今日の工場ではフェラーリ348の故障診断が始まっています。
お客様からのご依頼事項は
① エンジンから“カラカラ”音鳴りがしたので直ぐみて欲しい
とのご依頼です。
点検を進めてみるとエンジン回転と共に連続する異音も上下します。
異音の場所を特定し分解点検を進めます。
フェラーリのエンジン、構造やシステムは熟知しています。
ここっ、と言う箇所を分解してみると
オイルジェットの破片がオイルパンに。348のエンジンオイル潤滑方式はドライサンプ。
このノズルは、ピストンをオイルで潤滑したり冷却するためのシステムの一部分です。
ノズルの先端が何故折れたのか、なぜ異音がでたのか。
折れたノズルだけでなく故障原因には必ず理由があります。
その理由の証拠をしっかりと検証していきます。
正確に仕上げるには、このプロセスが最も重要なんです。
【348故障診断 参考価格 66,000円 故障診断・お勧めの修理メニュー作成 を含みます】