ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
今回、フェラーリ テスタロッサ メンテナンスご依頼誠に有り難う御座います。
弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ テスタロッサを積んでファクトリーに戻って参りました。
只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。
ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。
フェラーリ テスタロッサ チェック開始準備の為、リフトセクションへと…
ボディープロテクターの装着。
チェック開始です。
テスタロッサは、1984年の秋 パリ サロンでデビュー。
1991年 マラネロからラインオフしたモデルが最終型。
7177台がラインオフされ、前期 中期 後期型に分かれるテスタロッサ。
F113A型 4942cc 180度V型12気筒DOHC48バルブエンジンを、ミッドに縦置き搭載。
ヨーロッパ仕様は、最高出力390PS/6300rpm、最大トルク50.0kgm/4500rpm。
日本仕様は、キャタライザーを装着するので最高出力は380PS/6300rpm、最大トルクは50.0kgm/4500rpm。
DOHC4バルブ ボア×ストローク 82mm×78mmのF113Aユニットのエンジンマネジメントシステムは、前期ボッシュ社のKジェトロニック。
後期がKEジェトロニックで左右バンクを個々に制御。
フラップが噴射量を制御するシステムに若干の電子制御が組み合わされています。
Kまた、KEジェトロは、全ての気筒に連続的に燃料噴射を行います。
システムに異常が無くてもセットアップで性能が大きく変わります。
機械的作動部分が多いので、経年劣化などでセッティングが変化するので、定期的なセットアップが性能を保ちます。
点火を制御するのは、マニエッティ・マレリ社のマイクロプレックス。
TipoF113A型エンジンは、確実また的確なメンテナンスを行ってあげると非常に不具合の発生が少ないユニットです。
TipoF113A型エンジンまた、KEジェトロ、マイクロプレックスの基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。
フェラーリ テスタロッサ 車両全体の詳細なチェックを行います。
年数的、指定交換パーツ。
走行距離的、指定交換パーツ。
フェラーリ テスタロッサの傾向的不具合発生ポイントのチェック。
また車両のコンディションを整える為の独自のチェックへと。
指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。
代表的な素材の指定交換パーツの一部。
1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。
2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。
3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。
指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。
素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。
フェラーリ テスタロッサ メカニカルチェック。
車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。
メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…
書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。
車両毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。
車両の使用状況や用途、保管状態で車両のコンディションは千差万別です。
また、これまで車両がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?
壊れた箇所のリペアだけではなく、車両のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?
色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。
状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。
1から独自の思想、理念また目線で、的確なチェックを行います。
オイルの漏れ。
通常目にする事の無い部分に不具合が発生している場合が多いのは事実です。
オーナーが分からないうちに不具合が進行し、他のパーツに悪影響を及ぼしてしまっている場合が多々あります。
定期チェックで早期に発見し、確実なリペアを行うことで多大なダメージを回避することが可能です。
タイミングベルトケース内部からのオイル漏れ。
タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車輌でも、3年もしくは2万キロどちらか先に達した時点で交換が必須。
(たとえば3年で0kmの走行でも交換。また6ヶ月で2万キロの走行でもその時点で交換。)
しかしこのような状況の場合、早期のリペアが必須です。
漏れ出したオイルがタイミングベルトに付着し、ベルト本来の強度が奪われバルブクラッシュを引き起こします。
漏れ出したオイルが、エキゾーストマニホールドにも付着。
ガソリンは引火性が強く、オイルは着火性が強い油脂です。
オイル漏れやグリス漏れはエキゾーストマニホールド等、高温な箇所に付着すると発火。
車輌火災に至り人命に関わる非常に危険なポイント。
早期の対応が必須です。
オイルを一時的に止めるため、ボンドが塗布されている箇所もあります。
漏れ出したオイルが、周りの問題の無いパーツにまで付着してしまっています。
この状態では漏れ出したオイルが他の問題の無いパーツまで攻撃し悪影響を及ぼし始めます。
分かりやすく言うと、輪ゴムにオイルを付けると、数日でゴムの弾力性が無くなり伸ばすと直に切れてしまいます。
これと同じ事が車両の各ラバーパーツに生じます。
複数の部位からのオイル漏れ。
オイル漏れ発生個所の中には、色々な素材のパーツが有ります。
代表的なガスケットや、ラバー素材パーツ。
ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、ある程度の年数で亀裂や溶解が起こります。
また特にパワーユニットやパワートレイン関連パーツは、熱による弾性不良また、回転部分の磨耗(エンジンを長期間始動しない車輌は、形成変化を起こします。)などもオイル漏れを発生させてしまいます。
また、構成金属パーツ類では、金属を構成する個々の原子そのものが膨張して、格子間隔が大きくなりその為、弾性変形を生じパーツ接合面に歪が発生し、オイル漏れを発生させている場合も多々見受けられます。
なぜオイル漏れが発生してしまったか?
漏れを引き起こしている主原因は?
これらの要因を特定し、ピンポイントで確実なリペア工法を確定します。
このプロセスが非常に重要です。
何度もオーバートルクで締め付けが行われていたのか、給油ボルトにシール剤が塗られています。
フロント / リヤ サスペンションシステム。
サスペンションブッシュ各部のアップ画像。
外部からの要因また、対応年数の超過で完全に劣化し切っているサスペンションブッシュ。
サスペンションブッシュとしての役割を完全に消失してしまっている状態です。
ショックアブソーバーブッシュも対応年数の超過で完全に劣化し切っている状態。
欠損している部分もあるサスペンションブッシュの現状。
サスペンションブッシュが劣化し機能を消失している場合、車両の基本骨格でもあるフレームに多大なダメージを与えます。
サスペンションブッシュの役目は、路面からの凹凸の衝撃を、タイヤやサスペンションで吸収できなかった残りの衝撃や入力を、車体の基本骨格であるフレームに入力されることを防ぐ役割。
衝撃からフレームやボデーを守る、非常に重要な役割を担うのがサスペンションブッシュ。
また、ステアリング特性では、前後左右に荷重が掛かったときアームが簡単にヨジレ、ロールしやすくなります。
しかも急激に車体がロールしアライメントが崩れ、ダブルウィッシュボーンのメリットが崩れ、デメリットばかりが大きくなります。
経年劣化によるヘタリが、許容範囲を超えて落ち込んだり、亀裂が入ってしまうとボデー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃で、ボデーまたフレームのねじれや結合部の破損など、車両の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。
見逃されがちなサスペンションブッシュ。
車両にとって非常に重要な個所ですし、交換する事でフレームを確実に守り、またドライバビリティーも格段にアップします。
インテークマニホールドのインシュレーター及びガスケットの現状。
インシュレーターの亀裂、またガスケットの使用許容範囲が超過し混合気が滲み出てきている現状の画像。
バキュームタンク現在の状態。
本来筒状のバキュームタンクがまっ平らに損傷しています。
ラジエターサブタンクの現状の画像。
腐食により穴が開いてしまったのでしょう。
溶接修理がなされています。
エアクリーナースリーブの現状の画像。
裏側からの画像。
安易な処理が行なわれています。
エアーポンプがロックしてしまっている現状。
タイヤの状態。
タイヤのサイドウォールまた、トレッドに亀裂が入り危険な状態です。
タイヤ交換には色々なポイントがあります。
単に残り溝が1.6mmに達したスリップサインに近づいた状態。
溝が残っていても長年の装着で硬化し、ひび割れてきた状態。
ただ、タイヤ本来のパフォーマンスを発揮させるには、タイヤによって異なりますが、3年〜5年でタイヤ交換時期の1つの目安といえます。
3年〜5年程度でタイヤのゴムが劣化しコンパウンドが硬くなり、本来のパフォーマンスを発揮出来なくなります。
エレクトロニクス制御系統のトラブルシューティング。
表面的なトラブルポイントだけではなく、パラメーターをもとに奥深くに潜んでいる根本的なトラブルポイントのチェックを行っていきます。
最低でも1年に1度の的確な定期点検で、各部のコンディションのチェックを行う事が大切ですね。
そうする事で車両の状態を把握でき、コンディションを整える事が可能です。
非常に重要なことですね。
車両全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。
また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。
全てのチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車両を向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てます。
全てのチェックが終了したフェラーリ テスタロッサ。
確実に現状の車両の状態を把握し切らせて頂きました。
現状の車両の状態を分かり易くまとめ御連絡させて頂きます。
お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。
パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。
フェラーリ テスタロッサ 整備&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…
ボディープロテクターの装着。
整備&メンテナンス開始です。
エンジン整備・メンテナンスの為、エンジン脱着工程へと進みます。
整備&メンテナンスに伴う各油脂類の抜き取り。
注入時には、添加されている成分内容や粘度など、私たちが厳選したフェラーリ テスタロッサに推奨するオイルを使用します。
ドレンプラグをスッキリ クリーニングアップ。
1度締め付けられたガスケットは再使用しません。
ミッションオイル。
注入時には、私たちが厳選したフェラーリ テスタロッサに推奨するミッションオイルを使用します。
ドレンボルトに付着している金属粉。
オイルの使用期間また、使用許容限度を超過していたのか?
