株式会社ナカムラエンジニアリング

ランボルギーニ カウンタック アニバーサリー エンジンが掛からない修理・キルスイッチ取付・カーボンブラケット製作

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

ランボルギーニ カウンタック アニバーサリー

ウエッブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

今回、 Lamborghini カウンタック アニバーサリー メンテナンス御依頼有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたLamborghini カウンタック アニバーサリー を積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

ランボルギーニ カウンタック

Lamborghini カウンタック アニバーサリー トラブルシューティング開始準備の為、リフトセクションへと移動させて頂きました。

ランボルギーニ カウンタック

ボデープロテクターを装着。

トラブルシューティング開始です。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

エレクトロニクス関連のトラブルなのか、メカニカル機構でのトラブルかを確実に見極めます。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

不良発生ポイントをピンポイントで絞り込みます。

ランボルギーニ カウンタック

何故不具合が発生したのか?

トラブル関連個所に根本的な主原因が潜んでいないか?

総合的なチェック&トラブルシューティングを行ないます。

ランボルギーニ カウンタック

エレクトロニクス&メカニカル 全てのチェックが終了したLamborghini カウンタック アニバーサリー。

担当エンジニアが、確実にピンポイントで不具合発生ポイントを把握し切らせて頂きました。

担当エンジニアと内容をまとめ、現状のマシンに発生している不具合発生ポイントを、ご説明させて頂くご連絡をさせて頂きます。

ランボルギーニ カウンタック

先程は、お忙しい中お電話にて対応頂き有り難う御座いました。

ピンポイントで確実にメンテナンスする方法で、お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

また、追加ご依頼頂きました車検整備有難う御座います。

引き続き車検整備のチェックに入らせて頂きます。

ランボルギーニ カウンタック

カウンタック各モデルの中でもっとも生産台数の多い657台。

このアニバーサリーがカウンタックの最終モデルですね。

最後にサンタアガタからラインオフしたカウンタックは、デザイナーのガンディーニにプレゼントされる予定でしたが、ガンディーニは「過去の(自分の)作品には興味がない」と言いランボルギーニ社からのプレゼントを辞退した事は有名な話ですね。

カッコ良過ぎ!!

プレゼントされる予定だったシルバーのアニバーサリー シャシーナンバーZA9C005AOKLA12085は現在もランボルギーニ・ミュージアムに展示されています。

ランボルギーニ カウンタック

シリンダーブロックとシリンダーヘッドの間にスリーブを入れ、ストロークを伸ばしエンジン排気量アップをしているタイプ。

吸気システムは、ダウンドラフトのキャブレター。

1961y のFerrari 250TRスパイダー コロンボ Type125にはウエーバー製 ダウンドラフト2バレルキャブレターを装備していたのも有名ですね。

12気筒別々に1バレルずつ。

個別のセットアップが必要で高度なノウハウが必要です。

構造や基本原理を熟知したエンジニアが各項目を全て個別にチェックします。

また、エレクトロニクス関連も全てチェックされます。

ランボルギーニ カウンタック

続いて、各部のメカニカルチェック。

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

Lamborghini カウンタック モデル毎に傾向的不具合発生ポイントが存在します。

また、マシンの使用状況や、保管状態により、個々のマシンの状態が全く違いますので同時に的確なチェックが行なわれます。

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの1部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返しマシンより受ける衝撃や、恒に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

必ずしも指定交換に入っていないパーツでも使用用途や保管状態などでパーツの寿命が、長くもなりまた、短くもなります。

ランボルギーニ カウンタック

フロント&リヤー サスペンションシステム。

スフェリカル ジョイントで完全なリジット状態のカウンタック アニバーサリー。

スフェリカル ジョイント&ボールジョイントまた、各アーム類も全てのチェックを行ないます。

ランボルギーニ カウンタック

エンジンドレンボルトの現状。

オイル漏れが発生していたのでしょう。

エキタイシールで固められてしまっている状態。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

オリジナルでは無い、後付けの遮熱プレート。

ブラケットが完全に折損してしまっている現状。

ランボルギーニ カウンタック

全てのチェックが終了したLamborghini カウンタック アニバーサリー。

担当エンジニアが、確実に現状のマシンの状態を把握し切らせて頂きました。

担当エンジニアと内容をまとめ、現状のマシンの状態を分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きます。

