株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリF355 マイスターチェック・エンジンオイル漏れ修理・タイミングベルト交換・ドアが閉まらない修理・コーナーウエイトレシオ測定 調整 整備

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

今回、フェラーリ F355 メンテナンスご依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ F355を積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお応えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので、宜しくお願い申し上げます。

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フェラーリ F355 チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

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チェック開始です。

 

Ferrari純正車輌診断テスター SD2を、フェラーリ F355 コントロールユニットに接続。

ECUと交信開始です。

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Errorコードのみのチェックではなく、各部の作動状況や出力波形に至るまで、SD2で出来うる全てのエレクトロニクス関連をチェック。

現状の車輌の状態を詳細に把握します。

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ただ、コントロールメインユニットが車輌全てを網羅している訳ではありません。

SD2でモニタリングしても、ERRORコードが入力されない部分も多々存在します。

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ボデープロテクターの装着。

 

Ferrari純正 車両診断テスターSD2で取得した各部のデータ。

現状のF355 車輌全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。

また、メカニカルの作動また、セット状況。

各部のデータを取得。

最新のFerrariアップデートデータとの比較も行います。

 

現状の電子制御部位データを全て詳細に把握します。

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SD2で取得したデータは、あくまでもデータとし受け止めます。

データ全てを鵜呑みにせず、基本作動が適正値内で確実に作動しているかを、専用機器を使用し単体点検を実施。

 

更に奥深くまで、独自のチェックを進めます。

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エレクトロニクス関連ポイント。

大きく分別すると下記の3項目が代表的な項目です。

 

1 入力: 電子的・機械的なセンサー(または変換器)で、温度、圧力、電磁場等の物理量をシステムの外部から取得して、電流信号や電圧信号に変換するあらゆるチェック。

2 信号処理回路: 組み合わされた電子素子により信号を操作し、解釈したり、変換したりする個所のチェック。

3 出力: アクチュエータや他の素子(変換器も含む)により、電流・電圧信号を車輌システムにとって有用な形態に再変換されているかなどのチェック。

 

この3項目から更に分別し、独自の項目別にチェックします。

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Tipo F129Bのメカニカルチェック。

 

F355の パワーユニットは、90度 V8 DOHC 5バルブ。

348tb/tsのF119G型 TB/GTS用のF119H型をベースに開発されたF129B型。

F119Hからストローク量を2mm延長して、排気量を3.5リッターへとアップしたF129B型パワーユニット。

他にもさまざまな進化を遂げているTipo F129B型パワーユニット。

 

代表的なのは5バルブ化。

IN側に3本 OUT側に2本のバルブを配し、ピストンはマーレー社のショートスカートの鍛造アルミニウム コンロッドはチタン製。

また、R/H L/Hバンクが独立するタイミングベルトでカムシャフトを駆動させます。

更なる高回転型パワーユニットへと進むフェラーリのプロジェクトが垣間見られます。

 

ブロックとヘッドは、鍛造アルミニウム製パーツで構成されている心臓部。

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最高出力は、380PS / 8,200rpm、最大トルク36.7kg·m/5,800rpmを搾り出します。

高回転型で、フェラーリ最高の官能的なエキゾーストノートを奏でるF129B。

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F129B型パワーユニットのメカニカルまた、モトロニックM2.7 / 5.2 の基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。

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車輌全体の詳細なチェックを行います。

 

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

F355 各モデル毎の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車輌のコンディションを整える為の独自のチェックへと。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。

 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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近年の車輌は、エアロダイナミクスが非常に進んでいます。

 

たとえば、車輌下部のアンダーカウル。

ベンチュリートンネルにダウンフォースの多くを獲得するグランドエフェクト・カーとして設計され、エアロダイナミクスをさらに追求。

ベルヌーイの定理により、ベンチュリーの流速が速くなり空気圧が大きく下がり、下向きの揚力を発生させるダウンフォースを作り出します。

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車輌下部全面にアンダーカウルが装備されています。

ダウンフォースを得る反面、オイル漏れ等発生しても中々オーナーには判りづらい部分です。

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ダウンフォースを作り出すフロアーカウル現状の画像。

 

フロアカウルにヒットした痕跡が見られます。

衝撃で破損してしまっています。

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この状態では、折角ダウンフォース効果を発揮する設計が、かえってドラッグ(乱気流)を発生させてしまいます。

 

全て現品修復可能と判断。

メンテナンスメニューでご提案させて頂きます。

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車輌はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

 

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車輌として構築されています。

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車輌毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

 

車輌の使用状況や用途、保管状態で車輌のコンディションは千差万別です。

また、これまで車輌がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車輌のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

 

色々な状況でリペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

1から独自の思想また目線で、的確なチェックを行います。

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オイルの漏れ。

フロアカウルが装着されている為、中々オーナーは気づかないポイント。

 

オーナーが通常目にする事の無い部分に不具合が発生している場合が多いのは事実です。

オーナーが分からないうちに不具合が進行し、他のパーツに悪影響を及ぼしてしまっている場合が多々あります。

 

定期チェックで早期に発見し、確実なリペアを行うことで多大なダメージを回避することが可能です。

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タイミングベルトケース内部からのオイル漏れ。

 

タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車輌でも、3年もしくは2万キロどちらか先に達した時点で交換が必須。

(たとえば3年で0kmの走行でも交換。また6ヶ月で2万キロの走行でもその時点で交換。)

 

しかしこのような状況の場合、早期のリペアが必須です。

漏れ出したオイルがタイミングベルトに付着し、ベルト本来の強度が奪われバルブクラッシュを引き起こします。

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漏れ出したオイルが、エキゾーストマニホールドにも付着。

 

