株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ328 GTB マイスターチェック・エンジンのパワーがない・タイミングベルト交換・エンジンオイル漏れ修理

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

今回、フェラーリ 328 GTB メンテナンスご依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 328 GTBを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

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フェラーリ 328 GTB チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

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ボデープロテクターの装着。

チェック開始です。

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328の心臓部は、3,2ℓ 90度 V8DOHC 32バルブ TipoF105Cユニット。

 

圧縮比 9.8:1 最大出力 270PS/7,000rpm、最大トルク31.0kg·m/5,500rpmを発揮。

328のTipoF105Cユニットは、前期 後期 また、仕様によって排気量の変更 圧縮比の変更 カムフィールの変更。

それに伴い最大出力の違いもあります。

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インジェクションも年代で3種類。

 

前期のインジェクションシステムは、ボッシュ製 Kジェトロ。

後期のインジェクションシステムは、ボッシュ製 KAジェトロ。

最後期には、ボッシュ製 KEジェトロのインジェクションシステムも存在します。

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K KA KE ジェトロ。

フラップが噴射量を制御するシステム。

全ての気筒に連続的に燃料噴射を行います。

 

システムに異常が無くても、セットアップで性能が大きく変わります。

機械的作動部分が多いので、経年劣化などでセッティングが変化するので、定期的な基本セットアップが性能を保ちます。

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K KA KE ジェトロは、経年劣化や長期放置による不具合の発生は少ないですが、要件によりエンジンの初期性能が発揮できなくなっている車輌が非常に多いです。

また、エレクトロニクス関連も全てチェック。

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TipoF105C型 エンジンまた、 K KA KE ジェトロの構造や基本原理また、マレリ製マイクロプレックスを熟知したエンジニアが、各項目、全て個別にチェックします。

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328は、鋼管チューブラーのメインフレームで構成され、前後にサブフレームを接合させたモデル。

走行中の応力負担も、フレームだけでなくボディパネルにも依存する設計。

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328では、2種類のフレームが存在します。

2種類のフレームの違いから、基本アライメント等、色々な違いがあります。

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フェラーリ 328 車両全体の詳細なチェックを行います。

 

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

フェラーリ 328の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車両のコンディションを整える為の独自のチェックへと。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。

 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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フェラーリ 328 メカニカルチェック。

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車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

 

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。

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車両毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

車両の使用状況や用途、保管状態で車両のコンディションは千差万別です。

 

また、これまで車両がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車両のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

1から独自の思想、理念また目線で、的確なチェックを行います。

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エンジン冷却水の漏れ。

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タップリの水垢が蓄積しています。

かなり以前から漏れていた模様です。

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ウォーターポンプから、かなりの量のエンジン冷却水が漏れ出している現状。

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漏れ出したエンジン冷却水が多量に飛散している状態。

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エンジン冷却水が飛散し他のパーツまで腐食させています。

 

通常目にする事の無い部分に不具合が発生している場合が多いのは事実です。

オーナーが分からないうちに不具合が進行し、他のパーツに悪影響を及ぼしてしまっている場合が多々あります。

 

定期チェックで早期に発見し、確実なリペアを行うことで多大なダメージを回避することが可能です。

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オイルの漏れ。

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タイミングベルトケース内部からのオイル漏れ。

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タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車輌でも、3年もしくは2万キロどちらか先に達した時点で交換が必須。

(たとえば3年で0kmの走行でも交換。また6ヶ月で2万キロの走行でもその時点で交換。)

 

しかしこのような状況の場合、早期の整備が必須です。

漏れ出した冷却水がタイミングベルトに付着し、ベルト本来の強度が奪われバルブクラッシュを引き起こします。

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ヘッドガスケットからエンジン冷却水が滲みでている形跡が見受けられます。

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エンジン冷却系統のラバーホースの状態。

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経年劣化からホース両端からエンジン冷却水が漏れ出しています。

 

ホースの素材にもよりますが、ホースの劣化は下記が代表的な要因になります。

外部因子作用による劣化

熱による劣化(熱酸化劣化)

光による劣化(光酸化劣化)

オゾンによる劣化

残留塩素による劣化

金属イオンによる劣化

溶剤膨潤による劣化

 

大きく分別しましたが、個々の劣化にはさまざまな要因があります。

このような知識も、トラブルシューティングを的確に行うには、非常に重要なことですね。

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エキゾーストの状態。

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ガスケット不良による排気ガス漏れが発生しています。

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こちらのジョイント部分に至っては、フランジ部分が錆で侵食され原型がなくなりかけている状態。

白く写っている部分は、エンジン冷却水が漏れ出しエキゾースト部分にかかり乾いた状態。

 

冷却水漏れによる錆の発生により侵食されている模様です。

早期の綿密なチェック、早期の整備 非常に大切なことなんです。

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フロント / リヤ サスペンションシステム。

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サスペンションブッシュ各部のアップ画像。
 

外部からの要因また、対応年数の超過で完全に劣化し切っているサスペンションブッシュ。

サスペンションブッシュとしての役割を完全に消失してしまっている状態です。

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欠損している部分もあるサスペンションブッシュの現状。

 

