株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリテスタロッサ 車検整備・クーラーが効かない修理・クーラーホース製作・クラッチ修理 整備

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

いつも、フェラーリ テスタロッサ メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

今回も、ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので、宜しくお願い致します。

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フェラーリ テスタロッサ チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

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ボデープロテクターの装着。

チェック開始です。

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常に定期チェックからカスタマイズに至るまで、全てをご依頼頂いている車輌。
 

細部まで全て抜群のコンディション。

こちらのテスタロッサは、100%のポテンシャルを発揮するよう常にメンテナンスを行わせて頂いています。

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テスタロッサは、1984年の秋 パリ サロンでデビュー。

 

1991年 マラネロからラインオフしたモデルが最終型。

7177台がラインオフされ、前期 中期 後期型に分かれるテスタロッサ。

F113A型 4942cc 180度V型12気筒DOHC48バルブエンジンを、ミッドに縦置き搭載。

 

ヨーロッパ仕様は、最高出力390PS/6300rpm、最大トルク50.0kgm/4500rpm。

日本仕様は、キャタライザーを装着するので最高出力は380PS/6300rpm、最大トルクは50.0kgm/4500rpm。

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DOHC4バルブ ボア×ストローク 82mm×78mmのF113Aユニットのエンジンマネジメントシステムは、前期ボッシュ社のKジェトロニック。

後期がKEジェトロニックで左右バンクを個々に制御。

フラップが噴射量を制御するシステムに若干の電子制御が組み合わされています。

Kまた、KEジェトロは、全ての気筒に連続的に燃料噴射を行います。

システムに異常が無くてもセットアップで性能が大きく変わります。

 

機械的作動部分が多いので、経年劣化などでセッティングが変化するので、定期的なセットアップが性能を保ちます。

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点火を制御するのは、マニエッティ・マレリ社のマイクロプレックス。

TipoF113Aユニットは、確実また的確なメンテナンスを行ってあげると非常に不具合の発生が少ないユニットです。

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TipoF113A型また、KEジェトロ、マイクロプレックスの基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。

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車輌全体の詳細なチェックを行います。

 

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

テスタロッサ各モデル毎の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車輌のコンディションを整える為の独自のチェックへと。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。

 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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車輌はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

 

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車輌として構築されています。

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車輌毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

車輌の使用状況や用途、保管状態で車輌のコンディションは千差万別です。

 

また、これまで車輌がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車輌のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

今回も、1から独自の思想、理念また目線で、的確なチェックを行います。

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エアコンシステムに異常が見受けられます。

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制御系統から末端のパーツに至るまで、システム全体の的確なトラブルシューティングを行っていきます。

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車輌全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。

 

全てのチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車輌を向上させる為のより良きメンテナンスメニューを組み立てます。

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全てのチェックが終了したフェラーリ テスタロッサ。

 

確実に現状の車輌の状態を把握し切らせて頂きました。

現状の車輌の状態を分かり易くまとめ御連絡させて頂きます。

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お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ テスタロッサ 整備&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…

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ボデープロテクターの装着。

整備&メンテナンス開始です。

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フェラーリ テスタロッサ エアコン修理&メンテナンスから行います。

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車両全体に巡っているエアコンホースが劣化し、エアコンガス漏れを発生させています。

 

ホースの素材にもよりますが、ホースの劣化は下記が代表的な要因になります。

外部因子作用による劣化

熱による劣化(熱酸化劣化)

光による劣化(光酸化劣化)

オゾンによる劣化

残留塩素による劣化

金属イオンによる劣化

溶剤膨潤による劣化

 

大きく分別しましたが、個々の劣化にはさまざまな要因があります。

このような知識も非常に重要ですね。

 

各ホースを車両より取外していきます。

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エアコンホース取り外しに伴うインテリアの分解。

クリスタルの様な繊細なインテリアを丁寧に分解していきます。

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通常隠れた場所には、塵や埃、また汚れが蓄積しています。

そのままでは、塵や埃の汚れ等で繊細なインテリアを汚してしまいます。

 

まず、コックピットの塵や埃、汚れ等のクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ開始です。

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コックピット クリーニングアップ後の画像。

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細部までスッキリ クリーンに。

クリーンな状態から、クリスタルの様な繊細なインテリアを丁寧に分解します。

 

