリーニングアップは、更に特殊な設備・機器を使用します。

最新の設備・機器でパーツ本来の肌艶を回復させます。

フロント ・ リヤ サスペンションアーム ブッシュ組み込み工程へと進みます。

フロント アッパーアーム ブッシュ組み込み工程後の画像です。

全てのブッシュの組み込みは、専用SSTにより行います。

フロント ロアアーム ブッシュ組み込み工程後の画像です。

専用SSTにより緻密な組み込み工程完了です。

 

ナカムラエンジニアリング 品質です。

リヤ サスペンションシステム アームブッシュ・アップライトブッシュ・スタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュ・ショックアブソーバーブッシュ ニューパーツの画像です。

リヤも同様に、フェラーリ純正パーツを使用致します。

 

ナカムラエンジニアリング パーツ輸入 部門  イギリスに拠点を置くパーツセンター Nakamura Engineering.UK.で取り揃えられたフェラーリ純正パーツです。

 

Nakamura Engineering.UK.は全世界にネットワークを持ちフェラーリ社が世界欠品でメーカーから入手出来ないパーツを、ほぼ全て入手できるのが強みです。

 

パーツ輸入 部門の詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/import/

リヤ サスペンションアーム ブッシュ組み込み工程へと進みます。

リヤ アッパーアーム ブッシュ組み込み工程後の画像です。

リヤ ロアアーム ブッシュ組み込み工程後の画像です。

専用SSTにより緻密な組み込み工程完了です。

 

ナカムラエンジニアリング 品質です。

フロントスタビライザー・ブラケット・リンクロッドブッシュの交換工程へと進みます。

フロントスタビライザー・ブラケット・リンクロッドブッシュ 現状の画像です。

左が使用許容範囲を超過したブッシュの画像です。

右がニューパーツの画像です。

 

左右での比較画像です。

左のブッシュは外側が経年劣化でやせ細り、内径は拡張している状態。

 

スタビライザーブッシュが許容範囲を超過するとコーナーリング等、車体ロール時に車両を押え込む機能が消失し適切にロールを押さえ込めません。

ニューパーツの画像です。

Vol ①

防食塗膜 処理 工程へと進みます。

 フロントスタビライザー 防食塗膜 処理 工程後の画像です。

Vol ②

最終塗装 工程へと進みます。

フロントスタビライザー 最終塗装 工程後の画像です。

Vol ③

フロント スタビライザー リンクロッドブッシュ交換工程へと進みます。

リンクロッドブッシュ ニューパーツ及び、再使用パーツ リンクロッド クリーニングアップ工程後の画像です。

スタビライザーブッシュ ニューパーツ及び、再使用パーツ ブッシュブラケット クリーニングアップ工程後の画像です。

ブッシュブラケット・リンクロッド クリーニングアップ実施後の画像です。

フェラーリ 328 製造当時の輝きを最新の機器で蘇らせます。

 

『ブラケット・ロッドのクリーニングアップ工法』

近年ブラケットetc...パーツは一般的なメッキ クロメート処理、いわゆるユニクロ処理が施されています。

 

フェラーリ 328が製造された時代は六価クロム処理。

六価クロム・三価クロム・三価クロムメッキ・三価クロメート・メッキ クロメートはまったく異なるメッキ方法です。

クリーニングアップ工法も全く異なります。

クラッシック フェラーリのメンテナンスに携わらせて頂くには、必要最小限の基礎知識の1つです。

 

ナカムラエンジニアリングでは、最新の設備・機器で六価クロム処理パーツ本来の肌艶を蘇らせます。

リヤスタビライザー・ブラケット・リンクロッドブッシュの交換工程へと進みます。

リヤスタビライザー・ブラケット・リンクロッドブッシュ 現状の画像です。

Vol ①

防食塗膜 処理 工程へと進みます。

リヤスタビライザー 防食塗膜 処理 工程後の画像です。

Vol ②

最終塗装 工程へと進みます。

リヤスタビライザー 最終塗装 工程後の画像です。

Vol ③

リヤ スタビライザー リンクロッドブッシュ交換工程へと進みます。

リンクロッドブッシュ ニューパーツ及び、再使用パーツ リンクロッド クリーニングアップ工程後の画像です。

 

