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タイミングベルト交換と同時に私たちはテンショナーのオーバーホールを行います。
テンショナーと言うのは、タイミングベルトにいつも一定の張力を保たせタイミングベルトがずれないようにしています。
クラッシックフェラーリではこのような機械式が採用されています。
F355からショックアブソーバーのような形状になった非分解式の油圧テンショナーに変更されています。
とはいってもF355も生産から25年、十分クラッシックフェラーリですね。
タイミングベルト交換と同時に重要なテンショナーをオーバーホールします。
機械式はオーバーホールが可能なため私たちの中では重要な作業です。
分解し各部を点検、問題がある場合は必要な部品を交換します。
ここで重要なのが内部のスプリングです。
このバネレートが低下しているとタイミングベルトへの張力が低下するので要注意。
当然バルブタイミングも変化しエンジンパワーもさることながらエンジン不調にもつながってきます。
すべての部品を検品し内部や外部をクリーニングアップし組み上げます。
フェラーリさながらの構造です。
私たちが行うタイミングベルト交換にはいろいろな作業が盛りだくさんですが、価格は一定です。