ウエッブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
今回、Ferrari F355スパイダー メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。
弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたFerrari F355スパイダーを積んでファクトリーに戻って参りました。
只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。
ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。
Ferrari F355 スパイダー チェック開始準備の為、リフトセクションへと...
車検&オーナーご依頼ポイント チェック開始です。
まず、第1段階。
Ferrari純正車両診断テスター SD2を、Ferrari F355 車輌コントロールユニットに接続。
ECUと交信開始です。
ErrorコードのみのチェックではなくFerrari純正車両診断テスター SD2で、車輌全体のエレクトロニクス関連の状態や、調整の状態を詳細に把握します。
各部の作動状況や出力波形に至るまで、コンピューター上で、できうる全てのエレクトロニクス関連のチェックを行い現状のマシンの状態を把握します。
ボデープロテクターの装着。
エンジンマネージメントシステムは、PA / PR / XR 異なるスペックで制御されています。
PA / PRはM2.7 XRではM5.2に進化しています。
Ferrari純正 車両診断テスターSD2で取得した各部のデーター。
現状のF355 車輌全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。
また、メカニカルの作動また、セット状況。
各部のデーターを取得。
最新のデーターとも比較します。
車輌のエレクトロニクス関連の状態を全て把握しました。
SD2で取得したデーターは、あくまでもデーターとし受け止めます。
データー全てを鵜呑みにせず、基本作動が適正値内で確実に作動しているかを専用機器を使用し単体点検を実施。
更に奥深くまで、独自のチェックを進めます。
エレクトロニクス関連ポイント。
大きく分別すると下記の3項目が代表的な項目です。
1 入力: 電子的・機械的なセンサ(または変換器)で、温度、圧力、電磁場等の物理量をシステムの外部から取得して、電流信号や電圧信号に変換するあらゆるチェック。
2 信号処理回路: 組み合わされた電子素子により信号を操作し、解釈したり、変換したりする個所のチェック。
3 出力: アクチュエータや他の素子(変換器も含む)により、電流・電圧信号をマシン システムにとって有用な形態に再変換されているかなどのチェック。
この3項目から更に分別し、独自の項目別にチェックします。
F355の パワーユニットは、90度 V8 DOHC 5バルブ。
348tb/tsのF119G型 TB/GTS用のF119H型をベースに開発されたF129B型。
F119Hからストローク量を2mm延長して排気量を3.5リッターへとアップしたF129B型パワーユニット。
他にもさまざまな進化を遂げているF129B型パワーユニット。
代表的なのは5バルブ化。
IN側に3本 OUT側に2本のバルブを配し、ピストンはマーレー社のショートスカートの鍛造アルミニウム コンロッドはチタン製。
また、R/H L/Hバンクが独立するタイミングベルトでカムシャフトを駆動させます。
更なる高回転型パワーユニットへと進むフェラーリのプロジェクトが垣間見れます。
ブロックとヘッドは鍛造アルミニウム製パーツで構成されている心臓部のメカニカルチェックも実施。
最高出力は、380PS / 8,200rpm、最大トルク36.7kg·m/5,800rpmを搾り出します。
高回転型で、フェラーリ最高の官能的なエキゾーストノートを奏でるF129B。
F129B型エンジンのメカニカルまた、モトロニックM2.7 / 5.2 の基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。
近年の車輌は、エアロダイナミクスが非常に進んでいます。
たとえば、車輌下部アンダーカウル。
ベンチュリートンネルにダウンフォースの多くを獲得するグランドエフェクト・カーとして設計されエアロダイナミクスをさらに追求。
ベルヌーイの定理により、ベンチュリーの流速が速くなり空気圧が大きく下がり、下向きの揚力が発生させるダウンフォースを作り出します。
車輌下部全面にアンダーカウルが装備されているのでオイル漏れ等発生しても中々オーナーには判りづらい反面もあります。
フェラーリのストラダーレモデルとして初めてグランドエフェクトデザインを導入されたのはF355から。
348ではあえてボディ下面にエアが流入しないようデザインされていました。
逆にF355ではボディ下部へ流れ込むエアを活用しヴェンチュリー効果でダウンフォースを得られるアンダーカウルを採用しています。
横置きギアボックスという構造を引き継いでいるため、ギアボックス周辺はカウルされていませんが効果的には非常に大きい効果を得る構造となっています。
エアを高速でスムーズに取り込むために、ノーズのデザインは中央部が湾曲しここからボディ下部へ入ったエアは、フロントアクスル部分で収束。
さらに速度を高めた後、アンダーカウルの中心部で拡散するシステム。
リアアクスルに向けてニ分割し、再びひとつに収束して高速でリアから排出される過程で強力なダウンフォースが生まれ、目立った空力パーツがなくてもF355は高いグランドエフェクトを発揮します。
ただノーズやマシンの動きでボディ下面に導き込まれるエアが乱れ、逆にダウンフォース抜けしてしまう部分は現在のストラダーレも同様に起こりえます。
シャシーは基本的には348同様、一部に鋼管スペースフレームを残しつつもよりスタンダードなモノコックフレームを採用したモデル。
センターモノコックのリアにはエンジンなどのユニットがマウントされているシャシー。
足回りは前後ともダブルウィッシュボーン。
サスペンションシステムは電子制御タイプの可変ダンパーを装着し2種類のプログラムが選択可能なシステム。
ブレーキシステムはF/R共にベンチレーテッドディスク。
ステアリングシステムは、パワーアシストシステムが採用されたラック&ピニオン。
続いて、メカニカル関連のチェック。
年数的、指定交換パーツ。
走行距離的、指定交換パーツ。
F355 モデル毎の傾向的不具合発生ポイントも存在します。
また、メンテナンス状況や、車輌の使用状況 保管状態により、個々のマシンの状態が全く違いますので的確なチェックを行います。
指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。
代表的な素材の指定交換パーツの1部。
1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こってしまいます。
2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返しマシンより受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。
3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。
指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけないと言うわけでは有りません。
的確なチェックで判断します。
車輌はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。
メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…..書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車輌として構築されています。
車輌毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツが有ります。
ただ、これまで車輌がどの様な方法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?