ナカムラエンジニアリングでは、最新の設備・機器でパーツ本来の肌艶を蘇らせます。

フロント / リヤサスペンションアーム ロア フォーク クリーニングアップ工程へと進みます。

フロント / リヤ ロア フォーク 現状の画像です。

Vol ①

フロント / リヤ ロア フォーク クリーニングアップ工程へと進みます。

フロント ロア フォーク クリーニングアップ工程後の画像です。

リヤ ロア フォーク クリーニングアップ工程後の画像です。

フェラーリ 328 製造当時施された六価クロム処理。

最新の機器で本来の肌艶の輝きを蘇らせます。

フロント / リヤ ショックアブソーバー・コイルスプリング・ダストブーツ・ロアシート・アッパースペーサー・ロアスペーサー・ショックブッシュ ニューパーツの画像です。

フロント サスペンション ニューパーツの画像です。

リヤ サスペンション ニューパーツの画像です。

オーナー様のご希望により、全てフェラーリ純正パーツを使用致します。

 

ナカムラエンジニアリング パーツ輸入 部門  イギリスに拠点を置くパーツセンター Nakamura Engineering.UK.で取り揃えられたフェラーリ純正パーツです。

 

Nakamura Engineering.UK.は全世界にネットワークを持ちフェラーリ社が世界欠品でメーカーから入手出来ないパーツを、ほぼ全て入手できるのが強みです。

 

パーツ輸入 部門の詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/import/

フロント / リヤ ショックアブソーバー組み込み工程へと進みます。

フロント / リヤ ショックアブソーバー組み込み工程後の画像です。

フロント サスペンション 組み込み工程後の画像です。

リヤ サスペンション 組み込み工程後の画像です。

再使用パーツ フロント / リヤ アップライト・ブレーキディスクローターのクリーニングアップ・メンテナンス工程へと進みます。

フロント / リヤ アップライト・ブレーキディスクローター現状の画像です。

Vol ①

 フロント / リヤ アップライト クリーニングアップ・メンテナンス工程へと進みます。

フロント アップライト クリーニングアップ・メンテナンス工程後の画像です。

リヤ アップライト クリーニングアップ・メンテナンス工程後の画像です。

最新の設備・機器でパーツ本来の肌艶を蘇らせます。

Vol ②

フロント / リヤ ブレーキディスクローターのクリーニングアップ・メンテナンス工程へと進みます。

フロント ブレーキディスクローター クリーニングアップ・メンテナンス工程後の画像です。

リヤ ブレーキディスクローター クリーニングアップ・メンテナンス工程後の画像です。

お客様から全幅の信頼を得てメンテナンスを請け負わさせて頂くナカムラエンジニアリング。

このような細かな見えない箇所に、企業の責任があると私たちは考えます。

 

上記、再使用パーツのクリーニングアップ・メンテナンス工程は、全て無償で実施させて頂いております。

フロント / リヤ サスペンションシステム組み込みに伴う、シャシのクリーニングアップ工程へと進みます。

Vol ①

フロント / リヤ シャシ クリーニングアップ工程へと進みます。

フロント シャシ クリーニングアップ工程後の画像です。

リヤ シャシ クリーニングアップ工程後の画像です。

埃一つない状態まで仕上げます。

 

サスペンションシステム組み込み工程は、埃一つない状態でなければ緻密な組み込みは行えないと私たちは考えます。

 

私たちが行う整備・メンテナンスはここから始まります。

組み込み工程前のフロント サスペンションシステムの画像です。

緻密な組み込み工程へと進みます。

埃一つないクリーンなフロント シャシ。

フロント サスペンションシステムから組み込み工程を進めます。

Vol ①

フロント サスペンションシステム 組み込み工程へと進みます。

組み込み工程は、徹底した精度を追求し行われます。

 

最善を尽くすメンテナンスをご提供します。

Vol ②

フロント サスペンションシステム 仮組み込み工程へと進みます。

フロント サスペンションシステム 仮組み込み工程後の画像です。

私たちは、全ての過程において徹底した運動性能と美しさにこだわります。

お客様が見えない部分に至っても、このこだわりに変わりはありません。

 