サスペンションブッシュが劣化し機能を消失している場合、車両の基本骨格でもあるフレームに多大なダメージを与えます。

サスペンションブッシュの役目は、路面からの凹凸の衝撃を、タイヤやサスペンションで吸収できなかった残りの衝撃や入力を、車体の基本骨格であるフレームに入力されることを防ぐ役割。

衝撃からフレームやボディーを守る、非常に重要な役割を担うのがサスペンションブッシュ。

 

また、ステアリング特性では、前後左右に荷重が掛かったときアームが簡単にヨジレ、ロールしやすくなります。

しかも急激に車体がロールしアライメントが崩れ、ダブルウィッシュボーンのメリットが崩れ、デメリットばかりが大きくなります。

経年劣化によるヘタリが、許容範囲を超えて落ち込んだり、亀裂が入ってしまうとボディー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃で、ボディーまたフレームのねじれや結合部の破損など、車両の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。

 

見逃されがちなサスペンションブッシュ。

車両にとって非常に重要な個所ですし、交換する事でフレームを確実に守り、またドライバビリティーも格段にアップします。

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リヤブレーキホースがエキゾーストに接触している現状の画像です。

この状態では、エキゾーストの高温でブレーキホースが溶け出し、ブレーキオイルが一気に漏れ出し危険な状態です。

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フロントセクションのチェックへと。

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328のウイークポイントでもあるヒーターバルブは正常な状態を保っています。

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システム系統のチェックへと。

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最低でも1年に1度の緻密な定期点検で、各部のコンディションのチェックを行う事が大切ですね。

そうする事で車両の状態を把握でき、コンディションを整える事が可能です。

 

非常に重要なことですね。

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車両全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。

 

全てのチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車両を向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てます。

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全てのチェックが終了したフェラーリ 328 GTB。

 

確実に現状の車両の状態を把握し切らせて頂きました。

現状の車両の状態を分かり易くまとめ御連絡させて頂きます。

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幾通りかのメニューの中から、お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ 328 GTB 整備&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…

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ボディープロテクターの装着。

整備&メンテナンス開始です。

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タイミングベルト交換、オイル漏れ修理、エンジン冷却水漏れ整備開始です。

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エンジン冷却水、及びエンジンオイルが漏れ出しているエンジン現状の画像です。

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独自のクオリティーで機能性だけではなく美しさまで回復させるメンテナンスを行っていきます。

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現状のエンジン フロントからの画像です。

まず、分解前にエンジンやミッションなどに付着している細かな砂や塵を、一度全てクリーニングアップします。

 

これは、作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為。

また、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。

 

見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。

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通常、目にする事のない部分には汚れがビッシリ蓄積しています。

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汚れた状態からの分解では、整備&メンテナンス時の異物混入また、再使用パーツにダメージを与えます。

分解前に、独自のクリーニングアップ方法で一掃し、クリーンな状態を取り戻します。

 

ボルト、ナット に至るまで全てをクリーニングアップしていきます。

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クリーニングアップ後の画像です。

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独自のクリーニングアップ工法で、完璧なクリーニングアップを実施。

クリーンな状態から分解することで、整備&メンテナンス時の異物混入をシャットアウトします。

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きめ細やかなクリーニングアップを随所に施します。

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ボルト・ナット1つまで、クリーニングアップ。

クリーンな状態からリペアポイントを分解することで、ボルト・ナットにストレスを掛けずロックを解除し、ボルト・ナットのピッチを保護します。

 

全ての部位に対しクリーンな状態から分解します。

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これが私たちのリペア&メンテナンスに取り掛かる第一工程のクリーニングアップです。

私達メンテナンスする側も気持ち良くリペア&メンテナンスに掛かれます。

 

各部のクリーニングアップの特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

 

 

整備前のクリーニングアップ。 ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つです。

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細部までクリーンな状態から分解工程を進めます。

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項目毎に整備&メンテナンスを行っていきます。

 

クリーンな状態からヘッドカバーを分解。

シリンダーヘッド内部の画像です。

 

エンジンは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。

数年経過すると装着面の誤差も発生してきます。

 

まずクリーニングアップを行い、クリーンな状態から、その誤差を修正し、基本精度を回復させます。

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クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
 

バルブカバーと接合するエンジン側 接地面を綿密に整え基本精度を回復することで、ガスケット等パーツの対応年数まで不具合が発生することはありません。

 

1つ1つの精度を追求し、高精度なエンジンに仕上げます。

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シクネスゲージを使用しバルブクリアランスの測定。
 

正確にクリアランスを測定する工具として、すきまゲージとも呼ばれます。

1/100を正確に測定できる精度が求められる為、よく清掃し、薄く塗油したリーフを使用します。

荒い使用の仕方や保管状況で、精度の落ちているリーフを使うとエンジンの精度も低下します。

 