オーナーがどの様に使用してきたか?
どの様な保管をされてきたか?
色々な状況でメンテナンス個所が違ってきます。
指定交換に入っていないパーツでも使用状況によって寿命が長くもなりまた、短くもなります。
車輌内部の隠れた部分まで、的確なチェックを行ないます。
定期的な確実なチェックでベストな車輌の維持が可能になります。
モデル毎の傾向的不具合ポイントも含め独自のチェックを進めます。
Ferrari純正車両診断テスターSD2のERRORコードに不具合ポイントが入力されない部分も多々存在します。
各項目 Ferrari Lamborghiniに精通したエンジニアが独自のチェックを個別に行ないます。
各項目 全て個別にチェックしていきます。
ラジエターからエンジン冷却水漏れが発生しています。
白くなっている箇所は、ラジエターから漏れ出したエンジン冷却水がラジエターの熱で乾いた状態。
エンジン始動するとじわりとエンジン冷却水が滲んでくる現状。
この状態でのリペアをお勧めします。
漏れが進行してくると走行中やアイドリング中に突発的なオーバーヒートを引き起こしパワーユニットに2次的ダメージを与えてしまいます。
また、エンジン冷却水の主成分はエチレングリコールという化合物と水で構成されています。
漏れたエンジン冷却水はペイントを侵食する作用を持ち合わせています。
早期の確実なリペアで致命的な2次的なダメージを防ぐ事が可能です。
オイルの漏れ。
アンダーカウルが装着されている為、中々オーナーは気づかないポイント。
主原因は1箇所ですが漏れ出したオイルが周りの問題の無いパーツにまで付着。
早期の対応が必要です。
漏れ出したオイルが他のパーツなどに付着し全く問題の無いパーツまで攻撃し始めます。
分かりやすく言うと、輪ゴムにオイルを付けると、数日でゴムの弾力性が無くなり伸ばすと直に切れてしまいます。
これと同じ事が車輌に生じます。
また、個所によっては車輌火災につながるオイル漏れ。
オイル漏れ発生個所の中には、色々な素材のパーツが有ります。
代表的なガスケットや、ラバー素材パーツ。
ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こります。
また特にエンジン関連パーツは、熱による弾性不良また、回転部分の磨耗(エンジンを長期間始動しないマシンは、形成変化を起こします。)などもオイル漏れを発生させてしまいます。
また、構成金属パーツ類では、金属を構成する個々の原子そのものが膨張して、格子間隔が大きくなりその為、弾性変形を生じパーツ接合面に歪が発生しオイル漏れを発生させている場合も多々見受けられます。
クラッチシステムからのクラッチオイル漏れ。
アップ画像です。
ダクトプレートや、ボルトの周りに付着している水滴のように見えるのがクラッチオイル。
F355は油圧でクラッチシステムを作動させるタイプ。
クラッチシステムからのオイル漏れは、突然クラッチが切れなくなったり、ギヤーが入らなくなると言う様なトラブルを発生させます。
また、漏れ出したクラッチオイルがディスクプレート等に浸透し滑り等の不具合も引き起こすポイント。
また、クラッチオイルの成分はグリコール系。
グリコール系オイルは、ペイントを侵してしまう性質があります。
走行風等でボデーペイントに付着すると侵食され完全に剥離してしまいます。
早期の対応が必要なポイントです。
パワーステアリングポンプの画像です。
締め忘れていたのか、規定トルクでロックされていなかったのか?