私たちナカムラエンジニアリングの解析データを緻密に融合させたフルオーダーメイドのセットアップを行います。

組み込み工程前のリヤ サスペンションシステムの画像です。

緻密な組み込み工程へと進みます。

埃一つないクリーンなリヤ シャシ。

リヤ サスペンションシステム 組み込み工程へと進みます。

Vol ①

リヤ サスペンションシステム 組み込み工程へと進みます。

組み込み工程は、徹底した精度を追求し行われます。

お客様が見えない部分に至っても、このこだわりに変わりはありません。

 

ナカムラエンジニアリングのメンテナンスに対する基本コンセプトです。

Vol ②

リヤ サスペンションシステム 仮組み込み工程へと進みます。

リヤ サスペンションシステム 仮組み込み工程後の画像です。

私たちは、全ての過程において徹底した運動性能と美しさにこだわります。

お客様が見えない部分に至っても、このこだわりに変わりはありません。

 

私たちナカムラエンジニアリングの解析データを緻密に融合させたフルオーダーメイドのセットアップを行います。

フロント / リヤ サスペンションシステムを1セクションと考えたメンテナンス工程終了です。

仕上がったフロント サスペンションシステムの画像です。

仕上がったリヤ サスペンションシステムの画像です。

フェラーリ 328 フロント / リヤ サスペンションシステムを1セクションと考えたメンテナンス工程終了です。

サスペンションシステムのフルレストアに感じられる場合がよくあります。

フルレストアではなく、私たちナカムラエンジニアリングが行うごく通常のメンテナンス工程です。

 

日本に於けるレストアの定義は、非常に曖昧です。

 

ナカムラエンジニアリングに於けるレストア部門でのConcept。

詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/restore/

油脂類の交換工程へと進みます。

車両のオイルは、大きく分けて2種類に分別できます。

 

① エンジン・ミッション・デフetc...の潤滑を目的としたオイル。

② ブレーキ・クラッチ・F1マチック・パワーステアリングetc...の油圧システムオイル。

 
オイル交換の目安は、『性能が劣化したら…』と、言葉では簡単に言えますが、オーナーはオイル性能が劣化したという自覚症状を感じる事が難しいですね。

オイル性能の劣化はゆっくりと進行するので分かりにくいものです。

 
オイル性能は、保管しているだけでも時間の経過とともに劣化が進行します。

空気と触れる事で酸化してしまうのが主な理由。

高温になるとより酸化しやすくなります。

 
劣化したオイルを使用し続けると、エンジン・ミッションetc...に深刻なダメージを与えます。

 

日本を代表するスーパーGT。

予選と決勝レースの間にオイル交換を行う程、オイル管理には気を遣っています。

ブレーキオイル 交換工程から進めます。

ブレーキオイル現状の画像。

ブレーキオイルが長期に渡り交換されていない模様です。

使用期限を著しく超過したブレーキオイル。

 

リザーバータンク内部は、大気中の水分を吸い加水した浮遊物がヘドロ状になり蓄積している状態です。

許容期限を著しく超過したブレーキオイルは、ブレーキシステム構成パーツに悪影響を与えるばかりか、ブレーキキャリパーの作動不良またオイル漏れを誘発させます。

 

リザーバータンク内部のクリーニングアップ工程へと進みます。

Vol ①

リザーバータンク内部 クリーニングアップ工程後の画像です。

内部に付着していた汚れも全て除去。

 

私たちは、徹底した機能性と美しさにこだわります。

お客様が見えない部分に至っても、このこだわりに変わりはありません。

ここが肝心なメンテナンスとなります。

 

表面に出ない部分だけに、手抜きの行われ易い工程です。

Vol ②

クリーンな状態からブレーキオイル 交換工程へと進みます。

専用機器を使用しブレーキシステム全体のオイルを新油に交換します。

 

ナカムラエンジニアリングでは、主成分・添加成分内容・使用許容温度etc...を、使用する車両に応じて変更します。

 

 

【ブレーキオイルの豆知識】

 

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間で判断します。

 

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共に水分量が多くなり、沸点が下がります。

沸点が低下したオイルは、ハードブレーキを繰り返し行うとオイルが沸騰し気泡が発生。

至ってはブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

 