ガソリンは引火性が強く、オイルは着火性が強い油脂です。

オイル漏れやグリス漏れはエキゾーストマニホールド等、高温な箇所に付着すると発火。

車輌火災に至り人命に関わる非常に危険なポイント。

 

早期の対応が必須です。

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多数の部位からのオイル漏れ。

 

オイル漏れ発生個所の中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的なガスケットや、ラバー素材パーツ。

ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、ある程度の年数で亀裂や溶解が起こります。

また特にパワーユニットやパワートレイン関連パーツは、熱による弾性不良また、回転部分の磨耗(エンジンを長期間始動しない車輌は、形成変化を起こします。)などもオイル漏れを発生させてしまいます。

また、構成金属パーツ類では、金属を構成する個々の原子そのものが膨張して、格子間隔が大きくなりその為、弾性変形を生じパーツ接合面に歪が発生し、オイル漏れを発生させている場合も多々見受けられます。

 

なぜオイル漏れが発生してしまったか?

漏れを引き起こしている主原因は?

これらの要因を特定し、ピンポイントで確実なリペア工法を確定します。

 

このプロセスが非常に重要です。

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エンジン冷却水の漏れ。

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漏れ出したエンジン冷却水が熱で乾いた状態。

この状態でのリペアをお勧めします。

 

漏れが進行してくると、走行中やアイドリング中に突発的なオーバーヒートを引き起こし、パワーユニットに2次的ダメージを与えてしまいます。

また、エンジン冷却水の主成分は、エチレングリコールという化合物と水で構成されています。

漏れたエンジン冷却水は、ペイントを侵食する作用を持ち合わせています。

 

早期の確実なリペアで、致命的な2次的ダメージを防ぐ事が可能です。

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モトロニック制御系統にトラブルが発生しています。

エレクトロニクスまた、メカニカルの基本構造を熟知したエンジニアが、確実なトラブルシューティングで主原因をピンポイントで確定します。

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アップデートされたブレーキシステムが装着されています。

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ブレーキホース現状の画像。

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間違った取り廻しでダメージを受けているブレーキホース。

非常に危険な状態です。

もう少しでブレーキオイルが一気に漏れ出し、ブレーキが全く作動しなくなる寸前です。

 

取り付け方法1つで命が奪われます。

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フローティングブレーキローターのピンは使用許容範囲内。

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ドリルドディスクローターの現状。

 

ドリルドディスクローターの効果は、

・穴に空気を通すことによって、放熱効果が高まる

・ブレーキパッドを削ぎ落とすように働くため制動力およびタッチが向上する

・ブレーキパッドをディスクに押し付けた際に発生するガスを逃がしやすくする

・炭化したブレーキダストをディスクの表面から取り除くという副次的な効果

これらの効果は、安定したブレーキ性能を保つことに貢献します。

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しかし、メリットばかりという訳ではありません。

ブレーキパッドの食いつきがよくなる分、パッドの摩耗は早まりディスクの偏摩耗も起きやすくなります。

また、画像のようにディスクにクラックが入り危険な場合すらあります。

ブレーキパッドはもちろん、ディスクも定期交換パーツですので、偏摩耗やクラックが発生した時点で交換することが必須です。

ただ、メリットとデメリットを考えた場合メリットのほうが遥かに上回りますね。

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R/H L/H ドライブシャフト現状の画像。

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弾性が失われ膨張変形したドライブシャフトブーツ。

この状態では破損に至ってしまいます。

 

正常なドライブシャフトブーツ内は、CVジョイントを潤滑するグリスで満たされています。

破損すると、内部の潤滑グリスが回転力で飛散し、CVジョイントを潤滑出来なくなり、ベアリングにダメージを与えAssy交換を余儀なくされる部分。

 

この時点でのリペアをお勧めします。

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ドライバー側 ドア アウターパネルのクリアランス不良。

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パッセンジャー側 インテリアパーツのクリアランス不良。

各部クリアランス不良のトラブルシューティングを行っていきます。

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車輌全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。

 

全てのチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車輌を向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てます。

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全てのチェックが終了したフェラーリ F355。

 

確実に現状の車輌の状態を把握し切らせて頂きました。

内容をまとめ、現状の車輌の状態を分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きます。

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幾通りかのメニューの中から、お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ F355 リペア&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…

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ボデープロテクターの装着。

リペア&メンテナンス開始です。

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リペア&メンテナンスに伴う各油脂類の抜き取り。

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ドレンプラグもスッキリ クリーニングアップ。

1度締め付けられたガスケットは再使用しません。

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ドレンボルトに付着している金属粉。

オイルの使用期間また、使用許容限度を超過していたのか?

オイルの応力分散作用が不足していたのでしょうか?

 

注入時には、添加されている成分内容や粘度など、私たちが推奨するオイルを使用します。

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ドレンプラグをスッキリ クリーニングアップ。

 

金属粉等放置すると研磨剤と同様の効果を及ぼします。

ミッション損傷の原因になる為、その除去は重要です。

 

クリーンな状態から規定トルクでロックします。

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フェラーリ専用SST(専用工具)を使用し、丁寧なリペア&メンテナンスを行います。

専用SSTを使用する事で、キズや歪みを発生させる事無く分解組み立てが可能です。

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単に分解するだけではなく、生産時のパーツ精度の誤差、また車歴で精度が低下していないかを、分解パーツ全て項目毎に測定チェックします。

精度が低下している部位は、組み込み前に独自の厳密な数値に専用機器で修正し組み込みます。

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フロアーセクションのクリーニングアップを行っていきます。

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パワーユニット脱着にあたり分解部分のクリーニングアップを行います。