取り付けボルトが緩みパワーステアリングポンプを駆動するベルトに接触しベルトラバーが削られてしまっている画像。
ベルトの約50パーセントなくなっている現状。
フェラーリの傾向的不具合発生ポイント。
熱害によるドライブシャフトブーツのダメージ。
細部までF355の構造を熟知したエンジニアがチェックします。
全てのチェックが終了したFerrari F355スパイダー。
確実に現状の車輌の状態を把握し切らせて頂きました。
また、車輌に発生している不具合個所もピンポイントで把握し切らせて頂きました。
内容をまとめ、現状の車輌の状態を分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きます。
車輌に発生しているトラブルポイントやメンテナンスポイント。
なぜトラブルが発生したのか?
メンテナンスが、なぜ必要なのか?
全てご報告し1セクションごとに確実にリペア&メンテナンスする今回のメンテナンスメニュー。
パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。
Ferrari F355 スパイダー リペア&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…
リフトUP。
ボデープロテクターの装着。
エンジン ユニット関連。
1セクションを確実にリペア&メンテナンスしていきます。
エンジン脱着開始です。
パワーユニット脱着前にボルトやナットを重点にフロアーの簡易クリーニングを行ないます。
サブフレーム等、砂や汚れが付着しています。
Ferrariパワーユニット脱着専用の油圧式リフトでパワーユニットを降ろします。
リフトとサブフレーム接触面に砂等が噛み込み傷などが入らない様に、まずフロアーセクションのクリーニングアップを行ないます。
クリーニングアップ後のフロアーセクションの画像です。
全の工程に対し最善の気配りをしリペア&メンテナンスを行ないます。
クリーンな状態からパワーユニット脱着開始です。
エンジン脱着に伴う油脂類の抜き取り。
各油脂類を抜取ります。
ドレンボルトもクリーンに。
ガスケットの再使用はしません。
分解と同時に独自の項目をチェック。
単に分解するだけで無く、その過程においても項目毎にチェックします。
車輌の価値観を考え、細部に工夫が施された、Ferrariエンジン脱着専用リフト。
フレームに一切キズ等が付かず、載降を繊細にコントロール。
エンジンルームにも接触する事も無くパワーユニットを脱着する事が可能なリフト。
各モデルに対し全て完備しています。
さて、車輌よりエンジンリフトでパワーユニットを降ろします。
Ferrari専用SST(専用工具)を使用し、ティーポ F129Bパワーユニットを丁寧に分解。
的確な作業が、担当エンジニアにより進められエンジン脱着完了です。
これより、エンジンやミッションなどに付着している細かな砂や塵を1度、全てクリーニング実施します。
これは、砂や塵が作業中パーツ内部への混入を避ける為、行ないます。
また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。
現状のエンジンフロントからの画像です。
現状のエンジン左バンクからの画像です。
同じく現状のエンジン右バンクからの画像です。
エンジン後方、ミッション側からの画像です。
ミッション&クラッチハウジングの現状。
エンジン Vバンクの現状の画像。
エキスパンションタンクなどでオーナーが中々目にする機会がない部分ですね。
フロント エンジン Vバンクからの画像。
こちらも、通常オーナーが目にする事の無い部分。
エンジン シリンダーの現状の画像。
漏れ出したオイルに汚れが付着してしまっている現状。
車輌の価値観を理解し、見える部分は勿論の事、通常見えない箇所の、クリーニングアップを非常に重要視します。
パワーステアリングポンプロックボルトの画像です。
トラブルシューティングでのチェック項目のアップ画像です。
締め忘れていたのか、規定トルクでロックされていなかったのか?
また、ボルトヘッドが少し変形しています。
確実な工具を使用されていなかったのでしょう。
パワーステアリングポンプを駆動するベルトに接触しベルトの約50パーセントなくなっている現状。
バルブカバーの画像。
本来、真紅の発色をしているバルブカバー。
バルブカバー アップ画像。
結晶塗装の隙間に汚れが入り込み、完全に汚れてしまっている現状。
独自のクリーニングアップでクリーンな状態を取り戻します。
エキスパンションタンク。
こちらもクリーニングアップでクリーンな状態を取り戻します。
続いて、現状のフレームの画像。
マッドブラックの発色をしているフレーム。
こちらも、独自のクリーニングアップにより、本来の発色を蘇らせます。
現状のサスペンションシステムや、アップライト部分のアップ画像。
サブフレーム&サスペンションや、アップライト部分の画像。
上記の状態では、リペア&メンテナンス時に異物の混入が避けられません。
2〜3年走行していれば必ず汚れが付着してしまいます。
その汚れを独自のクリーニングアップ方法により一掃し、出来る限り新車時のクリーンな状態を取り戻します。
これより全てのクリーニングアップを開始です。
変化振りを……..乞うご期待!!
