フェラーリ348 車検整備です。お勧めのメニューを作り、その内容をお客様とご相談しながら考えた今回のメンテナンスメニュー、、少し駆け足で書いてみたいと思います。
エンジンオイルやオイルエレメントの交換からです。
⇧オイルを抜くためのドレンボルト、、綺麗にクリーニングアップします。
⇧写真左が古いドレンガスケットです。右の新しい部品に交換し正確に締め付けます。
⇧エンジン冷却水は車体やフレームに飛散しないよう しっかりガードし抜き取ります。
⇧ブレーキオイルの交換、、
⇧少し黒ずんだ液体がブレーキオイルなんです。
⇧オイルタンクの中や外側も綺麗に、、
⇧新しいブレーキオイルを注入しながら
⇧ブレーキの末端、ブレーキキャリパーから古いオイルを抜き取ります。
⇧全量入れ替わったブレーキオイルは こんなにも透き通っているんですよ。
⇧オイルタンクの周りのカーペットも掃除し、、ブレーキオイル交換 仕上がりです。
⇧傷んだエンジン冷却水のホース
⇧ホースを外すと パイプには石膏状に固まったものが、、幾度となく漏れ出し冷却水が乾いてできたものなんです。
⇧そのパイプを綺麗に整え、、
⇧新しいホースを組み付けます。
⇧問題がないように見えるラジエターサブタンク、、
⇧裏側からみると、、腐食した部分からエンジン冷却水が漏れだしています。
⇧新しいタンクに交換し大きな故障に繋がらないように
⇧ラジエターキャップはクラシックフェラーリにお勧めの新しい部品を。
⇧サブタンクをジョイントしていた古いホース。同時交換がお勧めです。
⇧新しいホースを組み付け、、そのホースを留めるバンドひとつ角度を整え組み付けます。
⇧ここはフェンダーの内側です。クリーニングアップ後の状態です。
ホイールがついているとまったく見えないところですが、、
⇧みえないところこそしっかり仕上げておきたい、、
⇧フロントの足回りや
⇧リヤの足回り
ブレーキキャリパーもクリーニングアップで仕上げています。
⇧ホイール、、見えるところも 見えないところも綺麗に。
⇧ここは車体の底、フロアーもクリーニングアップで仕上げています。
⇧下から見る エンジンやミッション、、見えないところこそ美しく、とても大切にしていることの 1つなんです。
⇧工場内の検査ラインへ、、検査ラインに設置してある設備でブレーキの制動力や その左右の誤差
サイドブレーキの効きが基準値に達しているか、またスピードメーター誤差の測定
排気ガスの濃度やサイドスリップまたヘッドライトの光量や その照らし出す角度、、すべてのチェックとその調整を。
⇧検査ラインが終わると、、フェラーリ純正の車両診断機 SD2を車両に接続し
各部の作動状況に問題がないか、、 最後のチェック。
最後にエンジンルームも仕上げます。
誇らしく輝くフェラーリの象徴、キャバリーノ・ランパンテ、、
仕上がりです !