分解パーツにダメージを与えないようボルト、ナット1つまでクリーニングアップします。

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クリーニングアップ後の画像です。

サブフレームもスッキリ クリーンな状態に。

 

パワーユニットの脱着は、サブフレームにフェラーリ エンジン脱着専用のリフトを装備しパワーユニットを降ろします。

汚れたままでは、サブフレームとリフト間に砂や汚れがかみ込み傷つきます。

傷が一切付かないよう、フレームがクリーンな状態で専用リフトを装着します。

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ボルト、ナットに付着していた砂や塵等もスッキリ クリーニングアップ。

クリーンな状態からロックを解除することでボルト、ナットにストレスを与えません。

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クリーンなフレームに、フェラーリ エンジン脱着専用の油圧リフトを装着。

車輌の価値観を考え、細部に工夫が施された、フェラーリ エンジン脱着専用の油圧リフト。

 

フレームに一切キズ等が付かず、載降を繊細にコントロール。

エンジンルームに接触する事も無く、クリアランスを確保しエンジン脱着する事が可能なリフト。

各モデルに対し全て完備しています。

 

パワーユニット&パワートレイン脱着開始です。

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フェラーリ専用リフトで、確実にパワーユニット&パワートレイン脱着完了です。

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担当エンジニアにより的確な作業が進められ、Ferrari専用SST(専用工具)を使用し、Tipo F129Bパワーユニット各部を丁寧に分解し車輌より脱着完了です。

 

リペアポイント分解前に、パワーユニットやパワートレインなどに付着している細かな砂や塵を、一度全てクリーニングアップします。

これは、作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為。

また、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。

また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。

 

 

現状のパワーユニットフロントからの画像です。

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現状のパワーユニットL/Hバンクからの画像です。

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現状のパワーユニットR/Hバンクからの画像です。

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パワーユニット後方、クラッチ側からの画像です。

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クラッチハウジング上部からの画像。

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パワーユニット Vバンク現状の画像。

エキスパンションタンクに覆われ、目にする機会がない部分です。

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パワーユニット フロントVバンクからの画像。

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通常、目にする事のない部分には汚れがビッシリ蓄積しています。

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パワーユニット シリンダーの現状。

 

これら通常目にする事のない部分には汚れが蓄積しています。

車輌の価値観を理解し、見える部分は勿論の事、通常見えない箇所のクリーニングアップを非常に重要視します。

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バルブカバー結晶塗装、現状の画像。

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結晶塗装アップ画像。

独自のクリーニングアップ工法でクリーンな状態を取り戻します。

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エキスパンションタンクの画像です。

どのような素材のパーツでも、素材に1番適した独自のクリーニングアップを行います。

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サブフレームの現状の画像です。

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本来マッドブラックのサブフレーム。

こちらも独自のクリーニングアップ工法で、本来の発色を蘇らせます。

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現状のサスペンションシステムや、アップライト部分の画像。

汚れがビッシリ付着した現状。

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作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為、細部までクリーニングアップしていきます。

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各部のボルト、ナットの状態。

汚れたままでの分解は、ボルト、ナットを痛めます。

ボルト、ナット 1本まで、全てクリーニングアップしていきます。

 

上記、汚れた状態からの分解では、リペア&メンテナンス時の異物混入また、再使用パーツにダメージを与えます。

分解前に、独自のクリーニングアップ方法で一掃し、クリーンな状態を取り戻します。

 

変化振りを…乞うご期待。

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クリーニングアップ終了のTipo F129Bユニット。

 

クリーニングアップ前と同じ順番でご紹介させて頂きます。

フロントからの画像です。

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クリーニングアップ後のL/Hバンク の画像です。

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クリーニングアップ後のR/Hバンク の画像です。

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パワーユニット後方クラッチ側からの画像です。

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独自のクリーニングアップで汚れもスッキリ クリーンに。

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クリーニングアップ後、パワーユニットVバンクの画像。

 

細部まで完璧なクリーニングアップを実施。

汚れも一掃。

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フロント側 Vバンクからの画像です。

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クリーニングアップでリアルでスムーズな動きを取り戻す下準備を完璧に行います。

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シリンダーの汚れも、細部までしっかりクリーニングアップ。

私たちは、通常見えないポイントまで徹底したクリーニングアップを行います。

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バルブカバー結晶塗装クリーニングアップ後の画像です。

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独自のクリーニングアップ方法で、完璧なクリーニングアップを実施。

結晶塗装の隅々に付着していた汚れも細部までクリーニングアップ。

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同様に、エキスパンションタンクもスッキリ。

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サブフレーム クリーニングアップ後の画像です。

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細部まで徹底したクリーニングアップを実施。

サブフレーム本来のマッドなカラーが蘇りました。

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サスペンションや、アップライト部分クリーニングアップ後の画像です。

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全てがクッキリ映える様になりました。

作動部分に付着した汚れ、古いグリス類も一掃。

 

リペア&メンテナンス中、パーツ内部への砂や埃の混入を完全にシャットアウト。

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ボルト、ナット1つまで、クリーニングアップ。

クリーンな状態からリペアポイントを分解することで、ボルト、ナットにストレスを掛けず、ロックを解除しボルト&ナットのピッチを保護します。

全ての部位に対しクリーンな状態から分解します。

 

これが私たちのリペア&メンテナンスに取り掛かる第一工程のクリーニングアップです。

私達メンテナンスする側も気持ち良くリペア&メンテナンスに掛かれます。

 

各部のクリーニングアップの特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

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細部までクリーンな状態から、修理またメンテナンス工程を進めていきます。

クリーンな状態から作業を行う事で、ボルト、ナットまた再使用パーツにダメージを与える事の無いメンテナンスが行えます。

 

再使用パーツの保護と美しさを両立させるメンテナンスを行います。

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タイミングベルト交換に伴うバルブタイミングの測定。

 

ただ単にタイミングベルト交換のみの作業では、パワーユニット本来のポテンシャルは発揮されません。

バルブタイミングが数度ずれ、パワーロスしてしまっている車両すら見受けられます。

 

タイミングベルト交換に伴い、各気筒毎 計算式によるバルブタイミングの測定が必須です。

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タイミングベルト組み込み時には、独自の数値でバルブタイミングをセットし、高負荷高速回転領域で最高出力を向上させ、また低中速回転領域で低中速トルクも向上させます。

このプロセスが非常に重要です。

 

バルブタイミングとは?