オイルの応力分散作用が不足していたのでしょうか?
注入時には、添加されている成分内容や粘度など、私たちが厳選した、フェラーリ テスタロッサに推奨するミッションオイルを使用します。
ドレンプラグをスッキリ クリーニングアップ。
金属粉等放置すると研磨剤と同様の効果を及ぼします。
ミッション損傷の原因になる為、その除去は重要です。
クリーンな状態から規定トルクでロックします。
エンジン冷却水も同様に、私たちが厳選したフェラーリ テスタロッサに推奨する冷却水を使用します。
ドレンプラグをスッキリ クリーニングアップ。
1度締め付けられたガスケットは再使用しません。
タイミングベルト交換及び、オイル漏れ整備に伴うエンジン脱着工程が進みます。
単に分解するだけではなく、生産時のパーツ精度の誤差、また車歴で精度が低下していないかを、分解パーツ全て項目毎に測定チェックします。
精度が低下している部位は、組み込み前に独自の厳密な数値に修正し組み込みます。
サブフレームのクリーニングアップを行っていきます。
エンジンの脱着は、フェラーリ エンジン脱着専用リフトをサブフレームに装着します。
この汚れたままの状態では、サブフレームとリフト間に砂や汚れがかみ込みサブフレームが傷つきます。
傷が一切付かないようクリーニングアップを行います。
エンジン脱着にあたり取外すボルト・ナット全てクリーニングアップを行います。
汚れたままで緩めたり締め付けたりするとボルト・ナットのピッチにストレスを与えます。
クリーニングアップ開始です。
クリーニングアップ後の画像です。
サブフレームをスッキリ クリーンな状態に。
クリーンな状態からフェラーリ エンジン脱着専用リフトをサブフレームに装着します。
このような工程を行うことで、サブフレームに微塵の傷も付きません。
ボルト・ナットに付着していた砂や塵等もスッキリ クリーニングアップ。
クリーンな状態からロックを解除することでボルト・ナットにストレスを与えません。
私たちが行う作業過程は、さまざまな要素を考慮したメンテナンスを行います。
クリーンなフレームに、フェラーリ エンジン脱着専用の油圧リフトを装着。
車両の価値観を考え、細部に工夫が施された、フェラーリ エンジン脱着専用の油圧リフト。
フレームに一切キズ等が付かず、載降を繊細にコントロール。
エンジンルームに接触する事も無く、クリアランスを確保しエンジンを脱着する事が可能なリフト。
各モデルに対し全て完備しています。
エンジン脱着開始です。
フェラーリ専用リフトで確実にコントロール。
エンジン脱着完了です。
担当エンジニアにより的確な作業が進められ、Ferrari専用SST(専用工具)を使用し、Tipo F113A エンジン各部を丁寧に分解し車両より脱着完了です。
一般的にはこの汚れた状態でタイミングベルト交換作業が行われます。
私たちが行うタイミングベルト交換は、分解前にエンジンやミッションなどに付着している細かな砂や塵を、一度全てクリーニングアップします。
これは、作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為。
また、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。
また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。
現状のエンジンフロントからの画像です。
現状のエンジンL/Hバンクからの画像です。
現状のエンジンR/Hバンクからの画像です。
エンジン後方、クラッチ側からの画像です。
エンジン Vバンク現状の画像。
エキスパンションタンクに覆われ、目にする機会がない部分です。
通常目にする事の無い部分には汚れがタップリ付着しています。
エンジン フロントVバンクからの画像。
こちらもタップリ汚れが蓄積した状態。
細部までクリーニングアップを行います。
エンジン下側 ミッションケース現状の画像です。
これら通常目にする事のない部分には汚れが蓄積しています。
私たちは、車両の価値観を理解し、見える部分は勿論の事、通常見えない箇所をクリーンにする事を非常に重要視します。
バルブカバー結晶塗装、現状の画像。
結晶塗装アップ画像。
独自のクリーニングアップ工法でクリーンな状態を取り戻します。
サージタンク&インテークマニホールドの画像です。
どのような素材のパーツでも、素材に1番適した独自のクリーニングアップを行います。
エンジン&ミッションが搭載されているサブフレーム現状の画像です。
本来マッドブラックのサブフレーム。
こちらも独自のクリーニングアップ工法で、本来の発色を蘇らせます。
現状のサスペンションシステムや、アップライト部分の画像。
砂汚れがビッシリ蓄積した現状。
作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為、細部までクリーニングアップしていきます。
これら汚れた状態から分解するとエンジン内部に砂などの異物が混入する場合があります。
またボルト、ナットを汚れたまま緩めたり締め付けたりすると、ボルト、ナットにダメージを与えます。
私たちが整備前に行うクリーニングアップ。
細部まで徹底したクリーニングアップを行っていきます。
変化振りを…
クリーニングアップ後のTipo F113Aエンジン。
クリーニングアップ前と同じ順番でご紹介させて頂きます。
フロントからの画像です。
クリーニングアップ後のL/Hバンク の画像です。
クリーニングアップ後のR/Hバンク の画像です。
エンジン後方クラッチ側からの画像です。
砂汚れを隅々までクリーニングアップ。
全てがクッキリ映えるようになりました。
クリーニングアップ後のエンジン シリンダー Vバンク内部の画像。
蓄積していた汚れも、細部まで完璧なクリーニングアップを実施。
フロント側 エンジンVバンクからの画像です。
独自のクリーニングアップで汚れもスッキリ クリーンに。
エンジン下側 ミッションケースの汚れも、細部までしっかりクリーニングアップ。
私たちは見える箇所だけでなく、通常見えないポイントまで徹底したクリーニングアップを行います。
バルブカバー結晶塗装クリーニングアップ後の画像です。
独自のクリーニングアップ方法で、完璧なクリーニングアップを実施。
結晶塗装の隅々に付着していた汚れも細部までクリーニングアップ。
サージタンク&インテークマニホールドも隅々までスッキリ クリーンな状態に。
エンジンを搭載しているサブフレーム クリーニングアップ後の画像です。
細部まで徹底したクリーニングアップを実施。
エンジンを搭載しているサブフレーム本来のマッドなカラーが蘇りました。
サスペンションや、アップライト部分クリーニングアップ後の画像です。
砂汚れが付着していたサスペンションシステムも細部までクリーニングアップ。
作動部分に付着した汚れ、古いグリス類も一掃。
整備&メンテナンス中、パーツ内部への砂や埃の混入を完全にシャットアウトします。
ボルト、ナット1つまで、クリーニングアップ。
クリーンな状態からリペアポイントを分解することで、エンジン内部への砂や異物の混入を避けます。
また、ボルト、ナットもクリーンな状態から緩めることでボルト&ナットを保護します。
全ての部位に対しクリーンな状態から分解します。
これが私たちのリペア&メンテナンスに取り掛かる第一工程のクリーニングアップです。
私達メンテナンスする側も気持ち良くリペア&メンテナンスに掛かれます。
各部のクリーニングアップの特別な費用は必要ありません。
私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。
整備前のクリーニングアップ。 ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つです。
細部までクリーンな状態から分解工程に入ります。
通常汚れたままで分解されるのが一般的。
私たちの作業工程は、このようにクリーンな状態から分解することで内部に砂や汚れが混入する事がありません。
また、クリーンな状態から再使用パーツの分解をし、ボルト・ナットを緩めることで、構造体にダメージを与えません。
クリーンな状態からヘッドカバーを分解。
シリンダーヘッド内部の画像です。
オイルが漏れ出していたのでしょう。
シール剤を外から塗るという安易な作業が行われています。
エンジンは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。
数年経過すると装着面の誤差も発生してきます。
その誤差がオイル漏れを起こし、シール剤で漏れを一時的に止めている訳です。
これでは根本的なメンテナンスとはかけ離れています。
まずクリーニングアップを行い、クリーンな状態から、その誤差を修正し、基本精度を回復させます。
クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
接合する接地面を綿密に整え基本精度を回復することで、ガスケット等パーツの対応年数まで不具合が発生することはありません。
1つ1つの精度を追求し、高精度なエンジンに仕上げます。
タイミングベルト交換に伴うバルブタイミングの測定。
ただ単にタイミングベルト交換のみの作業では、フェラーリ テスタロッサのもつエンジン本来のポテンシャルは発揮されません。
バルブタイミングが数度ずれ、パワーロスしてしまっている車両すら見受けられます。
タイミングベルト交換に伴い、各気筒毎 計算式によるバルブタイミングの測定が必須です。
タイミングベルト組み込み時にはバルブタイミングを適正化し、高負荷高速回転領域での最高出力を向上させ、また低中速回転領域で低中速トルクも向上させます。
このプロセスが非常に重要です。
バルブタイミングとは?