これが私たちのリペア&メンテナンスに取り掛かる第一工程のクリーニングアップです。

私達メンテナンスする側も気持ち良くリペア&メンテナンスに掛かれます。

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コックピット内部にも巡っているエアコンホースを丁寧に取外していきます。

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車両から分解したエアコンホース。

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ホース素材や、フィティングのカシメ工法は、やはり現在ではクオリティー不足ですね。

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純正パーツは、分解したホースと同じ当時の素材や工法のパーツです。

私たちは、最新の素材を使用し、最新鋭の工法で高品質なオリジナルパーツを設計&製作していきます。

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エアコンの重要な構成パーツの1つでもあるコンデンサーも同時にメンテナンスを行っていきます。

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私たちが設計、製作したエアコンホース。

最新の素材を使用し、最新鋭の工法で製作したエアコンホース。

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ジョイント部分やカシメ部分も、最新鋭の技術で製作。

非常に高い耐久性とクオリティーを約束します。

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また、設計、製作の時点で、取り回し角度やクリアランス等を最適に取り回せるよう製作しています。

個々の干渉を防ぎ、メカニカルトラブルを抑止します。

最新鋭の技術と素材で設計&製作したオリジナルパーツ。

 

機能性と美しさを追求した、こだわったオリジナルパーツをご提供します。

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メンテナンス実施完了のコンデンサー。

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ニューパーツは非常に高額。

現品でリペア可能と判断した場合、独自のクオリティーで徹底したメンテナンスを行い再使用します。

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更にコックピットの分解工程を進めます。

繊細なインテリアを1つ1つ丁寧に分解していきます。

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整備の為取外したエアコンユニット。

メーカーからはアッセンブリーのみのパーツ供給となり、120万円以上する高額なパーツです。

 

現品を独自のクオリティーでメンテナンスを行い再使用します。

修理及びメンテナンスを行っていきます。

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エアコンの重要な構成パーツの1つでもあるエバポレーターも同時にメンテナンスを行っていきます。

エバポレーター。

エバポレーターは、エアコンの室内ユニットを構成する1つのパーツで、コンプレッサーで圧縮され、コンデンサーで放熱液化したエアコンガスが、エバポレーター内部で蒸発したときの潜熱により空気を冷却する熱交換器の1つです。

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メンテナンス完了のエバポレーター。

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全ての基本装着位置の見直しも図りエアコンユニットを緻密に組上げます。

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内部パーツを独自のクオリティーでメンテナンス。

また、エアコンユニットを組上げていく上での全ての微調整を行い機能性を回復させました。

 

同時に細部までのクリーニングアップを行い組上げたエアコンユニット。

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アクセルワイヤーの交換。

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長期に使用していると動きが渋くなり、知らず知らずの間にリアルな作動がおこなわれなくなってきます。

常日頃から乗っているとアクセルワイヤーの劣化は感じ辛いものです。

 

定期的なチェックで交換時期を見極める事が重要ですね。

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ニューパーツのアクセルワイヤー。

リアルでダイレクトなアクセルワークを回復させます。

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リバーススイッチの交換。

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内部のスイッチの接点不良による交換。

インテリア分解時に、ニューパーツへと交換します。

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クラッチ油圧系統の修理&メンテナンス。

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クラッチシステムからのオイル漏れ。

 

作動不良を発生させると共に、クラッチオイルは塗装を浸食する作用も持っています。

すでにペイントの浸食が始まっています。

 

車両側のペイントや機能性にダメージを与える前に早期に対応します。

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構成パーツ分解後の車両側、現状の画像。

クリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

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クリーニングアップ&メンテナンス後の画像。

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細部までクリーンな状態から、整備&メンテナンス工程を進めます。

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機能性と美しさを両立させるメンテナンスを行い、1セクションを完璧に仕上げます。

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コックピット内部の整備完了です。

インテリアを組上げる前に、通常見えることの無い内部を綿密にクリーニングアップ。

クリーンな状態から各パーツを組込みます。

 

どの部位においても効率化を求めず、こだわったメンテナンスをご提供します。

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コックピット内部の修理も終えインテリアの組込み。

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クリスタルのようなインテリアパーツを組上げる上での細かな微調整。

最終的な合わせこみが仕上がりを大きく左右します。

 