簡単に言えば、ピストンの位置に対して、どのタイミングでIN&OUT側バルブを開け閉めするか、その位置を決定する事です。

エンジンは、ピストンの上下によって混合気を吸って排気ガスを吐き出しています。

ピストンが降りる時に吸気バルブを開けてやり、上がる時に吸気側を閉じて排気バルブを開ける工程の事です。

10000回転/分では、一秒間に80回もこの工程を繰り返します。

このスピードでは、混合気にも重さや粘度が発生し、蜂蜜の様な粘度と考えてもらっても良いでしょう。

ピストンが下がり粘度が発生している混合気が燃焼室に入ります。

ピストンは下がりきって圧縮工程に入りますが、やっと流れる勢いの混合気はシリンダーに自ら入ってくるので、吸気バルブを今閉めるのはもったいない、遅らせようというのが吸気側タイミング。

続いて、爆発燃焼エネルギーでピストンが下がりますが、まだ膨張エネルギーが残っている状態で、早く排気バルブを開けて排気を早く排出し、次の吸入時の為に負圧を発生させ、混合気を吸い込むようにするのが排気側タイミング。

 

簡単に書きましたが、これら一連の工程のタイミングを変化させる事で、よりスムーズに吸入・排気させ、なおかつ爆発工程でのパワーを限りなく使い切る。

これが独自のバルブタイミングになる訳です。

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クリーンな状態から各項目別に修理&メンテナンスを行っていきます。

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オイルシールのリペア&メンテナンスを行っていきます。

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フェラーリ専用SST(専用工具)を使用し確実な整備を行います。

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1つ1つ、単品からクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

クリーンな状態から、私たちが独自に設定している厳密な数値に適合しているか否かを、全て測定チェックします。

 

独自の数値に適合しない場合、専用機器で加工修正を行っていきます。

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クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。

クリーンな状態から各部をチェック&メンテナンス。

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項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の加工修正を行い、精度を確実に取り戻すメンテナンスを実施。

独自に設定している厳密な数値に修正。

 

この積み重ねが、独自の高精度の構造体に仕上げます。

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厳密な精度へと仕上げた構成パーツに、Ferrari専用SST(専用工具)を使用し、丁寧にオイルシールを組込み。

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確実なメンテナンスを行い組み込む事で、ラバーパーツの対応年数まで、何度も同じ箇所をリペアする事の無い高次元の構造体に仕上げます。

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パワーユニット側 締結面 現状の画像。

 

更にパワーユニット内部のクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

クリーンな状態から、私たちが独自に設定している厳密な数値に適合しているか否かを、全て測定チェックします。

 

独自の数値に適合しない場合、専用機器で加工修正を行っていきます。

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クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。

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クリーンな状態から締結面をチェック&メンテナンス。

 

項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の加工修正を行い、精度を確実に取り戻すメンテナンスを実施。

独自に設定している厳密な数値に修正。

 

高次元の構造体に仕上げます。

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メンテナンス済みのパーツを組上げる上での、細かな微調整。

最終的なセットアップが重要です。

 

どれだけ効率的に動力性能を発揮できるかにこだわり組上げ、355 Tipo F129Bのポテンシャルを十二分に発揮させます。

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カムシャフトギヤ現状の画像です。
 

各ギヤが錆で侵食されている状態。

錆の発生で、タイミングベルトが紙やすりで削られる作用が発生しています。

その為タイミングベルトが攻撃され、指定交換時期までタイミングベルトがもたない状態。

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カムシャフトギヤーのメンテナンスを行います。

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メンテナンス後のカムシャフトギヤの画像です。

 

これでタイミングベルトを攻撃する脅威もなくなり、キッチリとしたバルブタイミングのセットアップが可能になりました。

1つ1つのパーツを確実にリセットします。

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細かなメンテナンスを積み重ね、精度の高いパワーユニットに仕上げます。

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画像右がタイミングベルトのニューパーツ。

画像左が使用許容範囲を超過したタイミングベルト。

 

タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車輌でも3年 (3年で0kmの走行でも交換)

また3年経過しなくても、前回の交換から2万キロ走行した場合。

どちらか先に達した時点で交換が必須です。

 

ただし、今回のような油脂の漏れ等が発生している場合、早急な整備とタイミングベルトの交換が必須です。

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画像左が劣化が促進し非常に危険な状態のタイミングベルト。

画像右がニューパーツ。

 

私たちは、純正の新品であっても長期に在庫されていたタイミングベルトは使用しません。

また、低価格のOEMパーツも使用しません。

 

私たちは、パーツ管理の行き届いたタイミングベルトのみ使用します。

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画像左が、装着されていたタイミングベルトテンショナーベアリング。

画像右が、ナカムラエンジニアリング オリジナル タイミングベルトテンショナーベアリング。

 