簡単に言えば、ピストンの位置に対して、どのタイミングでIN&OUT側バルブを開け閉めするか、その位置を決定する事です。
エンジンは、ピストンの上下によって混合気を吸って排気ガスを吐き出しています。
ピストンが降りる時に吸気バルブを開けてやり、上がる時に吸気側を閉じて排気バルブを開ける工程の事です。
10000回転/分では、一秒間に80回もこの工程を繰り返します。
このスピードでは、混合気にも重さや粘度が発生し、蜂蜜の様な粘度と考えてもらっても良いでしょう。
ピストンが下がり粘度が発生している混合気が燃焼室に入ります。
ピストンは下がりきって圧縮工程に入りますが、やっと流れる勢いの混合気はシリンダーに自ら入ってくるので、吸気バルブを今閉めるのはもったいない、遅らせようというのが吸気側タイミング。
続いて、爆発燃焼エネルギーでピストンが下がりますが、まだ膨張エネルギーが残っている状態で、早く排気バルブを開けて排気を早く排出し、次の吸入時の為に負圧を発生させ、混合気を吸い込むようにするのが排気側タイミング。
簡単に書きましたが、これら一連の工程のタイミングを適正化させる事で、よりスムーズに吸入・排気させ、なおかつ爆発工程でのパワーを限りなく使い切る。
これが適正化したバルブタイミングになる訳です。
オイルシールのリペア&メンテナンス。
フェラーリ専用SST(専用工具)を使用し確実な整備を行います。
SSTを使用する事で、キズや歪みを発生させる事無く、確実でスムーズな分解組み立てが可能です。
更に単品からホルダーのクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。
エンジンは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。
数年経過すると装着面の誤差も発生してきます。
まずクリーニングアップを行い、クリーンな状態から、その誤差を修正し、基本精度を回復させます。
クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
クリーンな状態からホルダー各部をチェック&メンテナンス。
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンスを実施。
接合する面を綿密に整え基本精度を回復させます。
この積み重ねが、高精度なエンジンに仕上がります。
厳密なメンテナンスを行ったホルダーにオイルシールを組み込み。
この工程を行うことで、オイルシールの対応年数までオイル漏れ等発生することはありません。
エンジン側、カムホルダー装着部分の現状の画像。
エンジンは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。
数年経過すると装着面の誤差も発生してきます。
まずクリーニングアップを行い、クリーンな状態から、その誤差を修正し、基本精度を回復させます。
クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
クリーンな状態からエンジン側、カムホルダー装着部分をチェック&メンテナンス。
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンスを実施。
接合する面を綿密に整え基本精度を回復させます。
一見すると地味な改良だと思われるでしょうが、こうした細部の精度追求の技術こそエンジン精度の向上と確実なクオリティーを得るには必要不可欠な事なんです。
緻密なメンテナンスを行ったエンジンに、メンテナンス済みパーツを組み込み。
これら一連の工程を行うことで、パーツの対応年数まで不具合が発生することはありません。
精度と美しさを追求し、クオリティーの高いエンジンに仕上げることをお約束します。
カムシャフトギヤ&クランクギヤ現状の画像です。
各ギヤが錆と汚れで侵食されている状態。
錆の発生で、タイミングベルトが紙やすりで削られる作用が発生しています。
その為タイミングベルトが攻撃され、指定交換時期までタイミングベルトがもたない状態。
通常この状態でタイミングベルトが組み込まれるのが一般的です。
私たちは、ギヤーを1点1点クリーニングアップ&メンテナンスを行い、タイミングベルトを組み込みます。
クリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。
クリーニングアップ&メンテナンス後のカムシャフトギヤ&クランクギヤの画像です。
錆びや汚れを細部まで除去。
これでタイミングベルトを攻撃する脅威もなくなり、確実なバルブタイミングのセットアップが可能になりました。
1つ1つのパーツを確実にリセットします。
通常見えないポイントまで徹底したメンテナンスを行い、動力性能また美しさも追求します。
カムシャフトプーリー取り付けボルト現状の画像。
ボルト&ナット1つに至っても全てメンテナンス&クリーニングアップを行います。
ボルト&ナットのメンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
整備に伴い取外したボルト&ナットを全てメンテナンス&クリーニングアップし組み込みます。
汚れたままでは気持ちも悪いですし、確実な規定トルクでの締め付けを行うことができません。
見えない箇所に全てひと手間をかけたメンテナンスを行います。
ウォーターポンプのオーバーホール工程へと。
内部の現状の画像です。
かなり手荒な作業が以前のオーバーホール時に行われていたようです。
フェラーリ専用工具(SST)が無かったのでしょう。
シールを抜くため何かで叩き抜いたようです。
フランジ部分がかなり傷つき欠けている部分すら有ります。
フェラーリ専用工具(SST)を使用しないとこのようなことになります。
インペラー現状の画像。
冷却水を循環させる羽の部分が削れ、正規の水量が循環させられない状態。
削れた金属粉がエンジンに循環してしまっています。
非常に粗悪な作業が行われています。
必要なパーツは交換。加工修正で復元できるパーツは、私たちのクオリティーで復元していきます。
根本から全ての見直しを図り、ウォーターポンプのフルオーバーホールを行っていきます。
テスタロッサのオリジナルパーツを装着できるよう機械加工を実施。
交換が必要なパーツは交換。
基本に忠実に、テスタロッサ オリジナルのウォーターポンプに復元後の画像です。
画像左が、劣化が促進した状態のタイミングベルト。
画像右がニューパーツ。
タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車両でも3年 (3年で0kmの走行でも交換)
また3年経過しなくても、前回の交換から2万キロ走行した場合。
どちらか先に達した時点で交換が必須です。
ただし、今回のような油脂の漏れ等が発生している場合、早急な整備とタイミングベルトの交換が必須です。
左の交換時期を迎えたタイミングベルトのラバー製の歯の周辺には亀裂が入って危険な状態です。
やはり指定交換時期を厳守する事が必須です。
よくタイミングベルトが切れたという言葉を聞きますが、コグドベルト自体が切損する場合はほとんど無く、ラバー製の歯がポロリと欠損してしまう事を、タイミングベルトが切れたと表現されています。
使用許容範囲超過、水濡れ、オイル漏れ、外界に露出している部分が多い等、さまざまな要因で劣化が促進し、ラバー製の歯が欠損しバルブクラッシュを引き起こしエンジンに多大なダメージを与えてしまいます。
タイミングベルトニューパーツの画像。
私たちは、純正の新品であっても長期に在庫されていたタイミングベルトは使用しません。
また、低価格のOEMパーツも使用しません。
私たちは、パーツ管理が行き届いた純正のタイミングベルトのみ使用します。
フェラーリ テスタロッサのエンジンに装着されていたタイミングベルトテンショナーベアリング。
近年、安いOEMが色々と出ていますが、粗悪なものも多数有ります。
逆に良いものも有りますが、粗悪なパーツと良質なパーツの見極めが非常に重要ですね。
今回装着するナカムラエンジニアリング オリジナル テンショナーベアリングset。
オリジナルで製作しているタイミングベルトテンショナーベアリングは、アウターケースは無垢材より削り出し製作。
錆の発生を完全にシャットアウトする亜鉛メッキ処理を施工。
ベアリング本体には、国産最高級ベアリング NTN製のベアリングを使用。
国産最高級ベアリングを使用する事により、回転負荷の著しい軽減が可能。
タイミングベルトへの負担を最小限に抑えます。
オリジナルのタイミングベルトテンショナーベアリングを使用する事により、エンジン回転も非常にスムーズになり、タイミングベルトへの負担も著しく軽減。
全ての問題を完全にクリアした、オリジナルのタイミングベルト テンショナーベアリングです。
タイミングベルトテンショナーのメンテナンスを行っていきます。
フェラーリ テスタロッサのタイミングベルトテンショナーはメカニカルタイプ。
テンショナーは、タイミングベルトに適切な張力を与え、スムーズで静粛な駆動による伝動能力を最大限に発揮させる重要な部位。
基本張力が発揮できる様に現品をメンテナンスしていきます。
メンテナンス&クリーニングアップ後のタイミングベルトテンショナーの画像です。
メンテナンスで、リアルでダイレクトな作動を回復したテンショナー。
一般的にはそのまま再使用されるのが通常ですが、私たちの作業工程は、テンショナーに独自のメンテナンスを施します。
テンショナーをメンテナンスする事で、下記の効果が発揮されます。
タイミングベルトの緩みによるバルブタイミングのズレを防ぎ駆動性を高めます。
また次回タイミングベルト交換時期に達するまでに、伸びたタイミングベルトから生ずる揺動、振動を静粛にします。
ナカムラエンジニアリング タイミングベルトテンショナーベアリングset.を、メンテナンス済みのテンショナーへ組込み。
テンショナーのメンテナンスと、アップデートパーツを使用し、1セクションを完全にリセットします。
整備に伴い分解したタイミングベルト リヤカバー現状の画像です。
問題の無い分解パーツはそのまま組み込まれるのが一般的です。
私たちが行う整備は、問題の無い再使用パーツを1つ1つ独自のクオリティーで仕上げて組み込みます。
