サスペンション部分レストア作業が進むフェラーリ412
まずリヤの足回りの分解を終え、更に1つ1つのパーツ単位にまで分解。
1つ1つの部品を丹念に洗浄し磨きあげます。
私たちは部品を仕上げる際、どのような部品であってもサンドブラストは使用しません。
サンドブラストは専用の砂やアルミを吹きつけることで部品表面を削り取ります。
しかし削られることで表面が凹凸になり仕上がりはくすんだあまり艶のない状態に仕上がります。
また、汚れが凹凸に入り込みやすく汚れが早い・表面を削ることで強度が落ちるということも考えなければなりません。
レストアは機能性もさることながら数十年この美しさを保ち続ける事に私は意義があると思います。
※すべての部品をユニクロメッキで仕上げるワンランク上のレストアメニューも承ります。