クリーニングアップ終了のティーポ F129Bパワーユニット。
クリーニングアップ前と同じ順番でご紹介させて頂きます。
まず、フロントからの画像です。
クリーニングアップ後、エンジン左バンク の画像です。
同じく、エンジン右バンクからの画像。
続いて、エンジン後方ミッション側からの画像です。
ミッション&クラッチハウジング。
クリーニングアップ後のパワーユニット Vバンクリヤ側からの画像。
細部まで完璧なクリーニングアップを実施。
汚れも一掃。
フロント側 Vバンク。
パワーユニット シリンダーのクリーニングアップ後です。
隠れたシリンダーもスッキリ クリーニングアップ。
バルブカバー結晶塗装のクリーニングアップ後の画像です。
アップ画像です。
独自のクリーニングアップ方法で、完璧なクリーニングアップを行なった画像です。
結晶塗装の隅々までクリーンな状態。
本来の発色を取り戻した結晶塗装。
同じくエキスパンションタンク。
続いて、クリーニングアップ後のフレーム。
マッドブラックの発色を独自のクリーニングアップで蘇らせました。
サスペンションシステムや、アップライト部分のアップ画像です。
パワーユニット本体、サブフレーム&サスペンションや、アップライト部分も隅々までクリーンな状態。
全てがクッキリ映える様になりました。
また、作動部分の古いグリス類も一掃。
新しいグリスを塗布しメカニカルの作動部分もスムーズに。
リペア&メンテナンス中、パーツ内部への砂や埃の混入を完全にシャットアウト。
全てクリーンな状態からリペア&メンテナンスをします。
上記のクリーニングアップは作業の一貫とし行います。
エクステリアやインテリアは綺麗。
だけどエンジンルームを開けるとチョット…….では、車輌も陰が薄くなってしまいますよね。
クリーンな状態からリペア&メンテナンス開始です。
タイミングケース内部もスッキリ、クリーニングアップ。
メンテナンスさせて頂く側も、気持ち良いんです。
クリーンな状態からリペア&メンテナンス開始です。
まず、ウォーターポンプのオーバーホールに入ります。
ウォーターポンプは、エンジン冷却水を循環させるパーツ。
内側にはインペラーが付いています。
このインペラーでエンジン冷却水を循環させます。
エンジン冷却水の劣化や、濃度不良でもウォーターポンプ本体に、二次的不具合を誘発させます。
また、ウォーターポンプの回転軸を支えているベアリングにガタが生じて、内部シールに影響を与え冷却水漏れを起こす事があります。
タイミングベルトの奥に位置しているので同時のリペアが好ましい部分の1つです。
純正アッセンブリーパーツは非常に高額ですので今回現品フルオーバーホールを実施します。
フルオーバホール&リフレッシュ終了のウォーターポンプ。
機能性また、美観まで新品同様に仕上げました。
パワーユニット側ウォーターポンプ装着面の歪も専用機器で加工修正。
精度を取り戻したパワーユニットへフルオーバーホールしたウォーターポンプを組み込み終了。
続いて各ギヤー&プーリーのメンテナンスへと。
現状のカムシャフトギヤーの画像です。
漏れ出したオイルに侵食され劣化したタイミングベルトのラバーが溶着。
錆も発生しタイミングベルトを紙やすりで削る様な作用が発生しています。
その為、タイミングベルトが攻撃され指定交換時期まで、タイミングベルトが持たない可能性があります。
各ギヤー&プーリーのメンテナンスを行います。
タイミングベルトの指定交換時期は、モデルや年式に関わらず3年(3年で0kmの走行でも交換)もしくは、2万km(1年で2万kmの走行でも交換)どちらか先に達した時点で交換。
このように問題が発生している場合、即座に問題点をリペアすると同時に、タイミングベルトの交換を行なわないとバルブクラッシュを引き起こします。
ギヤーメンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
1つ1つのパーツを確実にリセットします。
これで、シッカリとタイミングベルトが噛み込み、またキッチリとしたバルブタイミングのセットアップも可能になりました。
また、タイミングベルトを攻撃する脅威も完全になくなりました。
1つ1つの細かな作業には、全て理由が有ります。
問題の発生しているパーツに関しては、現品で的確に修正し確実な精度を取り戻します。
プーリーや、テンショナーアームの現状の画像です。
他のパーツ同様にメンテナンス&クリーニングアップを行ないます。
細かなパーツも全てメンテナンス&クリーニングアップ。
1つ1つのパーツ精度を格段に向上させ、より精度の高いユニットに仕上げます。
この修正作業など、追加作業と思われがちですが、追加費用は頂きません。
これは、私共のクラフトマンシップで、より良い車輌に仕上げる為のメンテナンスだからです。
漏れ出したオイルが付着し完全に劣化しているタイミングベルトの画像。
タイミングベルトの正式名称はコグドベルト。
通常のVベルト、Vリブドベルトと違い、ラバー製の歯が付きクランクギヤ、カムギヤを連結しているのがコグドベルトの特徴。
ギヤに歯型を噛み合わせることにより、スリップすることなく回転を伝えることができる特殊なベルトです。
よくタイミングベルトが切れたと言う言葉を聞きますが、コグドベルト自体が切損する場合はほとんど無く、ラバー製の歯がポロリと欠損してしまう事をタイミングベルトが切れたと表現されています。