独自のクオリティーで、左右の均一性また、細部までチリ合わせを行い繊細なインテリアパーツを組み込みます。

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私たちが設計、製作したエアコンホースを組み込み。

最新の素材を使用し、最新鋭の工法で製作したエアコンホース。

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オリジナルパーツで取り回しも全て適正化。

設計、製作の時点で、取り回し角度やクリアランス等を最適に取り回せるよう製作しています。

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全てのクリアランスや組込み角度にもこだわる独自のクオリティーで組み込み。

機能性と美しさを両立させます。

 

ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。

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油脂類の交換。

 

一言で油脂類と言っても、車輌は色々な油脂で潤滑や油圧の発生による作動が常に行われています。

エンジンオイル・ミッションオイル・F1マチックオイル・ブレーキオイル・クラッチオイル・パワーステアリングオイル・エンジン冷却水など。

代表的なエンジンオイルだけでは無く他のオイルも使用期間また、使用許容限度での交換が必要です。

 

オイルメーカー各社、色々なオイルのラインナップが有りますが、メリットとデメリットが有ります。

私たちは、車輌のモデル・使用する部位・車輌の使用用途など考慮し、厳選した油脂を選択し使用します。

 

メーカー指定純正オイルが1番無難と言えば無難ですが、全てのモデルに1番適切なオイルかと言えば疑問です。

生産ラインで使用されるオイルは、メーカー指定純正オイルでは無く、初期馴染みなどなどを考慮した、一般には流通しない特殊な高性能オイルです。

決してメーカー指定純正オイルでは無いんです。

 

私たちは、添加されている成分内容や粘度など、車輌のモデル・使用する部位に適した厳選したオイルを使用します。

これにより、より一層車両をベストなコンディションへと導きます。

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エンジンオイルの交換。

オイルの劣化度は、目で見る 触るなど簡単な方法で判断しにくいものです。

真っ黒になったオイルや、異臭 変色している物は別ですが…

 

通常、使用期間や走行距離で判断します。

各オイル類には全て食品と同じ様に賞味期限が有ります。

賞味期限切れでは本来の性能を発揮できず車輌を痛めてしまいます。

劣化の発生は、外気による酸化、メカニカル圧力によるオイル分子のせんだん、熱、ブローバイガス内のフューエルの混入で劣化していくのが一般的です。

 

エンジンオイルは、ベースオイルで色々と分類されます。

鉱物油

部分合成油

化学合成油

PAO

エステル

植物油

規格で分けると…

API規格

ILSAC規格

SAE規格

ACEA規格

JASO規格

粘度による分類では…

SAE粘度

HTHS粘度

エンジンオイルでは、潤滑 冷却 防錆 応力分散 密閉作用 洗浄作用の6つの作用が求められます。

 

私たちは、フェラーリ テスタロッサのパワーユニットにベストなオイルを選択し使用します。

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ドレンボルトをクリーニングアップ。

1度締め付けられたガスケットの再使用はしません。

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オイルフィルターの交換。

フランジ内部のクリーニングアップを行います。

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フランジ内部のクリーニングアップ後の画像です。

クリーンな状態からオイルフィルターを、基本締め付けトルクで確実にロックします。

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ミッションオイル。

 

エンジンオイルの交換はオーナーが1番気にし交換されますが、ミッションオイルも忘れてはいけない油脂類の1つ。

ギヤーの焼き付きを避け、またシフトフィーリングまでよくなるミッションオイル。

シフト操作をするとミッション内部で、大きなギヤーが噛み合ったり外れたりしますよね。

ギヤーオイルには、潤滑 冷却 防錆 応力分散の4つの作用が求められます。

エンジンオイルでは、これに加えて密閉作用や洗浄作用が要求されますが、ギヤーオイルの場合、この効果はほとんど必要が無いでしょう。

それよりも重視されるのが応力分散作用ですね。 この作用がしっかりと発揮できるミッションオイルを使用しないと、ギヤーの焼き付きなどのダメージに繋がったり、シフトフィールの悪化に直結します。

 

私たちがフェラーリ テスタロッサに推奨するミッションオイルを使用します。

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ドレンボルトをクリーニングアップ。

1度締め付けられたガスケットの再使用はしません。

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エンジン冷却水の交換。

 