ランボルギーニ カウンタック

今回のメンテナンス個所&今後のメンテナンス個所。

現状のマシンの状態を全て記載した報告書を送付させて頂き、その中で1セクション1セクション確実にメンテナンスする方法で決定しました今回のメンテナンスメニュー。

早速、実作業に入らせて頂きます。

ランボルギーニ カウンタック

Lamborghini カウンタック アニバーサリー リフトセクションへと移動。

ランボルギーニ カウンタック

ボデープロテクターを装着。

ランボルギーニ カウンタック

まず、オーナーご依頼ポイントより、リペア&メンテナンス開始です。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

不具合ポイントのリペア&メンテナンス。

アップグレードパーツへと換装する為、必要な部位を今回カーボンでワンオフ製作します。

担当エンジニアが、1から型を起こし製作途中のウエットカーボンパーツ。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

細部にまでこだわり、製作終了のウエットカーボンパーツ。

ランボルギーニ カウンタック

ボデーや、フレームを加工する事無く、既存のボルトホールを利用し装着出来るように設計 製作。

現状仮付けのウエットカーボンパーツ。

カーボンの縁にラバープロテクターを製作します。

ランボルギーニ カウンタック

フロントラッゲージ内部 こちらの既存ステーに装着します。

ランボルギーニ カウンタック

カーボンの縁にラバープロテクターを製作。

スイッチも組み込み製作完了です。

ワンオフで設計&製作したパーツ。

操作性や機能性また、クオリティーもアップする事を思考する中で弊社のオリジナルパーツは誕生します。

後日オリジナルパーツにキットとしてアップします。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

300k近くで走るロードゴーイングマシン。

定期的な足回り&マシン全体のトルク管理が必要です。

各部の調整と同時に、締め付けトルクのチェックまた各部の動きが機敏になるメンテナンスも行ないます。

また、同時に分解時にしか出来ないフェンダー内部の隅々まで、クリーンニグアップも実施。

中々オーナーが目にする事の無い部分。

また、雨天使用しなくてもダストや、砂などが付着してしまう部分。

現状のフロントフェンダー内部の画像です。

ランボルギーニ カウンタック

同じくリヤーフェンダー内部です。

ホイールとの接触面にもかなりの錆が…….

乞うご期待!!

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

フロント 足回りのメンテナンスまた、クリーニングアップ後のサスペンションシステム。

ダストや、砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がより機敏になると共にクリーンな状態を取り戻しました。

独自のクオリティーでメンテナンス&クリーニングアップを随所に施します。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

同じく、リヤーサスペンションシステム。

クリーニングアップも隅々まで丁寧に仕上げました。

6ヶ月毎のチェックで、1セクションずつ的確なメンテナンスを進める事により、常にベストな状態を保つ事が可能です。

結果的に、色々な部位を1度にリペアする事が無くなります。

マシンを常に恒常性を持たせ、美観もたもてるんですよね。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

続いて、ホイールの現状の画像です。

ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップ開始です。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ホイール クリーニングアップ終了後の画像です。

4輪全てホイール内側&表側共に、本来の発色を取り戻しました。

各部メンテナンスと同時に施工する、クリーニングアップ。

各部の仕上げは、レザーの素材、ペイントの素材、各部の構成パーツなどなど….. 素材を熟知したエンジニアにより、部位部位に1番適した、本来の素材を蘇らす意味での仕上げが行われます。

ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは、一切行われません。

各部のクリーニングアップは全て作業の一貫と考え行います。

ランボルギーニ カウンタック

最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

全ての作業終了のLamborghini カウンタック アニバーサリー。

こちらのMaintenance Reportには作業内容の1部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全ての、リペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影致しております。

詳細な写真(CD-Rに落として有ります)及び、今回のメンテナンス内容、また今後のメンテナンスメニュー書類も分かり易く作成していますのでマシンと一緒にお持ちさせて頂きます。

今回、メンテナンス御依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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