画像左の装着されていたベアリングのアウターケースに発生している錆。

また、ベアリングシールも劣化し、内部のグリス漏れが発生しています。

このような状態では、タイミングベルトの寿命を縮めてしまいます。

ロックしてしまうと、タイミングベルトに急激に負担が掛かり、最悪、バルブクラッシュを引き起こしてしまいます。

 

近年、安いOEMが色々と出ていますが、粗悪なものも多数有ります。

逆に良いものも有りますが、粗悪なパーツと良質なパーツの見極めが非常に重要ですね。

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ナカムラエンジニアリング オリジナル テンショナーベアリングset。

 

オリジナルで製作しているタイミングベルトテンショナーベアリングは、アウターケースは無垢材より削り出し製作。

錆の発生を完全にシャットアウトする亜鉛メッキ処理を施工。

ベアリング本体には、国産最高級ベアリング NTN製のベアリングを使用。

国産最高級ベアリングを使用する事により、回転負荷の著しい軽減が可能。

タイミングベルトへの負担を最小限に抑えます。

オリジナルのタイミングベルトテンショナーベアリングを使用する事により、エンジン回転も非常にスムーズになり、タイミングベルトへの負担も著しく軽減。

 

全ての問題を完全にクリアした、オリジナルのタイミングベルト テンショナーベアリングです。

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ナカムラエンジニアリング タイミングベルトテンショナーベアリングset&油圧テンショナー。

アップデートパーツを使用し諸問題を完全にリセットします。

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リペアに伴い分解したパーツ。

問題の無い再使用パーツを独自のクオリティーで仕上げます。

 

クランクプーリー現状の画像。

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組み込み前にメンテナンス&クリーニングアップを行います。

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クランクプーリー メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。

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回転部分、接合部分、軸受けetc.部分のメンテナンスも完了。

単体で細部まで完璧なメンテナンス&クリーニングアップを実施。

 

組込みに備えます。

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私たちの整備工程は、精度を追求し動力性能を回復させるメンテナンスを行います。

また徹底した美しさにもこだわります。

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全ての下準備が整ったパワーユニットに、個々の精度を確実に取り戻したパーツを、独自のノウハウを盛り込み組み込み。

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1台1台手作業で、どれだけ効率的に動力性能を発揮できるかにこだわり組上げます。

また、機能美を徹底して追求します。

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バルブタイミングのセットアップ。

独自のノウハウを盛り込み、バルブタイミングをセットアップします。

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バルブタイミングを変更すると、エンジンの特性を変えることが出来ます。

同一カム角であれば、バルタイを変化させても、バルブを開く時間は同じです。

その時間を、どのタイミングで作動させるかをセットアップする訳です。

 

独自のバルブタイミングのセットアップでのメリットは、アイドリング領域と軽負荷領域でオーバーラップ量を小さくし、インテーク側の燃焼ガス吹き返しを減少させます。

これにより、アイドル域での回転数を安定させ、燃料消費率を向上させる。また、軽負荷領域ではエンジンの安定性を確保する。

中負荷領域では、オーバーラップ量を大きくし、燃焼温度を下げ、排出ガス中のNOxを低減させる。また、未燃焼ガスを再燃焼させ、HCも低減させる。

高負荷低中速回転領域では、吸気バルブの閉じるタイミングを早くし、低中速トルクを向上させる。

高負荷高速回転領域では、吸気バルブの閉じるタイミングを遅くし、最高出力を向上させる。

低温時は、オーバーラップ量を最小とし、吸気側への燃焼ガス吹き返しを防ぎます。これにより、燃料消費率を向上させながら、ファースト・アイドル回転数を安定させる。

エンジン始動時、およびエンジン停止時オーバーラップ量を最小とし、吸気側への燃焼ガス吹き返しを防ぎます。これにより、始動性を向上させます。

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可変バルブ・タイミング機構は大変複雑な作動をします。

そのセッティングについては、膨大なデータの中から各気筒毎、計算式により独自の数値へセットアップしポテンシャルを引き出します。

 

安易なノウハウでのセットは、メリットよりデメリットばかりが大きくなり、パワーユニットにダメージを与えてしまったり、即エンジンブローへと直結します。

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オーナーが大切にされている車輌。

車輌への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。

 

トルクレンチを握っているエンジニアの手。

手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。

爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。

 

私たちのサービスはそこから始まります。

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全てのボルト&ナットのロック。

 

トルクレンチにより確実に規定トルクでロックします。

トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。

 

通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。

これを防ぎ、規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込んでいきます。

 

他の部位も同様です。

ボルトやナットの締め付けトルクは材質や処理の方法また、長さ等々でISO規格が設けられているほど重要なポイントなんです。

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ウォーターポンプの現品フルオーバーホール開始です。

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フルオーバーホール&リフレッシュ終了のウォーターポンプ。

項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の加工修正を行い、精度を確実に取り戻すメンテナンスを行いオーバーホール完了です。

 

機能性また、美観まで新品同様に仕上げます。

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パワーユニット側ウォーターポンプ締結部分の画像。

 

ユニット等の構成パーツは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。

数年経過すると誤差も発生してきます。

 

分解時のチェック項目の1つでもあるパーツ精度を1つ1つ個々に測定。

単体から、私たち独自の厳密な精度に確実に加工修正していきます。

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メンテナンス後の画像。

 

パワーユニット側、締結部分を厳密な数値に修正。

シール剤を塗らなくてもよい精度に仕上げます。

 

ウォーターポンプ組込みの下準備を整えます。

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フルオーバーホール&リフレッシュ終了のウォーターポンプをパワーユニットに組込み。