ハードブレーキはしないよ...と思われるオーナー方も多いでしょうが、使用期間を超過したブレーキオイルは、多種多様な不具合をブレーキシステムに誘発させます。

 

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、ブレーキディスクキャリパー構成パーツに錆が発生。

内部に虫食いの様な凹凸を発生させ、至っては非常に高額なキャリパーAssyでの交換を余儀なくされます。

 

コレクションとして保管している車両でも1年毎の交換が必要です。

ブレーキシステム全体のオイル交換工程後の画像です。

 

新油はこのように透明なブレーキオイルです。

ブレーキオイル交換工程後の画像です。

エンジンオイル・オイルフィルターの交換工程へと進みます。

オイルパン接合面にホワイトのシール剤がタップリと塗布されている状態。

プロフェッショナルが行ったとは思えない状態です。

 

この状態では、内側にはみ出したシール剤がエンジンオイルライン全てに混入しています。

シール剤がエンジンの潤滑を司る個々の構成パーツに混入すると、オイルラインを詰まらせます。

 

至ってはエンジン潤滑機能が途絶えエンジンに多大なダメージを与えます。

『潤滑系オイルの使用期限・主成分・添加成分・粘度』

 

使用期限は、オイルが精製される時点での主成分により異なります。

主成分・添加成分・粘度に応じて、使用期間・使用許容限度が設定されています。

 
使用期限・許容温度を1度でも超過したオイルは、エンジンメカニカルにダメージを与えます。

車両により使用するオイルの選択が重要です。

 

ナカムラエンジニアリングでは、主成分・添加成分内容・粘度etc...を、使用する車両に応じて変更します。

 

フェラーリのメンテナンスに携わらせて頂くには、必要最小限の基礎知識の1つです。

ドレンボルトをスッキリ クリーニングアップ。

一度締め付けたガスケットの再使用は致しません。
 

クリーンな状態から規定トルクでロックします。

オイルフィルター交換工程へと進みます。

専用SSTを使用し分離・組付けを行います。

オイルフィルター分離後の画像です。

 

フランジ内部のクリーニングアップ工程へと進みます。

Vol ①

フランジ内部 クリーニングアップ工程後の画像です。

クリーンな状態からオイルフィルター組み付け工程へと進みます。

【オイルフィルターの豆知識】

 
エンジン内部を清浄に保つ為にオイル中の汚れやゴミを取り込む機能パーツ。それがオイルフィルターです。

オイルがフィルターを通過する事により、オイル内に取り込まれていた金属粉・スラッジ・埃・燃焼カスetc...を濾し取ります。

 

特に金属粉は、放置すると研磨剤と同様の効果をエンジン内に及ぼし、エンジン損傷の原因になる為その除去は重要です。

 

オイルフィルターの濾過能力は上げ過ぎると油圧上昇や目詰まりなどの不具合を引き起こす可能性がある為、その性能はある一定のところで抑えられています。

その為オイルフィルターで全ての金属粉やスラッジetc...が除去できる訳ではありません。

 

また、オイルフィルターの機能が低下し目詰まりを起こした場合を想定しバイパス機構を備えています。

フィルターが目詰まりし、エンジン各セクションにオイルが供給できなくなり、エンジンが焼き付く主原因となるからです。

但しこの機構はあくまで非常用であり、エンジンオイル交換に伴い、2回に1度のフィルター交換が必要です。

 

高回転を多用している車両などは毎回の交換が好ましいでしょう。

 

1つ1つのパーツには、全てに裏付ける意味があるんです。

エンジン冷却水 交換工程へと進みます。

【エンジン冷却水の豆知識】

 

エンジン冷却水は、エンジンオイルと同様、重要な役割を果たす油脂です。

主成分はエチレングリコールという化合物と水で構成されています。

高温なエンジンを常に冷却する役割を果たしています。

 

また、ラジエーター・エンジンブロックetc...の金属構成パーツに錆の誘発を防ぐ役目や、消泡性能etc...も兼ね備えています。

 

