今日の工場ではフェラーリ348 車検整備前のチェックが進んでいます。
こちらの348 新車時からのワンオーナー車両です。
お客様からのご依頼事項は
①タイミングベルトの交換 (フェラーリ専門店に依頼してみてもらっていたがタイミングベルトが切れ大変なことになった経緯があるのでしっかり見て欲しい)
②バッテリーの交換
とのご依頼です。
フェラーリ純正車両診断機を接続し348の各項目をチェックします。
しかしフェラーリ純正と言えども車両詳細すべてが見て取れるわけではないんです。
この赤のランプは異常を表していますが、どの部品が故障をしているとまでは表記されません。
すべての故障診断は、このような複合したデーターや波形を融合させ故障個所を特定していく。
フェラーリ この力がなければ正確な故障診断はできないんです。
ここからは車両診断機ではまったく異常信号が表示されない部分になります。
タイミングベルト奥からのオイルの漏れ
そのオイルがオルタネーターに漏れ落ちています。
漏れたオイルでオルタネーターの絶縁コーティングを溶かしショートさせてしまう。
クーラーコンプレッサーにも同じように漏れ落ちています。
こんな場合はコンプレッサーのマグネットクラッチの配線も同じことになり故障します。
ガソリンタンクは黄色い接着剤で漏れ止めがなされ
ミッションは白色
クラッチは黒色の漏れ止め剤
オーナーが求める修理はこうではないと思います。
⇧ 別のフェラーリですが、私たちが以前修理したオイル漏れ箇所です。
このクオリティーでご提案させていただきます。
【348車検作業 参考価格 65,000円 車検整備チェック・お勧めの整備メニューの作成 を含みます】