現状の画像です。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
1つ1つのパーツを丹念に細部まで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを実施。
クリーンな状態から組み込みに備えます。
オーナーが大切にされている車両。
車両への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。
トルクレンチを握っているエンジニアの手。
手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。
爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。
私たちのサービスはそこから始まります。
私たちのファクトリーでは、エアーツールなど一切使用しません。
全てメカニックの手と、磨き上げられた工具によって行います。
全ての下準備が整ったエンジンに、1つ1つ精度や美しさを回復したパーツを組み込み。
どれだけ効率的に動力性能を発揮できるかにこだわり組上げます。
動力性能と機能美を徹底して追求するメンテナンスを行います。
バルブタイミングのセットアップ。
独自のノウハウを盛り込み、バルブタイミングを適正化します。
バルブタイミングを適正化すると、エンジンの特性を変えることが出来ます。
同一カム角であれば、バルタイを変化させても、バルブを開く時間は同じです。
その時間を、どのタイミングで作動させるかを適正化する訳です。
バルブタイミングの適正化でのメリットは、アイドリング領域と軽負荷領域でオーバーラップ量を小さくし、インテーク側の燃焼ガス吹き返しを減少させます。
これにより、アイドル域での回転数を安定させ、燃料消費率を向上させる。また、軽負荷領域ではエンジンの安定性を確保する。
中負荷領域では、オーバーラップ量を大きくし、燃焼温度を下げ、排出ガス中のNOxを低減させる。また、未燃焼ガスを再燃焼させ、HCも低減させる。
高負荷低中速回転領域では、吸気バルブの閉じるタイミングを早くし、低中速トルクを向上させる。
高負荷高速回転領域では、吸気バルブの閉じるタイミングを遅くし、最高出力を向上させる。
低温時は、オーバーラップ量を最小とし、吸気側への燃焼ガス吹き返しを防ぎます。これにより、燃料消費率を向上させながら、ファースト・アイドル回転数を安定させる。
エンジン始動時、およびエンジン停止時オーバーラップ量を最小とし、吸気側への燃焼ガス吹き返しを防ぎます。
これにより、始動性を向上させます。
適正化については、膨大なデータの中から各気筒毎に計算式を行い、バルブタイミングを適正化しフェラーリ テスタロッサ本来のポテンシャルを余す事無く引き出します。
安易なノウハウでのセットは、メリットよりデメリットばかりが大きくなり、エンジンにダメージを与えてしまったり、即エンジンブローへと直結します。
オイルシールの交換工程。
フェラーリ専用SST(専用工具)を使用し確実な整備を行います。
SSTを使用する事で、キズや歪みを発生させる事無く、確実でスムーズな分解組み立てが可能です。
更に単品からクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。
エンジンは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。
数年経過すると装着面の誤差も発生してきます。
まずクリーニングアップを行い、クリーンな状態からその誤差を修正し、基本精度を回復させます。
クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の加工修正を行い、精度を確実に取り戻すメンテナンスを実施。
シールが接合する接地面を綿密に整え基本精度を回復させます。
厳密なメンテナンスを行ったパーツにオイルシールを組み込み。
この工程を行うことで、オイルシールの対応年数までオイル漏れ等発生することはありません。
機能性だけではなく、1つ1つのパーツの美しさも追求するメンテナンスを実施します。
この積み重ねが高精度で美しいエンジンに仕上がります。
これら一連の作業過程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つでもあります。
整備に伴い分解したバルブカバー。
更に単品からメンテナンス&クリーニングアップしていきます。
クリーンな状態から、エンジンと接する締結面の誤差を修正し、基本精度を回復させます。
バルブカバー メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
結晶塗装の隅々までクリーンに仕上げます。
クリーンな状態から、エンジン側と接合する締結面を綿密に整え基本精度を回復。
1つ1つの精度を追求し、高精度なエンジンに仕上げます。
組上げたパーツ同士の接続部分のアップ画像。
1つ1つのパーツ精度を追求することで、接続部分には微塵の誤差も発生しません。
精度と美しさの追求。ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つでもあります。
整備に伴い分解したプラグコード類。
通常このまま組み込まれるのが一般的です。
分解したパーツを1点1点メンテナンス、またクリーニングアップを行い組み込みます。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後のプラグコード類の画像です。
再使用する分解パーツは、1つ1つ細部までこだわったメンテナンス&クリーニングアップを実施。
規定電圧が確実にスパークプラグに伝達出来るよう、分解パーツを1点1点メンテナンス。
きめ細やかなメンテナンスを随所に施します。
クリーニングアップ&メンテナンス後のプラグコード類を組込み。
プラグコード1本でも組上げる上での最終的な合わせこみを行います。
私たちは徹底して、機能性と美しい組込みを追求します。
問われるのはリペア技能だけではないと思います。
メンテナンスに対するこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。
エンジンマウントの交換工程を行います。
画像左が使用許容範囲を超過したエンジンマウント。
画像右がニューパーツ。
左右で比較してみると、左の劣化しているマウントが1.5cm落ち込んでいる状態。
この状態ではエンジンの振動が車両の基本骨格であるフレームに直接入力しダメージを与えます。
エンジンの機関内部では、部品が回転する事でさまざまな振動が発生します。
その為、こうした機関とフレームとの間にショックアブソーバーのような働きをするマウントを設け、車両に振動が直接伝わりダメージを与えない働きをするのがマウントの役割です。
その役割は重要です。
的確な定期チェックで車両のコンディションを整える事が重要です。
エンジンマウントブラケットのメンテナンス&クリーニングアップを行います。
現状の画像です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
クリーンな状態から組込みに備えます。
整備に伴い分解したボルト&ナット現状の画像。
ボルト&ナット1つに至っても全てメンテナンス&クリーニングアップを行います。
ボルト&ナットのメンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
私たちは、整備に伴い取外したボルト&ナットを全てメンテナンス&クリーニングアップし組み込みます。
汚れたままでは気持ちも悪いですし、確実な規定トルクでの締め付けを行うことができません。
パーツを組上げていく上で非常に重要な事なんです。
機能性と美しさを追求するメンテナンスを随所に施します。
エンジンマウント装着部分メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
締結部分の接合面や軸受けetc.の加工修正を行い、締結部分の精度を回復させるメンテナンスを実施。
マウントのキャラクターを存分に発揮させるメンテナンスを行います。
エンジンマウントの組込みに備えます。
メンテナンス&クリーニングアップ済みの取り付け部分にニューパーツを組み込み。
機能性と美しさを追求する整備を行います。
私たちは、妥協しない徹底した整備またメンテナンスを行います。
交換ホース 一部分の画像。
内部劣化が発生しているオイルホース。
ホースの素材にもよりますが、ホースの劣化は下記が代表的な要因になります。
外部因子作用による劣化
熱による劣化(熱酸化劣化)
光による劣化(光酸化劣化)
オゾンによる劣化
残留塩素による劣化
金属イオンによる劣化
溶剤膨潤による劣化
大きく分別しましたが、個々の劣化にはさまざまな要因があります。
このような知識も、トラブルシューティングを的確に行うには、非常に重要なことですね。
ニューパーツの画像です。
組込みに備えます。
ニューパーツを組み込み。
組込みはクランプ角度の均一性にもこだわり組上げます。
クランプ角度が全て揃っていると必然的に機能美も放たれます。
ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つでもあります。
エンジン上部の画像です。
エンジン脱着時のクリーニングアップにより、クリーンな状態から分解工程へと進みます。
各ガスケット及びウォーターホース交換に伴い、インテークマニホールドまた補器類を脱着。
更にクリーニングアップを行い、インテークマニホールド締結面のメンテナンスを行っていきます。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
インテークマニホールドが接合する接地面を綿密に整え基本精度を回復。
更に各項目別に整備&メンテナンスを行っていきます。
1つ1つの部位やパーツを綿密にメンテナンス&クリーニングアップを行い高精度で美しいエンジンに仕上げます。
整備に伴い分解したインテークマニホールド現状の画像。
マニホールド内部に付着したスラッジ。
マニホールドの内外部のクリーニングアップ、また締結面の修正を行っていきます。
