今日は故障診断のことについて少し書いてみようと思います。
右手に持っているエンジンに取りつく配線の束、
実は エンジンの後ろ、こんな隠れた狭い場所についています。
取り外した配線を点検すると、
やはり この部分が故障しています。
電気が流れず この先の大切な部品が動かなくなってエンジンの調子が悪かった。そんな故障です。
発熱するエンジンやマフラー とっても熱くなります。
その近くの配線。少し溶けています。
もう片方をみると 熱でおかしくなったのでしょう、、ビニールテープで直されていますが、
実はこの中でショートしています。 オーバーヒートするはずです。
エアコンから冷たい風がでない そんな症状です。こんなところを こんなふうに分解し
故障診断が始まります、
パイプの中に錆がぎっしりと詰まっています。
ドアが中からも外からも開かない そんな故障診断です。
ここが動きません。
故障診断には色々あります。
診断機を使ったり工具を使ったり設備を使ったりと様々です、
でも、重要なのは 目で見て 手で触って 一つひとつを確認し、見切る。
故障診断、ここがもっとも大切なところなんです!
これからお勧めの修理メニューを作っていきます。
( 計 4台のフェラーリの故障診断画像を使わせて頂きました。)