日本で唯一のフェラーリ専門誌 スクーデリア、、
フェラーリテスタロッサ “ モノスペッキオ ” 再生記 #8 に連載が進んでいます。
今回のテーマは、、足回りのパーツ準備完了です。
今日は紙面より先に そのサスペンションのレストレーションに焦点をあててみたいと思います。
テスタロッサ、、6本のサスペンションで その機能を果たしています。
車体からとりはずしたサスペンション、、
レストレーションで仕上げてゆく過程をご紹介しますね。
サスペンションを分解し、、レストレーション スタートです !
再使用するコイルスプリング、古い塗膜をすべてとり除きます。
塗膜をとり除いた無垢のスプリング その全体には錆が、、
錆を隅々まで除去し
下地を作ります。この過程では完全な錆の除去が求められます。
つづいて、もう錆びないよう プライマーサフェーサーで包み込みます。
錆の発生を防ぐとともに トップコートの足付けや その発色にも関わる大切な工程なんです。
下地をしっかり作り、トップコートで仕上げたコイルスプリングです。
その色艶も 私たちが大切にしている ひとつなんです。
真新しいコニー製ダンパー、、 テスタロッサに良く似合うよう 旧タイプのロゴに変更しました。
再使用する細かな部品を "よしっ" と思えるまで仕上げ組み上げていきます。
仕上がった サスペンションです。
七色に輝くワッシャやナット ひとつ 再メッキ処理を。
フェラーリテスタロッサ、、サスペンションのレストレーション 仕上がりです。
エンツォがみた その時、その瞬間の性能と美しさに仕上げたい。
そんな思いの作業が進みます。