メンテナンス&クリーニングアップ後のインテークマニホールドの画像です。
隅々までクリーンな状態に仕上げます。
マニホールド内部のスラッジもスッキリ クリーンに仕上げました。
整流された吸気がエンジンにスムーズに吸入され、ピークパワー&トルクを増大させます。
また、締結面の修正も行い精度を回復。
組込みに備えます。
交換ホース 一部分の画像。
内部劣化が発生しているウォーターホース。
ホースの素材にもよりますが、ホースの劣化は下記が代表的な要因になります。
外部因子作用による劣化
熱による劣化(熱酸化劣化)
光による劣化(光酸化劣化)
オゾンによる劣化
残留塩素による劣化
金属イオンによる劣化
溶剤膨潤による劣化
大きく分別しましたが、個々の劣化にはさまざまな要因があります。
このような知識も、トラブルシューティングを的確に行うには、非常に重要なことですね。
今回交換するアップデートホース一部の画像です。
オリジナルにこだわらない場合、私たちが厳選したクオリティーの高いパーツを使用します。
ウォーター系統、構成パーツ現状の画像。
フランジ側には水垢が蓄積している現状の画像。
メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。
ウォーター系統、構成パーツメンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
フランジ部分に付着していた水垢も完璧に除去。
1つ1つのパーツを丹念に仕上げる事で、パーツの対応年数まで冷却水の漏れや滲みが発生することはありません。
きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施します。
機能性と美しさを両立させるメンテナンスを行います。
メンテナンス&クリーニングアップ後のインジェクター。
メンテナンス後のインジェクターは、規定容量の燃料を確実に供給でき、噴霧形状の適正化を回復。
この積み重ねが、仕上がったエンジン性能を大きく左右します。
個々に仕上げたパーツを組み込み。
見えない箇所までも、美しいエンジンに仕上げます。
精度と美しさの追求。ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つでもあります。
ホースクランプ角度の均一性にもこだわり組上げます。
フューエルデリバリーパイプを1本1本メンテナンス&クリーニングアップ。
フューエルデリバリーパイプは、ごく一般的なメッキ クロメート処理、いわゆるユニクロ処理が行われています。
以前は六価クロムが主流でしたが、発がん性物質を含む為、現在の主流は三価クロムへ。
六価クロムと三価クロムでは処理方法が異なります。
また、三価クロムメッキと三価クロメートも、まったく異なるメッキ方法です。
色々と違いが有りますが、個々の素材や処理方法で1番適切なメンテナンスやクリーニングアップを行っています。
整備に伴い分解したサージタンク。
更に単品からメンテナンス&クリーニングアップしていきます。
サージタンク メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
結晶塗装の隅々までクリーンに仕上げます。
タイミングベルト交換に伴い分解したタイミングベルトカバー。
単品からメンテナンス&クリーニングアップしていきます。
タイミングベルトのラバー粉が、駆動と同じ形状で随所に付着しています。
ニューパーツに付着しない様、クリーニングアップを行います。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
細部まで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを実施。
クリーンな状態から組み込みに備えます。
整備に伴い分解したパーツ現状の画像です。
問題の無い分解パーツはそのまま組み込まれるのが一般的です。
私たちが行う整備は、問題の無い再使用パーツを1つ1つ独自のクオリティーで仕上げて組み込みます。
現状の画像です。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
1つ1つのパーツを丹念に細部までメンテナンス&クリーニングアップを実施。
クリーンな状態から組み込みに備えます。
全ての下準備が整ったエンジンに、独自のクオリティーで仕上げた個々のパーツを組み込み。
1つ1つ手作業で、どれだけ効率的に動力性能を発揮できるかにこだわり組上げます。
また、美しさを徹底して追求するメンテナンスを行います。
私たちが行うリペア&メンテナンスは、クルマではなく芸術作品を生み出すという意識で、丹念に仕上げます。
美しく仕上げたエンジン単体から発する12気筒の濁りの無い澄みきったエキゾーストノート。
回転が高まるにつれ澄みきった管楽器のような音色を楽しめる。
そんな芸術的なエンジンに仕上げます。
これら一連の工程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。
メインコントロールユニットに接続されるカプラー。
ロック部分が折損しロックできない状態。
タイラップなどで縛りつけられた車両をよく見受けます。
なぜなら、カプラーのみのパーツ供給は無くハーネスアッセンブリーの高額なパーツとなるからです。
私たちが厳選した高品質なカプラーのみ交換していきます。
カプラーのみ交換後の画像です。
高額なハーネスを交換する事無く、クオリティーの高い素材を使用し、あたかも純正であったかのように仕上げます。
これで、メインコントロールユニットに確実にカプラーをロックすることが可能となりました。
このようなリペア&メンテナンス工法は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。
整備に伴い脱着したエンジン。
エンジン搭載前に、エンジン脱着時のみ可能な車両側エンジンルームを細部までクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。
現状の画像です。
通常目にしない箇所は汚れが蓄積しています。
汚れているエンジンルームを細部までメンテナンス&クリーニングアップしていきます。
細部に至るまで、徹底したメンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。
エンジンルーム メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
付属パーツのメンテナンスも完了。
フレームやボルト、ナット1つまで丁寧にクリーニングアップ。
蓄積していた汚れを細部まで、こだわったクリーニングアップを実施。
スッキリ クリーンな状態に回復させます。
エンジン脱着時のみ可能なクリーニングアップ。
クリーンなエンジンルームに、メンテナンス済みのエンジンを搭載していきます。
スッキリ気持ち良いものですね。
これら一連の作業過程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。
完全に破損しているバキュームタンクの画像。
この状態では本来の作動が出来ません。
オリジナルでバキュームタンクを設計、製作していきます。
オリジナルパーツを1から設計・製作していきます。
純正品が世界欠品のパーツはオリジナルで製作します。
これらの部材から設計図通りにパーツを切り出していきます。
全て自社の最新の設備を使用し製作します。
オリジナルで設計し部材から切り出したパーツ群をTIG溶接で造り込み。
TIG溶接。
TIG溶接は、高品質であり、ほとんど全ての金属の溶接が可能です。
薄板溶接や、スパッタを嫌う溶接に向いていて、アルミからステンレスまでいろんな金属の溶接が可能です。
両手を使うため熟練が必要で難易度は高いのですが、溶接の適応力が広い溶接方法です。
熟練したメカニックによる溶接のビート部分。
このように仕上げるにはかなり高度なテクニックが必要なんです。
最終処理後のオリジナルパーツ。
純正品が世界欠品のパーツをオリジナルで設計・製作。
機能性をグレードアップ。
ビジュアルは、あたかも純正パーツであるように仕上げ、装着時に違和感を感じさせないよう細部まで緻密に製作。
必要と判断したパーツは、どのようなパーツであっても独自のクオリティーで設計・製作する事が可能です。
劣化しているカプラーの交換工程へと。
エンジン冷却系統のラジエター電動ファンに接続されるカプラー。
常に作動と停止を繰り返すラジエター電動ファン。
劣化が促進すると、発熱で内部がショートし車両火災を引き起こす可能性があります。
タイラップなどで縛りつけられた車両をよく見受けます。
なぜなら、カプラーのみのパーツ供給は無くハーネスアッセンブリーの高額なパーツとなるからです。
厳選した高品質なカプラーへと交換していきます。
カプラーのみ交換後の画像。
R/H L/H共にカプラーのみ交換。
最新のパーツを使用し容量もアップ。
高額なハーネスを交換する事無く、クオリティーの高いアップデートパーツを使用し、あたかも純正であったかのように仕上げます。
このようなリペア&メンテナンス工法は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。
クリーンな状態からウォーターホースの交換を行っていきます。
切損しているウォーターホースにビニールテープが巻きつけられている状態。
見えない箇所に色々と安易な処理が行われています。
ニューパーツへと交換後の画像です。
ホースの取り回しや、ホースクランプ角度の均一性にもこだわり組上げます。
全てが整った車両にメンテナンス済みのエンジンを搭載します。
搭載にも、フェラーリ エンジン脱着専用の油圧リフトを使用。
フェラーリ エンジン脱着専用リフトでコントロールし、車両へと搭載。
生産ラインオフ時の装着誤差。
また、永年の使用で発生している微妙なズレ。
組み込みは、基本搭載位置へと修正しエンジンを搭載します。
この様な1つ1つの細かなメンテナンスの積み重ねで、車両の基本ベースを底上げします。
エンジン搭載後、連結に使用するボルト&ナット現状の画像。
ボルト&ナット1つに至っても全てメンテナンス&クリーニングアップを行います。
