株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ 456GT ドア鍵・パワーウインドウ修理

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

今回、フェラーリ 456 GT メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 456 GTを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ 456 GT トラブルシューティング開始準備の為リフトセクションへと…

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トラブルシューティング開始です。

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エレクトロニクス制御系統のトラブルシューティング。

 

表面的なトラブルポイントだけではなく、パラメーターをもとに奥深くに潜んでいる根本的なトラブルポイントのチェックを行っていきます。

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メカニカル系統のトラブルシューティング。

同様に、奥深くに潜んでいる根本的なトラブルポイントのチェックを行っていきます。

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落ち込んでしまっているキーシリンダー。

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内部の画像。

本来ナットで締め付けられているキーシリンダーユニットが接着剤で貼り付けられています。

近年、見えない所にこのような手荒な作業をされている車両が多々見受けられます。

 

悲しい事ですが、メンテナンスを請け負う側のスキルや考え方の問題ですね。

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エレクトロニクス関連のトラブルか、メカニカル機構でのトラブルかを見極める事が重要です。

また、複合したトラブルも的確に判断します。

 

間違ったトラブルシューティングでのリペアでは、一向に不具合は改善されません。

エレクトロニクスまた、メカニカルの基本構造を熟知したエンジニアが、確実なトラブルシューティングで主原因をピンポイントで確定します。

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次に、なぜ不具合が発生してしまったか?

引き起こしている主原因は?

これらの要因を特定することが非常に重要です。

 

ここで要因を特定できず表面的な修理を行った場合、何度も同じような箇所を修理せざるを得なくなります。

致命的な負の連鎖ですね。

 

私たちが行うトラブルシューティングは、ピンポイントで不具合発生要因を特定し、確実な整備工法をご提案します。

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現状車両に発生しているトラブルポイント。

なぜトラブルが発生したのか?

 

根本的なトラブルの改善メニューを作成しご連絡させて頂きます。

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お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のリペアメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ 456 GT 整備&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…

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パワーウインドウの作動不良及び、キーシリンダーが脱落した状態です。

整備&メンテナンスを行っていきます。

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ドア内部の画像です。

構成パーツの分解を行っていきます。

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分解後の画像です。

本来ナットで締め付けられているキーシリンダーユニットが接着剤で貼り付けられています。

 

丁寧に接着剤を取り除いていきます。

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キーシリンダーユニットを取外したドアパネル現状の画像です。

接着剤を細部まで丁寧に剥がしていきます。

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接着剤を細部まで除去後の画像です。

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キーシリンダーユニットも同様に接着剤を除去後の画像です。

脱落していたキーシリンダーユニットに合わせ専用ステーを製作していきます。

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専用ステー製作後の画像です。

安易に高額なパーツを交換するのではなく整備に必要と思われるパーツは全て製作していきます。

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補強用ステーを現車に合わせ製作後の画像です。

このステーで更に強度を向上させます。

 

パーツ製作しても、純正パーツの交換よりリーズナブルに仕上がり、強度も向上させます。

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エレクトロニクス系統で不具合の発生しているパワーウインドウモジュールの画像です。

 

世界欠品のパワーウインドウモジュール。

海外に拠点を置く自社のパーツセンターから世界欠品のパーツを全世界から入手します。

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内部の構成パーツを組み込みました。

微調整のセットアップ工程に入っていきます。

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脱落していたキーシリンダーユニットも基本装着位置に回復後の画像です。

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456ではよくあるドアガラスの不良。

メカニカル及びエレクトロニクスのメンテナンスを行い全ての作動が正常に回復しました。

 

ドアガラス全開時の画像です。

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エアーベント作動時の状態です。

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ドアガラス全閉時の一連の作動の状態の画像です。

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フェラーリ 456 GT 修理&メンテナンス後の最終チェック。

 

Ferrari 純正テスター SD3で、入力されていたERRORコードなども全てリセット。

また、センサー&アクチュエーターのアダプティブのチェック&セットアップ。

メカニカル面も、的確な最終チェックを行います。

 

このプロセスが重要です。

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最終チェックも完了。

エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

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全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ 456 GT。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 150枚 (DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容も分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。

今回メンテナンス御依頼有り難う御座います。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

 

 

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