メンテナンスを行った締結部分には微塵の誤差もありません。

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リペアに伴い分解したパーツ 一部の画像。

私たちのリペア&メンテナンス工程は、再使用パーツを徹底的にメンテナンス&クリーニングアップし再使用します。

 

メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

 

私たちのリペア工程は、分解した再使用パーツを独自のクオリティーで仕上げます。

機能性、また美しさを徹底して追求するメンテナンスを行います。

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バルブカバーを単品から更にメンテナンス&クリーニングアップしていきます。

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独自の工法で更に結晶塗装の奥までクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップを行い、分解時のチェック項目の1つでもあるパーツ精度を、個々に測定します。

1つ1つのパーツを、私たち独自の厳密な精度に加工修正していきます。

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バルブカバー メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

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結晶塗装の隅々まで更にクリーンに仕上げます。

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項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の加工修正を行い、精度を確実に取り戻すメンテナンスを実施。

独自に設定している厳密な数値に修正。

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1つ1つの下準備を整えます。

私たちの行う作業工程は、どの部位においても効率化を求めず、こだわったメンテナンスをご提供します。

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私たちのファクトリーでは、エアーツールなど一切使用しません。

全てメカニックの手と、磨き上げられた工具によって行います。

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ボルト&ナットを規定トルクで確実に組み込み。

トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。

 

通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。

これを防ぎ、規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込んでいきます。

 

他の部位も同様です。

ボルトやナットの締め付けトルクは材質や処理の方法また、長さ等々でISO規格が設けられているほど重要なポイント。

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パワーステアリングシステムをリペア&メンテナンス。

1つ1つのパーツ精度を追求し、高次元な構造体に仕上げます。

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オイルフィルターの交換。

フランジ内部のクリーニングアップを行います。

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フランジ内部のクリーニングアップ後の画像です。

クリーンな状態からオイルフィルターを、基本締め付けトルクで確実にロックします。

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スパークプラグの交換。

画像上が、使用限度を超過したスパークプラグ。

画像下が、燃焼を更に促進させるため、蓄積したデータから選択したスパークプラグ。

 

フルインジェクション化に伴い、今では余り気を使わなくなったスパークプラグ。

3年以内、または走行2万キロを目安にパーツそのものを一新する事が必須。

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スパークプラグは、点火プラグはシェル 碍子および中心導体(中心電極及びターミナル)で構成されています。

点火プラグは燃焼室を貫く形で配置される為、シリンダーで発生する圧縮圧力や熱が外部に漏れないような密閉構造を持ち合わせているパーツ。

 

モータースポーツの世界では、エンジンのセッティングに応じて適切なプラグ熱価を選択する事が必要になります。

点火プラグの電極と碍子脚部は、燃焼室の内部で大きな影響を受けています。

極と碍子脚部の焼け具合は、燃焼室内部の燃焼環境を直接示す目安となる為、点火プラグを取り外した際には電極と碍子脚部の焼け具合を目視する事で、 その点火プラグがそのエンジンのセッティングに対して適切か否かの判断を下す事が可能となり、セッティングに応じて選択し直す場合も有ります。

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ニューパーツは、燃焼を更に促進させるため、蓄積したデータから厳選したスパークプラグを使用します。

 

新品のプラグであっても、製造誤差などにより必ずしもギャップが全数一定に揃っているとは限りません。

エンジンの種類によっては、プラグの熱価などは全気筒同じであっても、気筒毎に異なる電極隙間を要求するものも存在する為、装着の前に電極隙間を測定して調整します。

 

電極隙間の測定及び調整後のスパークプラグ。

組込みに備えます。

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ブローバイホースの交換。

ホース交換に伴いパイピング等のメンテナンス&クリーニングアップもあわせて行っていきます。

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画像左が劣化が促進し使用限度を超過したラバーホース。

画像右がニューパーツ。

 

ホースの素材にもよりますが、ホースの劣化は下記が代表的な要因になります。

外部因子作用による劣化

熱による劣化(熱酸化劣化)

光による劣化(光酸化劣化)

オゾンによる劣化

残留塩素による劣化

金属イオンによる劣化

溶剤膨潤による劣化

 

大きく分別しましたが、個々の劣化にはさまざまな要因があります。

このような知識も、トラブルシューティングを的確に行うには、非常に重要なことですね。

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ホース交換に伴いメンテナンス&クリーニングアップ後のパイピングの画像です。

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私たちのリペア&メンテナンス工程は、再使用パーツを徹底的にメンテナンス&クリーニングアップし再使用します。

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リペアに伴い分解したタイミングベルトカバーを、単品からメンテナンス&クリーニングアップしていきます。

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通常目にする事のない部分には、汚れが蓄積しています。

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使用許容範囲を超過したタイミングベルトのラバー粉が、駆動と同じ形状で随所に付着しています。

ニューパーツに付着しない様、クリーニングアップを行います。

 

同時に、クリーンな状態からクラックチェック&メンテナンスも行っていきます。

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タイミングベルトケース メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

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細部までスッキリ クリーンな状態を取り戻します。

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クリーンな状態から各部のメンテナンスを実施。

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効率にとらわれる事なく、1つ1つのパーツを独自のクオリティーで仕上げます。

クリーンな状態で組み込みに備えます。

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全ての下準備が整ったパワーユニットに、独自のクオリティーで仕上げた個々のパーツを組み込み。

1台1台手作業で、どれだけ効率的に動力性能を発揮できるかにこだわり組上げます。

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私たちが行うリペア&メンテナンスは、クルマではなく芸術作品を生み出すという意識で、丹念に仕上げます。

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パワーユニット搭載前に、車輌側エンジンルームのクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

現状の画像です。

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汚れているエンジンルームを細部までメンテナンス&クリーニングアップしていきます。