ボルト&ナットのメンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
整備に伴い取外したボルト&ナットを、全てメンテナンス&クリーニングアップし組み込みます。
汚れたままでは気持ちも悪いですし、確実な規定トルクでの締め付けを行うことができません。
ボルト、ナット、ギヤ、テンショナーアームやクランクプーリーは、ごく一般的なメッキ クロメート処理、いわゆるユニクロ処理が行われています。
以前は六価クロムが主流でしたが、発がん性物質を含む為、現在の主流は三価クロムへ。
六価クロムと三価クロムでは処理方法が異なります。
また、三価クロムメッキと三価クロメートも、まったく異なるメッキ方法です。
色々と違いが有りますが、個々の素材や処理方法で1番適切なメンテナンスやクリーニングアップを行っています。
クリーンな状態からエンジンとフレームとの連結ロックに使用します。
クリーンなボルト、ナットでフレームと連結。
オーナーが大切にされている車両。
車両への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。
トルクレンチを握っているエンジニアの手。
手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。
爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。
私たちのサービスはそこから始まります。
私たちのファクトリーでは、エアーツールなど一切使用しません。
全てメカニックの手と、磨き上げられた工具によって行います。
基本搭載位置への見直しも図りエンジンとフレームをドッキング。
全てにおいて緻密な作業を行います。
整備に伴い分解した再使用パーツのメンテナンス&クリーニングアップを行います。
問題の無い分解パーツはそのまま組み込まれるのが一般的です。
私たちは問題の無い再使用パーツを1つ1つメンテナンス&クリーニングアップし組み込みます。
現状の画像です。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
1つ1つのパーツを丹念に細部までメンテナンス&クリーニングアップを実施。
クリーンな状態から組み込みに備えます。
安易な処理が行われているエアクリーナースリーブ現状の画像です。
このような整備では車両の価値を落としてしまう一方です。
オリジナルのニューパーツへと交換していきます。
エアクリーナーケースを細部までクリーニングアップ。
クリーンな状態からニューパーツの組込みに備えます。
オリジナルのエアクリーナースリーブの画像です。
クリーンなエアクリーナーにオリジナルのスリーブを組み込み。
クランプ角度の均一性にもこだわり組上げます。
このような細部のパーツのクオリティーこそ、価値ある車両へと仕上げます。
装着されていたエアーフィルター現状の画像です。
使用許容範囲を超過し目詰まりを起こしている状態。
この状態ではエンジンへのフレッシュエアーの吸入を妨げます。
ニューパーツのエアーフィルター。
エアーフィルターは、ダストの清浄効率と捕捉能力を備えたパーツ。
使用許容範囲を超えるとフィルター抵抗が大きくなり、エンジンへのフレッシュエアーの吸入を妨げます。
定期的なチェックが必要なパーツの1つですね。
装着されていたラジエターサブタンクの現状。
内部腐食によりピンホールが開き何度も溶接された痕跡があります。
エンジン冷却水を年に1度的確に交換しないと、このような冷却系統のパーツに内部腐食が発生します。
エンジン冷却水の交換だけではなく、車両の油脂類の交換時期を守ることは非常に大切です。
今回換装するのは、ナカムラエンジニアリング オリジナル テスタロッサ用 アルミ製スペシャルサブタンク。
全て強化アルミにて、純正品の弱点を全てクリアする様に設計・製作。
Ferrariの純正サブタンクの致命傷と言える、ラジエターキャップを装着する口金の変形&ラジエターキャップからのエンジン冷却水漏れ。
オリジナル アルミ製スペシャルサブタンクでは、肉厚の非常に厚い強化アルミを使用し製作。
純正サブタンクの致命傷と言えるラジエターキャップ 口金の変形を完璧に改善。
ラジエターキャップなどは、国産最高級のパーツを使用。
ラジエターキャップ交換のロングライフ化を実現。
各配管接続部分は、ホース抜け防止 加工を全て装備。
熟練メカニックにより美しく仕上げたナカムラエンジニアリング オリジナル テスタロッサ用 アルミ製スペシャルサブタンクです。
1つ1つ丹念に仕上げたパーツを組み込み。
パーツを組上げる上での細かな微調整や最終的な合わせこみを行い組上げます。
この緻密な組込みが、最終の仕上がりを大きく左右します。
動力性能と美しさを追求した整備&メンテナンスを行います。
オイルパンの整備&メンテナンス工程へと進みます。
オイルパン内部の現状の画像です。
エンジン各部にタップリ塗られていたシール剤がオイルパン内部に多量に沈殿している状態。
安易にシール剤を使用すると、このように剥離したシールがエンジン内部を循環し、ウォーターラインまたはオイルラインを詰まらせ、エンジンブローを誘発させます。
エンジンは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。
数年経過すると装着面の誤差も発生してきます。
その誤差がオイル漏れを起こし、シール剤で漏れを一時的に止めている訳です。
これでは根本的なメンテナンスとはかけ離れています。
まずクリーニングアップを行い、クリーンな状態からその誤差を修正し、基本精度を回復させます。
クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
接合する接地面を綿密に整え基本精度を回復することで、ガスケット等パーツの対応年数まで不具合が発生することはありません。
1つ1つの精度を追求し、高精度なエンジンに仕上げます。
オイルパン外側もスッキリ クリーンに仕上げます。
この積み重ねが高精度で美しいエンジンに仕上がります。
オイルパンを装着するエンジン側の現状の画像です。
同様にクリーニングアップ&メンテナンスを行います。
オイルパン同様に、クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
オイルパンの組込みに備えます。
オイルパン組込み後の画像です。
一見すると地味な改良だと思われるでしょうが、こうした細部の精度追求の技術こそエンジン精度の向上と確実なクオリティーを得るには必要不可欠な事なんです。
精度と美しさの追求。ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つでもあります。
ブレーキオイルの交換。
使用限度を超過し劣化したブレーキオイルの画像です。
この状態ではブレーキシステム構成パーツに悪影響を与えるばかりか、作動不良またオイル漏れを引き起こしてしまいます。
ブレーキオイル交換前に、リザーバータンク内部またアウターケースのクリーニングアップを行います。
リザーバタンク内部また、アウターケースをスッキリ クリーニングアップ。
クリーンな状態からブレーキオイルを交換していきます。
ブレーキオイルを専用機器で交換。
ブレーキオイルは、私たちが厳選したフェラーリ テスタロッサのブレーキシステムに推奨するオイルを使用します。
ブレーキオイル。
ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。
サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。
ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。
そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。
これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。
ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、発生する不具合はこれだけでは無く色々な不具合を発生させます。
ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。
通常のストリートでの使用、また、乗らなくても1年毎の交換が必須。
オイル交換と同時に周辺部分もスッキリ クリーニングアップ。
気持ちよいものですね。
フロント / リヤ サスペンションシステムの整備&メンテナンス工程へと。
現状のサスペンションシステム。
分解前のクリーニングアップから行っていきます。
汚れが蓄積した状態。
リヤサスペンションシステム現状の画像。
同じく細部までクリーニングアップを行っていきます。
一般的にはこの状態から分解が行われます。
分解前に、サスペンションシステムに付着している細かな砂や塵を、一度全てクリーニングアップします。
これは、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。
クリーニングアップ開始です。
分解前のクリーニングアップ後の画像です。
隅々まで徹底したクリーニングアップを実施。
分解前クリーニングアップ後のリヤサスペンションシステム。
ボルト、ナット1つまでクリーニングアップ。
クリーンな状態から分解することで、ボルト、ナットにストレスを掛けず、ロックを解除しボルト&ナットのピッチまた、再使用パーツを保護します。
隅々までクリーンな状態からフロント / リヤ サスペンションシステムの整備&メンテナンスを行います。
分解前のクリーニングアップ。
ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つでもあります。
リヤサスペンションシステムから作業開始です。
サスペンションブッシュ交換の為、車両から取外したリヤアッパーアーム&ロアアーム R/H L/H現状の画像です。
独自の工程でリペアを行っていきます。
また同時に、全ての再使用パーツに細部まで徹底したメンテナンスを施し、新車時同様に復元していきます。