エンジン稼動時には、常に高温にさらされる為、エンジン冷却水も劣化します。

エンジン冷却水には、様々な化合物が含まれています。
 

他のオイル同様、使用期限に達するまでに交換が好ましい油脂の1つです。

 

1年に1回、酷使されたエンジン冷却水を交換することにより、本来の性能を発揮させエンジンを守ります。

油脂類 交換工程終了後の画像です。

機能性と美しさの追及。

美術品であるフェラーリのメンテナンスに携わらせて頂くには、必要最小限の基本工程の1つ。

 

ナカムラエンジニアリング 品質です。

車検チェックに伴い取外したホイールのメンテナンス・クリーニングアップ工程へと進みます。

ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップを行っていきます。

Vol ①

車検チェックに伴い取外したホイールのメンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

車検チェックに伴い分解したパーツ1つ1つを独自のクオリティーで仕上げます。

プロのレースチームでもホイールの磨きは重要な仕事の1つです。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェックします。

 
ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつなんです。

お客様から全幅の信頼を得てメンテナンスを請け負わさせて頂くナカムラエンジニアリング。

 

ナカムラエンジニアリングのメンテナンスに対する基本コンセプトです。

フェラーリ 328 車検整備に伴い、メンテナンス・クリーニングアップ済みパーツを車両へと組み込み工程後の画像です。

フルアライメント 測定・セットアップ工程へと進みます。

サスペンションシステムの変更・整備・メンテナンス・etc…を変更した場合、フルアライメントの測定・セットアップは必要不可欠な工程です。
 

また、変更点が無くてもアライメントは変化します。

定期的な測定・セットアップが好ましいメンテナンスです。

フルアライメント セットアップ工程は、サスペンションシステム・タイヤ キャラクター・etc…を、いかに発揮させていくかが最重要ポイント。

 

ですので、基本アライメントは存在するものの、正解は1つではありません。
 

車両の仕様はもちろんの事、使用用途・ドライビングテクニック・etc…により最良のアライメントにセットアップを行う事が大切です。

1台1台オーダーメイドのアライメントにセットアップします。
 

タイヤの銘柄・純正 サスペンション・チューニング サスペンション・プリロード・バンプ・リバンプ・ストロークスピード・減衰力・etc…の違いによるセットアップを施します。

 

私たちナカムラエンジニアリングの解析データを緻密に融合させたフルオーダーメイドのセットアップを行います。

 

その結果、一人一人のオーナー様の要求に答える車両に仕上げ、積極的にアクセルを踏み込める・リスクを回避できる・結果ドライビングに集中でき、存分に車両 本来のパフォーマンスを五感で感じ取って頂ける。

 

この法則が大切なんです。

最終 チェック工程へと進みます。

エンジンアナライザー・テスト走行によるプロフィールチェックで最終チェックを実施します。

チェック後、再度検証致します。
 

このプロセスが重要なんです。

最終チェック・クリーニングアップ工程終了後の画像です。

私たちナカムラエンジニアリングへ問われるのはリペア技能だけではないと思います。

メンテナンスに対する品質へのこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。

クリーニングアップ・精度回復工程など、ナカムラエンジニアリングが行う車検整備に伴う基本メンテナンスですので無償で行わせて頂きます。

 

機能性と見た目が大切なフェラーリやランボルギーニには、それ相応の対応が必要と私たちは考えます。

私たちは、全ての過程において本来のポテンシャルを発揮させるメンテナンスを行い、また仕上がりの美しさにもこだわります。

 

ナカムラエンジニアリング基本Conceptです。

エクステリア・インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

ナカムラエンジニアリングが行う車検整備のService Policy。

詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/dept-price/

ナカムラエンジニアリング 車検整備工程終了のフェラーリ 328 GTB。

 

実施した全てのチェック・トラブルシューティング・整備・メンテナンス工程の分解写真。

また新旧のパーツ画像。

全て担当メカニックが撮影しています。

詳細な写真 779枚をDVD-R 2枚に保存しております。

 

また、今回のメンテナンス内容・今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成させて頂いております。

 

いつも、ナカムラエンジニアリングへとメンテナンスを御依頼頂き、誠に有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

ナカムラエンジニアリングは、大人のロマンを形にするメンテナンス ファクトリーです。

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