水濡れ、オイル漏れ、外界に露出している部分が多い等、さまざまな要因なで劣化が促進しラバー製の歯が欠損しバルブクラッシュを引き起こしパワーユニットに多大なダメージを与えてしまいます。
ニューパーツの画像。
テンショナーベアリングの現状の画像です。
漏れ出したオイルに侵食され劣化したタイミングベルトのラバーが溶着。
特にL/Hバンク側が酷いです。
今回換装するテンショナーベアリング。
オリジナルで製作しているタイミングベル トテンショナーベアリングです。
アウターケースは無垢材より削り出し製作。
錆の発生を完全にシャットアウトする亜 鉛メッキ処理を施工。
ベアリング本体には、国産最高級ベアリング NTN製のベアリングを使用。
国産最高級ベアリングを 使用する事により、回転負荷の著しい軽減が可能。
タイミングベルトへの負担を最小限に抑えます。
オリジナルのタイミング ベルトテンショナーベアリングを使用する事により、エンジン回転も非常にスムーズになりタイミングベルトへの負担も著しく軽減。
全ての問 題を完全にクリアーしたタイミングベル トテンショナーベアリングです。
F355以降の車輌のタイミングベルトはこの油圧テンショナーで張力を保っています。
ショックアブソーバーと同じような原理の油圧テンショナー。
タイミングベルト交換時、2回に1度は交換が好ましいパーツ。
ショックアブソーバー同様にヘタリや油圧漏れが起こるとタイミングベルトの張力が奪われ、こちらもバルブクラッシュの原因になるパーツ。
また、金属疲労でアームの折損も発生するパーツ。
ニューパーツの画像です。
メンテナンスで機能と精度を取戻し、クリーニングアップで機能美を取り戻したパーツ群にタイミングベルト、オリジナルベアリング、油圧テンショナーを組み込み。
バルブタイミングは確実に…
タイミングベルトケース メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
1つ1つのパーツを独自のクオリティーで仕上げます。
オーナーが大切にされている車輌。
車輌への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。
トルクレンチを握っているエンジニアの手。
手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、と言う当たり前の習慣を日々欠かすことなく行なっているからです。
爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。
私たちのサービスはそこから始まります。
リペア&メンテナンスまた、セットアップも完了のパワーユニット。
分解時に個々のパーツ精度を確実にリセットまた、クリーニングアップを実施。
スッキリ。
使用許容範囲を超えていたリブベルトプーリーも完璧にフルオーバーホール。
再使用パーツは、全て徹底したメンテナンス&リフレッシュをし再使用します。
オリジナルの輝き。
続いてR/H L/H ドライブシャフトのリペア&メンテナンスへ。
フェラーリの傾向的不具合発生ポイント。
熱害によるドライブシャフトブーツの破損。
ドライブシャフトは、アウタージョイント インナージョイントを両サイドに持つ駆動力を伝達させる重要なパーツ。
非常にストレスのかかるパーツでもあります。レース車輌ではモデルにもよりますが約2000k程度でAssy交換するほど、負荷の掛かってしまうパーツです。
左右のジョイントは、ブーツでベアリングが覆われ内部はベアリングを潤滑するグリスで満たされています。
オーナーが目にする事の出来ない隠れたポイントで不具合の発生また、侵攻している場合が多々あります。
定期的なチェックを行うことで常にコンディションを向上させます。
また、トラブルポイントを早期に発見でき、高額なパーツ交換を避け、ベストなコンディションを維持する事が可能となります。
上記、R/Hの画像。
ドライブシャフトは、エンジンの動力を車輪に伝えるために用いられる回転軸です。
エンジンで生まれた動力はギアBOXへ伝わり、ギアBOXと車輪を連結し動力を伝える役目をしているのがドライブシャフト。
動力を伝えるシャフト部分は3つに分類する事が出来、ドライブシャフト、アウタージョイント、インナージョイントから構成されているパーツです。
破損しているインナージョイントブーツ。
正常なドライブシャフトブーツ内は、ベアリングを潤滑するグリスで満たされています。
破損すると、内部の潤滑グリスが回転力で飛散しベアリングを潤滑出来なくなり、ベアリングにダメージを与えAssy交換を余儀なくされる部分。
リペア&メンテナンス開始です。
上記、L/Hの画像。
独自のクオリティーで徹底したリペア&メンテナンス後のドライブシャフト。
再使用の構成パーツは、1点1点リフレッシュ。
1つ1つのパーツを独自のクオリティーで仕上げます。
ミッション側フランジもメンテナンス&クリーニングアップ。
周辺部分も同時にクリーンに。
クリーンな状態から車輌へと組み込み。
最終、基本締め付けトルクで確実にロック。
締め過ぎてしまうと、各ボルト類に伸びが発生し基本締め付けトルクでロック出来なくなります。
緩めでは、エンジンの振動でボルトが緩み出し、フレームや各部位にストレスを与え不具合を発生させます。
トルクレンチを使用し最終ロック。
トルクレンチを使用する事により規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。