構造体としての使用許容範囲を超過したサスペンションブッシュ。
ブッシュラバーが経年劣化し亀裂が入った状態。
この状態では走行中の振動がシャシーに直接入力され、車両の基本骨格であるシャシーにダメージを与えてしまいます。
また、走行中アライメントが常に変化し、本来のシャープな乗り味のフェラーリ テスタロッサが、非常に乗りにくいダルなハンドリングと不安定な車両の動きを誘発しドライビングが楽しめません。
分解&メンテナンス工程へと進みます。
細部までクリーンな状態からブッシュを分解。
再使用するアーム本体にダメージを与えません。
専用SST(専用工具)を使用し確実に分解します。
SSTを使用する事で、サスペンションアームにキズや歪みを発生させる事無く分解、組み立てが可能です。
リヤセクションに使用するサスペンションシステムのニューパーツ。
このパーツ群を、独自の精度とノウハウを盛り込み組上げていきます。
リヤ アッパーアーム&ロアアームのブッシュ交換、またリフレッシュ後の画像です。
アーム本体のクラックチェック、測定による修正、また細部までメンテナンスも実施。
メンテナンス&リフレッシュ後のアームに、ニューパーツのブッシュをSSTを使用し確実に組み込み。
単にブッシュ交換だけではなく細部まで丹念に独自のクオリティーで仕上げます。
運動性能だけでは無く、徹底した美しさにもこだわるメンテナンスを実施します。
ゴールドに写っているのは新車時のアンダーコートです。
このようなアンダーコートが残っている車両は近年では稀です。
車両の価値観を重視しアンダーコートはあえて剥がさずクリアー塗装で仕上げました。
問われるのはリペア技能だけではないと思います。
メンテナンスに対するこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。
リヤアッパーアーム&ロアアーム取り付けブラケット現状の画像です。
問題の無い分解パーツはそのまま組み込まれるのが一般的です。
私たちが行う整備は、問題の無い再使用パーツを1つ1つ独自のクオリティーで仕上げて組み込みます。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
1つ1つのパーツを丹念に細部まで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを実施。
クリーンな状態から組み込みに備えます。
ボルト、ナット、ブラケットは、ごく一般的なメッキ クロメート処理、いわゆるユニクロ処理が行われています。
以前は六価クロムが主流でしたが、発がん性物質を含む為、現在の主流は三価クロムへ。
六価クロムと三価クロムでは処理方法が異なります。
また、三価クロムメッキと三価クロメートも、まったく異なるメッキ方法です。
色々と違いが有りますが、個々の素材や処理方法で1番適切なメンテナンスやクリーニングアップを行っています。
交換するリヤスタビライザーブッシュのアップ画像。
画像左が経年劣化したブッシュ。
画像右がニューパーツ。
スタビライザーブッシュ交換に伴い分解した構成パーツ現状の画像です。
問題の無い分解パーツはそのまま組み込まれるのが一般的です。
私たちが行う整備は、問題の無い再使用パーツを1つ1つ独自のクオリティーで仕上げて組み込みます。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
1つ1つのパーツを丹念に細部までメンテナンス&クリーニングアップ。
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の加工修正を行い、精度を確実に取り戻すメンテナンスを実施。
整備箇所のキャラクターを存分に発揮させると共に、徹底した美しさを追求するメンテナンスを行います。
リヤサスペンションのマウント&ブッシュ交換へと進みます。
まずクリーニングアップを行います。
クリーンな状態からマウント&ブッシュの交換を行っていきます。
クリーニングアップ後の画像です。
クリーンな状態からマウント&ブッシュの交換工程を進めます。
リヤサスペンションに使用するマウント&ブッシュのニューパーツ。
このパーツ群を、独自の精度とノウハウを盛り込み組上げていきます。
画像左が使用許容範囲を超過したサスペンションアッパーマウント。
画像右がニューパーツ。
左右で比較してみると、左の劣化しているマウントが5mm落ち込んでいる状態。
構造体としての使用許容範囲を超過したサスペンションマウント。
この状態では走行中の振動がシャシーに直接入力され、車両の基本骨格であるシャシーにダメージを与えてしまいます。
また、走行中アライメントが常に変化し、本来のシャープな乗り味のフェラーリ テスタロッサが、非常に乗りにくいダルなハンドリングと不安定な車両の動きを誘発しドライビングが楽しめません。
再使用する構成パーツ現状の画像です。
組み込み前にメンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
問題の無い再使用パーツを1つ1つ丹念に仕上げます。
丹念に仕上げたパーツを組み上げたリヤサスペンションシステム。
整備箇所のキャラクターを存分に発揮させるメンテナンスを実施。
また、美しさも追求したメンテナンスを行います。
リヤサスペンションシステムのブッシュ交換&メンテナンスを実施したパーツを仮組み。
仮組みでフィッティングの確認。
より精度を高め、リペアポイントのキャラクターを存分に発揮させます。
このプロセスが、仕上がりを大きく左右します。
完璧な下準備。
そこへ独自のノウハウ&工法を織り込み、1つ1つ丹念に仕上げたリヤセクションのパーツを組み込み。
メンテナンス済みのパーツを組上げる上での、細かい微調整。
最終的な合わせこみが重要。サスペンションの動きがスムーズになり、直進性また乗り味が格段に向上します。
1台1台手作業で、どれだけ効率的に運動性能を発揮できるかにこだわり組上げます。
ボルト1本まで、素材や処理工法に1番適した工法で再使用パーツをリフレッシュ。
私たちが行うリペア&メンテナンスは、クルマではなく芸術作品を生み出すという意識で、丹念に仕上げます。
これら一連の工程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。
フロントサスペンションシステムの作業開始です。
サスペンションブッシュ交換の為、車両から取外したフロントアッパーアーム&ロアアーム R/H L/H現状の画像です。
独自の工程でリペアを行っていきます。
また同時に、全ての再使用パーツに細部まで徹底したメンテナンスを施し、新車時同様に復元していきます。
構造体としての使用許容範囲を超過したサスペンションブッシュ。
ブッシュラバーが経年劣化し亀裂が入った状態。
この状態では走行中の振動がシャシーに直接入力され、車両の基本骨格であるシャシーにダメージを与えてしまいます。
また、走行中アライメントが常に変化し、本来のシャープな乗り味のフェラーリ テスタロッサが、非常に乗りにくいダルなハンドリングと不安定な車両の動きを誘発しドライビングが楽しめません。
分解&メンテナンス工程へと進みます。
細部までクリーンな状態からブッシュを分解。
再使用するアーム本体にダメージを与えません。
専用SST(専用工具)を使用し確実に分解します。
SSTを使用する事で、サスペンションアームにキズや歪みを発生させる事無く分解、組み立てが可能です。
フロントセクションに使用するサスペンションシステムのニューパーツ。
フロントセクションにはボールジョイントが装着されている為、同時に交換していきます。
ボールジョイントの構造。
サスペンション機構がスムーズに上下左右に動く様に、人間の関節と同じ役目をしているのがボールジョイント。
ボールジョイントの内部はグリスで満たされており、ボール部分の磨耗を防止しています。
しかし、いくらグリスが入っているとはいえ、可動しているうちに少しずつボール、そして受け皿部分が磨耗してきます。
磨耗が進むと隙間が出来てしまい、サスペンションのガタとして現れます。
ボールジョイントにガタがある状態で走っていると、タイヤが揺れた状態で回転する事になり、ハブ・ベアリングなどにダメージを与えてしまうパーツの1つでも有ります。
これらのパーツ群を、独自の精度とノウハウを盛り込み組上げていきます。
フロント アッパーアーム&ロアアームのブッシュ交換、またリフレッシュ後の画像です。
アーム本体のクラックチェック、測定による修正、また細部までメンテナンスも実施。
メンテナンス&リフレッシュ後のアームに、ニューパーツのブッシュをSSTを使用し確実に組み込み。
単にブッシュ交換だけではなく細部まで丹念に独自のクオリティーで仕上げます。
運動性能だけでは無く、徹底した美しさにもこだわるメンテナンスを実施します。
フロント アッパーアーム&ロアアーム取り付けブラケット現状の画像です。
問題の無い分解パーツはそのまま組み込まれるのが一般的です。
私たちが行う整備は、問題の無い再使用パーツを1つ1つ独自のクオリティーで仕上げて組み込みます。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
1つ1つのパーツを丹念に細部まで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを実施。
クリーンな状態から組み込みに備えます。
交換するフロント スタビライザーブッシュのアップ画像。
画像左が使用許容範囲を超過したブッシュ。
画像右がニューパーツ。
比較すると使用許容範囲を超過したブッシュは外側が経年劣化でやせ細り、内径は拡張しています。
ブッシュが許容範囲外に劣化するとロール時に車両を押え込む機能がなくなり適切にロールを押さえ込めなくなります。
サスペンションなどを高性能なパーツに交換しても、この様な個所の動きを的確に押さえ込まなければ高性能サスペンションの能力を引き出す事が出来ません。
スタビライザーブッシュ交換に伴い分解した構成パーツ現状の画像です。
問題の無い分解パーツはそのまま組み込まれるのが一般的です。
