フェラーリ330、、今回は “ 走るための燃料系統 ” に一新、そんな作業も終盤を迎えています。
燃料を供給するホースやパイプの設計、製作や その取付方法
また それを接続するジョイント
固定するブラケットから ナットひとつまで再メッキしています。
キャブレターに圧送する燃料の圧力や その燃料をタンクにリターンさせる構造、、
この作業が始まる前、工場長がこれら一連のシステムの設計を練りに練り その綿密な設計図通りの仕上がりです。
彼はいつもこう言います “作業する前に そのすべての良し悪しが決まる”
そう、、作業する前に彼の頭の中ではすべて計算し尽くされているんです。
決してお客様の期待を裏切らないよう、、その期待を遥か超える仕上がりに。
その仕上がりは 私の考えをも上回る、、そんな仕上がりにいつも驚かされます。
時間軸を超え 彼が手掛けた燃料システム、、エンジンスタートです。