通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。
これを防ぎ、規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込みます。
ボルトやナットの締め付けトルクは材質や処理の方法また、長さ等々でISO規格が設けられているほど重要なポイント。
他の部位も同様です。
クラッチシステムのリペア&メンテナンス開始です。
まずクリーニングアップから。
分解前に付着している細かな砂や塵を1度、全てクリーニングアップ。
これは、分解時に砂や塵がパーツ内部へ混入する事を避ける為、行ないます。
また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。
クリーニングアップ後の画像。
全ての部位に対しクリーンな状態からリペア&メンテナンスします。
クリーンな状態から分解開始です。
独自のクオリティーで内部のリペアも完了。
細かなパーツも全て精度を見直しリペア。
この精度がリペア部分のロングライフ化につながります。
Maintenance Reportでは全ての画像をアッブ出来ませんが、ポイントをオーナーに見て頂ける様、かいつまんでアップしています。
リペア&メンテナンスの新旧パーツ 対比画像また、セットアップ中の画像 製作過程や交換過程の画像。
また、分解工程も詳細に撮影していますのでDVD-Rで、お渡しします。
画像右が2次的不具合でダメージをうけたパーツ。
画像左がニューパーツ。
ダメージを受けていたリブベルト。2山のみ残っている状態。
画像左がニューパーツ。
こちらも2次的ダメージを受けてしまったパーツ。
少しでも異変を感じた時点でチェック&メンテナンスを行なうと2次的不具合の発生を回避できます。
Ferrari ランボルギーニ等のスーパースポーツは非常にデリケート。
定期的な車輌の確実なチェックまた、異変を感じた場合、早期の対応が非常に大切です。
パワーユニットハーネスや、パイピング等々に至るまで、丁寧にメンテナンス&クリーニングを実施。
ハーネス接続部分もリフレッシュを行いパワーユニットへの供給電圧を復帰させます。
また、パイピングの取り回しやクリアランスを微調整。
個々の干渉を防ぎメカニカルトラブルを抑止します。
機能性とともに各ハーネス&パイピングもアジャスト。
機能美まで取り戻します。
1つ1つのパーツ機能、精度を取り戻したパーツを組み込み。
このプロセスが非常に重要です。
続いてパワーユニット搭載前にマシン側エンジンルームのクリーニングアップへと…
ユニット搭載前にマシン側エンジンルームを細部までクリーニングアップします。
現状のエンジンルームの画像です。
独自のクリーニングアップ方法で付着した汚れを細部まで一掃しクリーンな状態を取り戻します。
変化振りを……
エンジンルームクリーニングアップ終了の画像です。
ユニット脱着時のみ可能な細部に渡るクリーニングアップ。
フレームや、ボルト ナット1つまで、丁寧にクリーニングアップ。
本来の発色を取り戻しました。
各部メンテナンスと同時に施工するクリーニングアップ。
独自のクリーニングアップ方法で隅々までクリーンな状態を取り戻します。
各部の仕上げは、レザーの素材、ペイントの素材、各部の構成パーツなどなど….. 素材を熟知したエンジニアにより、部位部位に1番適した、本来の素材を蘇らす意味での仕上げが行われます。
ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは、一切行われません。
各部のクリーニングアップは全て作業の一貫と考え行います。
ホース類をクリーンな状態から交換完了。
再使用すると漏れが発生する可能性がある為、交換。
1セクションを確実に。
不安要素を確実にリセットします。
セクション毎に確実にリセットすることで同じようなポイントのリペアを繰り返す事無く車輌を常に向上させます。
よくご覧下さい。
ホースクランプ角度も全て均一方向でロック。
ちょっとした気遣いの積み重ねが仕上がりを大きく左右します。
メンテナンス&セットアップまた、クリーニング実施後のパワーユニットをメインフレームへと。
搭載にもFerrariパワーユニット脱着専用の油圧リフトを使用。
ユニット搭載開始にあたり、各部のクリアランスを確実に確保。
Ferrariユニット専用リフトでコントロールし、車輌へと搭載。
専用リフトで脱着する事でエンジンルームに一切干渉することがありません。
生産ラインオフ時の装着誤差。
また、永年の使用で発生しているズレ。
組み込みは、基本搭載位置へと修正しユニットを搭載します。
この様なメンテナンスの積み重ねで車輌の基本ベースを底上げします。
基本搭載位置の見直しを図り搭載完了です。
車輌フレーム側と、サブフレームを基本締め付けトルクで確実にロック。
締め過ぎてしまうと、各ボルト類に伸びが発生し基本締め付けトルクでロック出来なくなります。
緩めでは、エンジンの振動でボルトが緩み出し、フレームや各部位にストレスを与え不具合を発生させてしまいます。
トルクレンチを使用し最終ロックします。
トルクレンチを使用する事で確実に規定トルクでロックできます。
通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。
これを防ぎ、規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込んでいきます。