エンジン冷却水は、エンジンオイルと同様、重要な役割を果たす液体です。

主成分はエチレングリコールという化合物と水で構成されています。

高温なエンジンを常に冷却する役割を果たしています。

また、ラジエーターやエンジンブロックで使用される構成パーツに錆が発生しない様にする役目や、消泡性能などなど…もかね合わせています。

エンジン稼動時には、常に高温にさらされる為、エンジン冷却水も劣化します。

エンジン冷却水には、さまざまな化合物が含まれています。

 

エンジンオイル同様に長期使用せず、1年に1回酷使されたエンジン冷却水を交換することにより、本来の性能を発揮させ、エンジンを守ります。

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ドレンボルトをクリーニングアップ。

1度締め付けられたガスケットの再使用はしません。

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ブレーキオイルの交換。

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リザーバタンク内部のクリーニングアップを行います。

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タンク内部をスッキリ クリーニングアップ。

クリーンな状態からブレーキオイルを交換していきます。

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ブレーキオイルを専用機器で交換。

 

ブレーキオイル。

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。

サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。

そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、発生する不具合はこれだけでは無く色々な不具合を発生させます。

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。

 

通常のストリートでの使用、また、乗らなくても1年毎の交換が必須。

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新油は、このような透明なブレーキオイル。

ブレーキオイルも、私たちがフェラーリテスタロッサに推奨する厳選したオイルを使用します。

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ブレーキオイル交換と同時に、周辺部分もクリーニングアップ。

私たちが行うごく通常のオイル交換工程です。

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サスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップを行います。

 

定期的な、足回り&車輌全体のトルク管理が必要です。

今回も、各部の調整と同時に締め付けトルクのチェックまた、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスを行います。

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全てを管理させて頂いている車両。

毎回のクリーニングアップで非常に綺麗な状態を保っています。

 

今回もメンテナンス&クリーニングアップを行いコンディションを整えます。

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同じくリヤセクション。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

サスペンションシステム ステアリングシステムも、本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンス完了。

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ダストや砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がよりリアルになると共に、クリーンな状態を取り戻しました。

今回も、きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施しました。

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同じくリヤサスペンションシステム。

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メンテナンスで機能性を、クリーニングアップで美しさを両立させます。

リペアからメンテナンス、クリーニングアップに至るまで、常に独自のクオリティーで管理し、コンディションを保ち、また向上もさせます。

 

各部のクリーニングアップやメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

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分解したホイールのクリーニングアップ&メンテナンスを行います。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

クリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

 

プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

 

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつです。

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私たちの整備工程は、分解した再使用パーツを独自のクオリティーで仕上げます。

機能性、また美しさを徹底して追求するメンテナンスを行います。

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修理工程に伴い分解したアンダーカウル。

通常、目にする事の無い部分には汚れが蓄積しています。

 

私たちの作業工程は、分解パーツを1点1点クリーニングアップし美しさを取り戻します。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のカウルの画像です。

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分解パーツは、細部までこだわったクリーニングアップを実施。

ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。

 

クリーンな状態で組み込みに備えます。

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クリーンなカウルを、クリーニングアップ&セットアップ済みのシャシーに組み込み。

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基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

全てのチリ合わせや、左右の均一性、ボルトロック状態の位置にもこだわり組み込み。

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私たちは妥協しない徹底した整備また、メンテナンスを行います。

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パワーユニットの整備&メンテナンス後の最終チェック&セットアップを専用機器で行っていきます。

 

TipoF113A ユニットの基本原理やマイクロプレックス構造を熟知したエンジニアがセットアップします。

また、独自のセットアップを施しフェラーリ テスタロッサのポテンシャルを余す事無く引き出します。

 

最終の詰めの作業。

このプロセスが重要なんです。

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最終チェック&独自のセットアップも終了。

最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

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分解時、各パーツ単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので、隅々までスッキリ クリーンな状態を復元。

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各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

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エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

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全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ テスタロッサ。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 505枚 (DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車輌と一緒にお渡しします。

いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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コックピットに乗り込み、エンジンをかける。

ステアリングを握り、アクセルを踏む。

自分とクルマがひとつになり、自由になっていく。

クルマとは本来、自分を解放するものであり、自己表現であり、生き方そのものだと思う。

人生とクルマの本当の楽しみ方を知る大人のために…

 

私たちはすべての要素を高次元で考えます。

今後も、車輌全体のコンディションを把握させて頂きながら良きパートナーとして、共に車輌を向上させて頂ければと思います。

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