ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
いつもフェラーリ 328メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。
只今、弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 328を積んでファクトリーに戻って参りました。
只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。
今回も、ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。
リペア&メンテナンス開始です。
完全に折損してしまっているミラーベース。
独自のクオリティーで現品リペア可能か否かを判断するため、まずは分解へと...
分解した合金製のブラケット。
素材を加味し、現品で完璧に修復可能と判断しました。
修復開始です。
リペアを進めるにあたりまず仮組み。
仮組みでフィッティングを確認。
フィッティングで確認したミラーベースを...
ノーマル然と修復。
続いてウィークポイントの強度アップ用パーツを製作していきます。
ブラケットを製作取り付け。
これで金属疲労でのミラーの脱落を完全に防ぎます。
分解しペイント。
クールに仕上げました。
ミラーベースを本体へと組み込み。
格段に強度と精度を上げ現品リペア完了です。
現品リペア完了のミラーを車輌へと装着。
世界欠品のミラー。
完璧なフィニッシュ。
続いてヘッドライトHID化に入ります。
現状ノーマルの光源。
しっかりボデーの保護を行い、HIDへと換装開始です。
今回換装するKitは、Hi/Loスライドタイプ ディスチャージ 6000ケルビン ヘッドライトKit 。
HIDヘッドとは、ディスチャージヘッドまた、キセノンヘッドライトなどとも呼ばれているヘッドライト。
HIDヘッドの仕組みとしては、ヘッドライトの中にキセノンガスを入れ、そこに放電現象をおこすことで発光させます。
328には、ハロゲンランプがノーマルで装着されています。
ハロゲンランプは白熱灯に近い仕組みです。
HIDは蛍光灯に似たような仕組みです。
従来のハロゲンライトに比べ、消費電力は少なく、明るさは3倍以上の性能を持っています。
こちらのパーツは、ウェブサイト Premium Parts で紹介しています。
Premium Partsでご購入して頂けます。
ヘッドライトリム。
再使用パーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。
私たちの行う作業は、単に組み替えだけに留まらず、再使用パーツ全て独自のクオリティーで徹底したメンテナンス&リフレッシュを実施し再使用します。
右が取外した現状のヘッドライトリム。
画像左が錆の除去また、クリーニングアップ後のヘッドライトリム。
リムのアップ画像。
錆は、腐食生成物です。
少しでも残っていればその部分から錆は加速度的に侵攻します。
完璧に錆を除去。
また、クリーニングアップは、本来の素材を熟知し蘇らせる意味で1番適した仕上げを行います。
右リムも同様にメンテナンスし組み込みに備えます。
ヘッドライトリムや、周辺部位。
分解時にスッキリ クリーニングアップ。
クリーンな状態から、R/H L/Hともに組み込みが進みます。
インバータ等の取り付けはボデー加工等行なわず、オリジナル性を大切に既存のボルトホールを使用し装着。
全ての作業完了のフェラーリ 328.
真っ白な光色のHID。
HIDにも色々とラインナップは有りますが走行時に1番視認性の良いHIDのケルビン数を選択し換装。
ノーマルとは、比べ物にならない輝度。
エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。
隅々まで独自のクオリティーで仕上げます。
こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。
実施した全ての、リペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。
全て担当エンジニアが撮影しています。
詳細な写真 70枚 (CD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のリペア&メンテナンス内容も分かり易く作成していますので車輌と一緒にお持ちします。
いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。
今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。