他の部位も同様です。
ボルトやナットの締め付けトルクは材質や処理の方法また、長さ等々でISO規格が設けられているほど重要なポイント。
続いてフロントセクションのリペア&メンテナンス。
1セクションを確実に。
同時に周辺部分もクリーニングアップ。
ミッションオイルの交換。
エンジンオイルの交換はオーナーが1番気にし交換されますが、ミッションオイルも忘れてはいけない油脂類の1つ。
ギヤーの焼き付きを避け、またシフトフィーリングまでよくなるミッションオイル。
シフト操作をするとミッション内部で大きなギヤーが噛み合ったり、外れたりしますよね。
ギヤーオイルには、潤滑 冷却 防錆 応力分散の4つの作用が求められます。
エンジンオイルでは、これに加えて密閉作用や洗浄作用が要求されますがギヤーオイルの場合この効果はほとんど必要が無いでしょう。
それよりも重視されるのが応力分散作用ですね。 この作用がしっかりと発揮できるミッションオイルを使用しないと、ギヤーの焼き付きなどのダメージに繋がったり、シフトフィールの悪化に直結します。
車輌の特性やモデルまた、使用用途に応じてオイル成分や、粘度などなど……ベストなオイルを選択し交換します。
適切なスパンで交換が行なわれていなかったか?
F355のポテンシャルに対応不足のオイルが注入されていたか?
ドレンにミッション内部の金属粉がビッシリ。
応力分散が不足していたのでしょう。
ミッションも破損すると非常に高額なリペアになるので、交換スパンはキッチリと…
続いてパワーユニット脱着に伴うブレーキオイルの交換。
ブレーキオイルの交換時期はオイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。
ブレーキオイルは吸湿性が高く大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり沸点が下がってしまいます。
そのまま使用し続けるとハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。
これをベーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。
ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、発生する不具合はこれだけでは無く色々な不具合を発生させます。
ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生しピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。
通常のストリートでの使用また、乗らなくても1年毎の交換をお奨めします。
専用機器でブレーキオイル交換終了。
同時に周辺部分もクリーニングアップ。
確実なメンテナンスと、行きとどいたクリーニングアップ。
気持ちの良いものですね!
通常、私共が独自のクオリティーで行っているメンテナンスの流れです。
エンジンスタートへと最終チェックを行います。
エンジンスタート前にユニット内部に潤滑オイルを行きわたらせます。
最終チェックも完了。
軽いクランキング音と共にスムーズなアイドリング。
始動時から再度細部までチェック。
水温 油温 油圧 電圧 電流等々インスルメントパネルのメーター上でチェック。
また、メーター上の確認だけでなく、指針と実際のユニットとの誤差が無いか専用機器を接続し同時にチェック…
各回転域でのユニットやセンサーまた、モトロニックM5.2の基本作動もチェック。
基本チェックも終了。
続いて独自の味付けをプラスし、ティーポF129Bのポテンシャルを余すことなく引き出します。
続いてサスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップ。
また、定期的な、足回り&車輌全体のトルク管理が必要です。
各部の調整と同時に締め付けトルクのチェックまた、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスを行います。
また、同時に分解時にしか出来ないフェンダー内部の隅々まで、クリーンニグアップします。
中々オーナーが目にする事の無い部分。
また、雨天使用しなくてもダストや、砂などが付着してしまう部分でもあります。
ホイールとの接触面のフロント&リヤブレーキローターの現状の画像。
錆が発生してしまっています。
この状態では確実な面圧でホイールと接触できません。
フロント&リヤブレーキローターのメンテナンスも行ないます。
サスペンションシステム ステアリングシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンス完了。
ダストや、砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がより機敏になると共にクリーンな状態を取り戻しました。
きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施します。
同じくメンテナンス&クリーニングアップ後のリヤサスペンションシステム。
フロント&リヤブレーキローターのメンテナンス&リフレッシュ。
ホイールとの接触面の錆も加工修正。
ホイールとの面接触圧力も本来の圧力へ…..