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付属パーツに至っても、全てメンテナンス&クリーニングアップを行います。

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パワーユニット脱着時のみ可能な、車輌側エンジンルームのメンテナンス&クリーニングアップ。

細部に至るまで、徹底したメンテナンス&クリーニングアップを実施します。

 

独自のクリーニングアップ方法で、付着した汚れを細部まで一掃しクリーンな状態を取り戻します。

またメンテナンスも実施していきます。

変化振りを……

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エンジンルーム メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

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ユニット脱着時のみ可能なクリーニングアップ。

細部まで、こだわったクリーニングアップを実施。

 

スッキリ クリーンな状態に回復させます。

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付属パーツのメンテナンスも完了。

シャシーやボルト、ナット1つまで丁寧にクリーニングアップ。

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私たちは、細部まで独自のクオリティーで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを行います。

どの部位においても効率化を求めず、こだわったメンテナンスをご提供します。

 

クリーンなエンジンルームにパワーユニットを搭載していきます。

スッキリ気持ち良いものですね。

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クリーンな状態からフードショックをニューパーツへと交換。

私たちの作業工程は常にクリーンな状態から整備作業を行います。

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全てが整った車輌にパワーユニットを搭載します。

 

メンテナンス&セットアップまた、クリーニング実施後のパワーユニットをメインフレームへと。

搭載にも、フェラーリ パワーユニット脱着専用の油圧リフトを使用。

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フェラーリ パワーユニット専用リフトでコントロールし、車両へと搭載します。

 

生産ラインオフ時の装着誤差。

また、永年の使用で発生している微妙なズレ。

組み込みは、基本搭載位置へと修正しユニットを搭載します。

 

この様な1つ1つの細かなメンテナンスの積み重ねで車両の基本ベースを底上げします。

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全ての見直しを図り、車両とサブフレームをドッキング。

基本搭載位置へと組み込みます。

 

分解時、各パーツ単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので細部までスッキリ。

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オーナーが大切にされている車輌。

車輌への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。

 

トルクレンチを握っているエンジニアの手。

手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。

爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。

 

私たちのサービスはそこから始まります。

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トルクレンチで最終ロック。

トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。

 

通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。

私たちは規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込みます。

 

全てを規定トルクにそろえる。

とても重要なことなんです。

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整備に伴い分解した再使用パーツのメンテナンス&クリーニングアップを行います。

問題の無い再使用パーツを、組み込み前に独自のクオリティーで仕上げていきます。

 

現状の画像です。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。

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細部まで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを実施。

クリーンな状態から組み込みに備えます。

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メンテナンス&クリーニングアップ済みの1つ1つのパーツを組み込み。

パーツを組上げる上での細かな微調整や最終的な合わせこみで最終の仕上がりが大きく左右されます。

 

動力性能と美しさを追求した整備&メンテナンスを行います。

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ブレーキオイルの交換。

塵や埃が付着しているリザーバタンクのクリーニングアップから。

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クリーニングアップ後のリザーバタンク。
 

クリーンな状態からリザーバキャップを開け、内部への汚れや埃の混入をシャットアウトします。

全ての下準備を整えます。

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リザーバタンク内部底に、大気中の水分を吸って加水した浮遊物が貯まっています。

この状態ではブレーキシステム構成パーツに悪影響を与えるばかりか、作動不良またオイル漏れを引き起こしてしまいます。

 

まず、加水した浮遊物のクリーニングアップを行います。

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タンク内部クリーニングアップ後の画像です。

新油は、このような透明なブレーキオイル。

 

クリーンな状態からブレーキオイルの交換を行います。

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ブレーキオイルを専用機器で交換。

ブレーキオイルは、私たちがF355に推奨する厳選したオイルを使用します。

 

 

ブレーキオイル。

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。

サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。

そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、発生する不具合はこれだけでは無く色々な不具合を発生させます。

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。

 

通常のストリートでの使用、また、乗らなくても1年毎の交換が必須。

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ブレーキオイル交換と同時に、周辺部分もクリーニングアップ。

私たちが行うごく通常のブレーキオイル交換工程です。

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フロントフードショックの交換。

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クリーンな状態からフードショックをニューパーツへと交換。

私たちの作業工程は常にクリーンな状態から行います。

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間違った方法で取り付けが行われていたブレーキホース。

人命に関わる非常に重要な箇所です。

 

装着方法を全て変更。

クリアランスの適正化も図り全てをリセット。

全ての整備において基本が大切ですね。

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エンジンスタート前の最終チェックも完了。

軽いクランキング音と共にスムーズなアイドリング。

 

各部のチェックを行っていきます。

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水温 油温 油圧 電圧 電流等々インスルメントパネルのメーター上でチェック。

メーター上の確認だけでなく、指針と実際のユニットとの誤差が無いかを、フェラーリ純正テスター SD2を車輌コントロールユニットに接続し同時にチェックします。

 

各回転域でのユニットやセンサーまた、電子制御インジェクションシステムの基本作動。

また、パラメーターのチェックも全て行います。

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パワーユニット等、脱着整備以前の画像です。

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サスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップを行います。

 

定期的な、足回り&車輌全体のトルク管理が必要です。

各部の調整と同時に締め付けトルクのチェックまた、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスを行います。

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また、同時に分解時にしか出来ないフェンダー内部の隅々までクリーニングアップします。

 

中々オーナーが目にする事の無い部分。

また、雨天使用しなくても、ダストや砂などが付着してしまう部分でもあります。

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同じくパワーユニット脱着整備前リヤセクションの画像です。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

サスペンションシステム ステアリングシステムも、本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンス完了。