私たちが行う整備は、問題の無い再使用パーツを1つ1つ独自のクオリティーで仕上げて組み込みます。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
1つ1つのパーツを丹念に細部までメンテナンス&クリーニングアップ。
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の加工修正を行い、精度を確実に取り戻すメンテナンスを実施。
整備箇所のキャラクターを存分に発揮させると共に、徹底した美しさを追求するメンテナンスを行います。
フロント サスペンションのマウント&ブッシュ交換へと進みます。
まずクリーニングアップを行います。
クリーンな状態からマウント&ブッシュの交換を行っていきます。
クリーニングアップ後の画像です。
クリーンな状態からマウント&ブッシュの交換工程を進めます。
フロント サスペンションに使用するマウント&ブッシュのニューパーツ。
このパーツ群を、独自の精度とノウハウを盛り込み組上げていきます。
画像左が使用許容範囲を超過したサスペンションアッパーマウント。
画像右がニューパーツ。
左右で比較してみると、左の劣化しているマウントが8mm落ち込んでいる状態。
構造体としての使用許容範囲を超過したサスペンションマウント。
この状態では走行中の振動がシャシーに直接入力され、車両の基本骨格であるシャシーにダメージを与えてしまいます。
また、走行中アライメントが常に変化し、本来のシャープな乗り味のフェラーリ テスタロッサが、非常に乗りにくいダルなハンドリングと不安定な車両の動きを誘発しドライビングが楽しめません。
再使用する構成パーツ現状の画像です。
組み込み前にメンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
問題の無い再使用パーツを1つ1つ丹念に仕上げます。
丹念に仕上げたパーツを組み上げたフロント サスペンションシステム。
整備箇所のキャラクターを存分に発揮させるメンテナンスを実施。
また、美しさも追求したメンテナンスを行います。
フロント サスペンションシステムのブッシュ交換&メンテナンスを実施したパーツを仮組み。
仮組みでフィッティングの確認。
より精度を高め、リペアポイントのキャラクターを存分に発揮させます。
このプロセスが、仕上がりを大きく左右します。
完璧な下準備。
そこへ独自のノウハウ&工法を織り込み、1つ1つ丹念に仕上げたフロントセクションのパーツを組み込み。
メンテナンス済みのパーツを組上げる上での、細かい微調整。
最終的な合わせこみが重要。サスペンションの動きがスムーズになり、直進性また乗り味が格段に向上します。
1台1台手作業で、どれだけ効率的に運動性能を発揮できるかにこだわり組上げます。
ボルト1本まで、素材や処理工法に1番適した工法で再使用パーツをリフレッシュ。
私たちが行うリペア&メンテナンスは、クルマではなく芸術作品を生み出すという意識で、丹念に仕上げます。
これら一連の工程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。
整備に伴い取外したホイールのクリーニングアップ&メンテナンスを行います。
ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。
4輪全てクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。
ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。
プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。
タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。
ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつ。
整備に伴い脱着したパーツ1つ1つを独自のクオリティーで仕上げます。
フェラーリ テスタロッサ 車両底、フロア部分シャシー現状の画像。
細部までクリーニングアップを行っていきます。
クリーニングアップ後の車両底、フロア部分シャシーの画像です。
クリーンな状態から各部のセットアップを行い、パフォーマンスのバージョンアップを図ります。
運動性能と機能美を追求するメンテナンスを行います。
細部までクリーンな状態からコーナーウエイトレシオ&フルアライメントの測定&セットアップを行っていきます。
コーナーウエイトレシオの測定及びセットアップ。
測定前に、以前のセットアップをセットダウンし、クリアな状態に。
リペア&メンテナンスで適正化したサスペンションシステム。
リペア、メンテナンス前は、サスペンションシステムが上下伸縮したり、突起乗り越しや加減速により前後に動いたり。
回転軸となるブッシュの不良でアライメントが動的な変化をし、サスペンション・ジオメトリーが適正に動化していなかった状態。
全てをセットダウンし、適正化したサスペンションシステムに合わせ、1からセットアップします。
コーナーウェイトゲージとは、タイヤ毎に測れる車重計のことです。
個々のタイヤにかかる重量を車高調整などで変え、左右バランスを整えます。
4輪アライメント調整の前に、コーナーウェイト測定・セットアップを行います。
荷重移動がスムーズになり、サスペンションの性能がフルに発揮できます。
又、コーナーウェイトを合計し、(車両重量として軽量化計画を立てたり)パワーチェックを同時に行い、パワーウェイトレシオ・トルクウェイトレシオを計算する事も出来ます。
フルアライメントの測定&セットアップ。
埃一つないクリーンな状態。
アライメントをセットできるポイントは多々存在します。
完璧にクリーンな状態からでなければ、確実なセットアップが行えません。
全てにおいて完璧を追求し続けます。
サスペンションシステムの変更、リペア&メンテナンスまた何らかのセットを変更した場合、フルアライメントの測定&セットアップは必要不可欠な作業。
また、変更点が無くてもアライメントは変化してしまいます。
定期的な測定&セットアップが好ましいポイントです。
アライメントのポイントは、サスペンションシステムや、タイヤのキャラクターをどれだけ活かせるかが最重要ポイント。
ですので、基本アライメントは存在するものの、正解は1つではありません。
車両の仕様はもちろん、使用用途やドライビングテクニックによっても、最適なアライメントにセットします。
1台1台オーダーメイドのアライメントにセットアップします。
タイヤの銘柄、純正でもサスペンションのプリロードの違い、またサスペンションシステムを変更している場合はバンプ、リバンプ、ストロークスピード等々数限りなく違いがあります。
蓄積した膨大なデータで、オーダーメイドのセットアップを行います。
その結果、乗りやすい=リスクを回避できる=積極的にアクセルを踏んでいけドライビングに集中できる。
この法則が大切。
パワーウインドウスイッチの交換工程へと。
画像左が不具合の発生しているパワーウインドウスイッチ。
画像右がニューパーツ。
交換完了の画像です。
分解に伴い細かな周辺部分もクリーニングアップ。
単にスイッチ交換だけに留まらず細部までクリーンに仕上げます。
エアコン制御系統もメンテナンス完了の画像です。
フロントフードダンパーの交換工程へと。
フロントフードダンパー ニューパーツの画像。
交換完了後の画像です。
交換に伴い細部までクリーニングアップ。
全てのチリ合わせも行ない作業完了です。
機能性と美しさを追求するメンテナンスを行います。
全ての整備&メンテナンス完了のフェラーリ テスタロッサ。
最終チェック&セットアップをエンジンアナライザーで行っていきます。
TipoF113A型エンジンの基本原理やマイクロプレックス構造を熟知したエンジニアがセットアップします。
また、独自のセットアップを施しフェラーリ テスタロッサのポテンシャルを余す事無く引き出します。
最終の詰めの作業。
このプロセスが重要なんです。
独自のセットアップも終了。
最終クリーニングアップ実施後のフェラーリ テスタロッサのエンジン&エンジンルーム。
分解時、各パーツを単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので、隅々までスッキリ クリーンな状態を回復。
各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。
私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。
これら全てのメンテナンスや精度の追求、またクリーニングアップやセットアップ工程は、ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つでも有ります。
エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。
全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ テスタロッサ。
こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。
実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。
全て担当エンジニアが撮影しています。
詳細な写真 1,185枚(DVD-R 2枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。
今回、メンテナンス御依頼有り難う御座いました。
今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。
コックピットに乗り込み、エンジンをかける。
ステアリングを握り、アクセルを踏む。
自分とクルマがひとつになり、自由になっていく。
クルマとは本来、自分を解放するものであり、自己表現であり、生き方そのものだと思う。
人生とクルマの本当の楽しみ方を知る大人のために…
私たちはすべての要素を高次元で考えます。
今後も、車両全体のコンディションを把握させて頂きながら良きパートナーとして、共に車両を向上させて頂ければと思います。