また、錆で変化していたアライメントも変化します。
使用許容範囲に十二分な機能を持っているパーツは安易に交換する事無く、メンテナンスし再使用します。
ただ、再使用するだけでは無く、全て徹底的にメンテナンス&リフレッシュをし再使用します。
続いてホイールのクリーニングアップ&メンテナンスへと。
ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。
ホイール側、ハブとの接触面にも錆が発生しています。
ブレーキローター同様加工修正し精度を出します。
また、錆の侵食からもホイールを守るメンテナンス。
4輪全てクリーニングアップ メンテナンス開始です。
ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。
4輪全てホイール内側&表側共に、本来の発色を取り戻しました。
ホイールの錆も加工修正。
ハブとの面接触圧力も本来の圧力へ戻すと共にホイールを錆から守ります。
メンテナンス終了のホイール。
組み込みに備えます。
フロントバンバー ロアー部分の現状。
よく擦れ傷付く部分です。
チョットひと手間かけてみます。
出来る限りのペイント修正を行ないました。
続いてカウル類のメンテナンス&クリーニングアップへと。
チェック&リペアまた、メンテナンスに伴い分解した、アンダーカウルやフェンダーライナー類。
分解したパーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。
分解パーツを1点1点リフレッシュする事で、見た目にもスッキリし、トラブルを未然に防ぐ事も兼ね全て組み込み前に表裏共にクリーニングアップします。
クリーニングアップ&メンテナンス後のカウルの画像です。
細部まで完璧にクリーニングアップを実施。
クリーンな状態で組込みに備えます。
リペア&メンテナンス同様に、隠れた箇所ほど重要です。
続いて車輌全体の最終チェックに入っていきます。
シャシ細部までクリーニングアップを実施。
クリーンな状態からシャシ全体の最終チェック&セットアップを行なっていきます。
チェックと同時にまた、独自の味付けを施しキャラクターを存分に発揮させます。
シャシ全体の最終チェック&セットアップも完了。
クリーニングアップ済みのアンダーカウルを、基本装着位置の見直しも図り組み込み。
各部メンテナンスと同時に施工する独自のクリーニングアップ。
各部のクリーニングアップは、本来の素材を蘇らす意味で1番適した仕上げを行ないます。
ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは、一切行いません。
各部のクリーニングアップは全て作業の一貫と考え行います。
特別な費用等は必要ありません。
通常の一連作業の1部です。
外れてしまっていたナビゲーションも装着。
続いて、全てのメンテナンス終了後の最終セットアップ。
入力されていたERRORコードなども、全てリセット。
また、センサー&アクチュエーターのアダプティブ。
電子制御部位は、Ferrari純正車両診断テスターSD2でティーポ F129Bの基本原理や構造を熟知したエンジニアが独自の最終チェックまた、独自の味付けを行いF355のポテンシャルを余す事無く引き出します。
メカニカル面も、的確な最終チェックまた、独自の味付けを行ないます。
最終の詰めです。
独自のセットアップも終了。
最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。
エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。
こちらのMaintenance Reportには作業内容の1部のみを抜粋し掲載させて頂いています。
実施した全ての、リペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。
全て担当エンジニアが撮影しています。
詳細な写真 540枚 (CD-R 4枚に落として有ります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので車輌と一緒にお持ち致します。
今回メンテナンス御依頼有り難う御座います。
今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。
Ferrariや、Lamborghini は、どのモデルに関わらず工業製品であって美術品でも有ります。
この様な車輌をメンテナンスさせて頂くにあたって、車輌に対してのオーナーの思いや、価値観を理解し、常に業務に携らせて頂いています。
車輌を常に向上させ完璧なコンディションに近づけ後世に残していく。
トラブルの解析なども常に的確なトラブルシューティングを行い、根本からトラブルをリペアし、構造を熟知した上でセットアップを行い、100%のポテンシャルを発揮できる車輌に仕上げていく。
独自のノウハウとテクニックまた、専用の最新の設備で車輌のポテンシャルを余すことなく発揮させキャラクターを取り戻す。
また、何処を見ても綺麗。
隠れた所にも気遣いをする。
効率にとらわれず、1台1台の車輌を仕上げていく。
もし、僕自身の車輌なら、ここまで徹底的にして欲しい。
そう言ったメンテナンスを実施する車輌だと僕は思いますし、その思いを皆さんの車輌にも日々向上心を持って実践しています。
今回オーナーと御相談の上、決定させて頂きましたメンテナンスメニュー。
今後、車輌全体のコンディションも把握させて頂きながら良きパートナーとして共に車輌を向上させて頂ければと思います。