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ダストや砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がよりリアルになると共に、クリーンな状態を取り戻しました。

きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施します。

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同じくリヤサスペンションシステム。

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メンテナンスで機能性を、クリーニングアップで美しさを回復させます。

 

各部のクリーニングアップやメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス過程の一貫だからです。

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ホイールのクリーニングアップ&メンテナンス。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

4輪全て表裏共に、本来の発色を取り戻しました。

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プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

 

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつ。

 

メンテナンス終了のホイール。

組み込みに備えます。

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車両フロア部分シャシー現状の画像。

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細部までクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後のシャシーの画像です。

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クリーンな状態から各部のセットアップを行い、パフォーマンスのバージョンアップを図ります。

運動性能と機能美を追求するメンテナンスを行います。

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細部までクリーンな状態から、コーナーウエイトレシオ&フルアライメントの測定&セットアップをおこなっていきます。

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車高の変更に伴うコーナーウエイトレシオの測定及びセットアップを行います。

測定前に、以前のセットアップをセットダウンし、クリアな状態に。

 

全てをセットダウンし、適正化したサスペンションシステムに合わせ、1からセットアップします。

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4輪アライメント調整の前に、コーナーウェイト測定・セットアップを行うことが重要です。

 

コーナーウェイトゲージとは、タイヤ毎に測れる車重計のことです。

個々のタイヤにかかる重量を車高調整などで変え、左右バランスを整えます。

荷重移動がスムーズになり、サスペンションの性能がフルに発揮できます。

 

コーナーウェイトを合計しパワーチェックを行うことで、パワーウェイトレシオまたトルクウェイトレシオを算出することも可能です。

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フルアライメントの測定&セットアップ。

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埃一つないクリーンな状態から確実なセットアップを行います。

全てにおいて完璧を追求し続けます。

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サスペンションシステムの変更、リペア&メンテナンスまた、何らかのセットを変更した場合、フルアライメントの測定&セットアップは必要不可欠な作業となります。

 

また、変更点が無くてもアライメントは少しずつ変化しています。

定期的な測定&セットアップが好ましいポイントですね。

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アライメントのポイントは、サスペンションシステムや、タイヤのキャラクターをどれだけ活かせるかが最重要ポイントです。

ですので、基本アライメントは存在するものの、正解は1つではありません。

 

車両の仕様はもちろん、使用用途によっても最適なアライメントにセットします。

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1台1台オーダーメイドのアライメントにセットアップします。

 

タイヤの銘柄、純正でもサスペンションのプリロードの違い、またサスペンションシステムを変更している場合はバンプ、リバンプ、ストロークスピード等々数限りなく違いがあります。

蓄積した膨大なデータで、オーダーメイドのセットアップを行います。

 

その結果、乗りやすい=リスクを回避できる=積極的にアクセルを踏んでいけドライビングに集中できる。

この法則が大切ですね。

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整備また、メンテナンスに伴い分解した、アンダーカウルやフェンダーライナー類。

通常見えない箇所には汚れが蓄積してしまっています。

 

私たちの作業工程は、分解パーツを1点1点クリーニングアップし美しさを取り戻します。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のカウルの画像です。

細部までこだわったクリーニングアップを実施。

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リペア&メンテナンス同様に、隠れた箇所ほど重要と考えます。

クリーンな状態から組込みに備えます。

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クリーニングアップ済みのカウルを組み込み。

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基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

全てのチリ合わせや、左右の均一性、ボルトロック状態の位置にもこだわり組み込み。

 

私たちは妥協しない徹底した整備また、メンテナンスを行います。

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全ての整備&メンテナンス完了。

最終チェック&セットアップを行います。

 

Ferrari 純正テスター SD2でパワーユニットのリペア&メンテナンスに伴うECUのセットアップ。

まず、以前の車輌セットをセットダウン。

続いてリペア&メンテナンス後の車輌に合わせセットアップします。

 

この工程が仕上がりを大きく左右します。

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最終セットアップ。

 

Ferrari純正車両診断テスターSD2で、Tipo F129Bの基本原理や構造を熟知したエンジニアが独自のセットアップを実施。

独自の味付けを行い、F355のポテンシャルを余す事無く引き出します。

メカニカル面も、的確な最終チェックまた、独自の味付けを行います。

 

最終の詰の作業です。

このプロセスが重要なんです。

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独自のセットアップも終了。

最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

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分解時、各パーツ単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので、隅々までスッキリ クリーンな状態を復元。

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各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

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エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

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全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ F355。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 726枚 (DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車輌と一緒にお渡しします。

今回、メンテナンス御依頼有り難う御座います。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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Ferrariや、Lamborghini は、どのモデルに関わらず工業製品であって美術品でもあります。

この様な車輌をメンテナンスさせて頂くにあたって、車輌に対してのオーナーの思いや、価値観を理解し、常に業務に携らせて頂いています。

車輌を常に向上させ完璧なコンディションに近づけ後世に残していく。

トラブルの解析なども常に的確なトラブルシューティングを行い、根本からトラブルをリペアし、構造を熟知した上でセットアップを行い、100%のポテンシャルを発揮できる車輌に仕上げていく。

独自のノウハウとテクニックまた、専用の最新設備で車輌のポテンシャルを余すことなく発揮させキャラクターを取り戻す。

また、何処を見ても綺麗。

隠れた所にも気遣いをする。

効率にとらわれず、1台1台の車輌を仕上げていく。

もし、僕自身の車輌なら、ここまで徹底的にして欲しい。

そういったメンテナンスを実施する車輌だと僕は思いますし、その思いを皆さんの車輌にも日々向上心を持って実践しています。

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