今日はフェラーリ テスタロッサの車検整備です。
まず、チェックから始めます。
車検整備とは国が定める点検項目(100項目以上)をチェックし国の基準に
達しているか?
達していないか?
国の基準に達している場合はそのまま車検は通ります。
自動車は進化していますが国の基準は何十年も前から変わっていません。
簡単に言うと
ブレーキが正常に効くのか?
タイヤの山は1.6ミリ以上残っているのか?
マフラーが破れていないか?
などの簡単な項目が100項目以上あります。
(書き方は難しい言葉で記載されていますが)
ブレーキディスクパッドなどの消耗部品は、1ミリだけ残っていてもブレーキの効きさえ問題なければ
車検は問題なく通ります。
極端に言えば、国の基準に達しさえしていれば次の日にクラッチがなくなっても問題ないわけなんです。
私たちの車検整備の考え方は、国の基準に達していることは勿論ですが、
車検を受けるのはフェラーリなんです。
もっときめ細やかにチェックします。
フェラーリ車種ごとの傾向的な問題が発生してくる箇所や、基板に通る電流・電圧、異音のチェックなど
大きな故障につながる前に、と言う観点でのチェック。
また、フェラーリの基本性能を回復させるという観点からのチェック。
いわば私たちの特別メニュー フェラーリフルインスペクションと同じコンセプトでチェックします。
お客様のご意向を伺わせて頂き、その中でベストを尽くす。
存分にフェラーリの良さを感じ取ってもらいたい。
私たちの考え方です。