常に校正したシクネスゲージで1/100を正確にセットアップします。

これは、全ての工具に共通する事ですね。

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組み込み工程で1/100を確実にセットアップできるよう、現状を確実に測定します。

機械は嘘をつきません。

全ての工程での緻密さと正確さで、エンジンの性格が大きく変化します。

 

エンジンは生き物のようなものです。

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タイミングベルト交換に伴うバルブタイミングの測定。

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ただ単にタイミングベルト交換のみの作業では、フェラーリ 328のもつエンジン本来のポテンシャルは発揮されません。

バルブタイミングが数度ずれ、パワーロスしてしまっている車両すら見受けられます。

 

タイミングベルト交換に伴い、各気筒毎 計算式によるバルブタイミングの測定が必須です。

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タイミングベルト組み込み時にはバルブタイミングを適正化し、高負荷高速回転領域での最高出力を向上させ、また低中速回転領域で低中速トルクも向上させます。

 

このプロセスが非常に重要です。

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バルブタイミングとは?

 

簡単に言えば、ピストンの位置に対して、どのタイミングでIN&OUT側バルブを開け閉めするか、その位置を決定する事です。

エンジンは、ピストンの上下によって混合気を吸って排気ガスを吐き出しています。

ピストンが降りる時に吸気バルブを開けてやり、上がる時に吸気側を閉じて排気バルブを開ける工程の事です。

10000回転/分では、一秒間に80回もこの工程を繰り返します。

このスピードでは、混合気にも重さや粘度が発生し、蜂蜜の様な粘度と考えてもらっても良いでしょう。

 

ピストンが下がり粘度が発生している混合気が燃焼室に入ります。

ピストンは下がりきって圧縮工程に入りますが、やっと流れる勢いの混合気はシリンダーに自ら入ってくるので、吸気バルブを今閉めるのはもったいない、遅らせようというのが吸気側タイミング。

続いて、爆発燃焼エネルギーでピストンが下がりますが、まだ膨張エネルギーが残っている状態で、早く排気バルブを開けて排気を早く排出し、次の吸入時の為に負圧を発生させ、混合気を吸い込むようにするのが排気側タイミング。

 

簡単に書きましたが、これら一連の工程のタイミングを適正化させる事で、よりスムーズに吸入・排気させ、なおかつ爆発工程でのパワーを限りなく使い切る。

これが適正化したバルブタイミングになる訳です。

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クリーンな状態から各項目別に修理&メンテナンスを行っていきます。

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クリーンな状態からカムホルダーを分解。

オイルシール&カムホルダーのリペア&メンテナンス工程へと進みます。

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フェラーリ専用SST(専用工具)を使用し確実な整備を行います。

SSTを使用する事で、キズや歪みを発生させる事無く、確実でスムーズな分解組み立てが可能です。

 

更に単品からホルダーのクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

 

エンジンは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。

数年経過すると装着面の誤差も発生してきます。

 

まずクリーニングアップを行い、クリーンな状態からその誤差を修正し、基本精度を回復させます。

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クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。

クリーンな状態からホルダー各部をチェック&メンテナンス。

 

項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンスを実施。

接合する面を綿密に整え基本精度を回復させます。

 

この積み重ねが、高精度なエンジンに仕上がります。

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厳密なメンテナンスを行ったホルダーにオイルシールを組み込み。

この工程を行うことで、オイルシールの対応年数までオイル漏れ等発生することはありません。

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リヤカムフランジ及び構成パーツの整備&メンテナンス工程へと進みます。

現状の画像です。

 

単にシール交換だけではなく構成パーツに至るまで、精度と美しさを回復させていくメンテナンスを行っていきます。

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リヤカムフランジからメンテナンスを進めます。

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かなり金属が腐食している状態。

精度の見直しとクリーニングアップを行い新品同様に仕上げていきます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

精度と美しさを回復。

 

この状態からシールを組み込んでいきます。

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シール組込み後の画像です。

1つ1つのパーツを独自のクオリティーで新品同様に仕上げます。

 

通常見えない部分ですが、このメンテナンス工程がナカムラエンジニアリングクオリティーの1つでもあります。

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タップリと汚れが付着した構成パーツ現状の画像です。

メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

締結面の修正も行い精度も回復。

 

組込みに備えます。

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整備に伴い分解したバルブカバー現状の画像です。

単品からメンテナンス&クリーニングアップしていきます。

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バルブカバー裏側の画像です。

エンジンと接する締結面の誤差を修正し、基本精度を回復させます。

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バルブカバー メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

隅々までクリーンに仕上げます。

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バルブカバー裏側のメンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

 

クリーンな状態から、エンジン側と接合する締結面を綿密に整え基本精度を回復。

1つ1つの精度を追求し、高精度なエンジンに仕上げます。

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メンテナンス済みのバルブカバーに、折損していたプラグコードホルダーのニューパーツを組み込み。

これで、プラグコードを綺麗に取り回しする事が可能になりました。

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綺麗なシルバーとブラックのプラグコードホルダー。

コントラストが非常に美しいですね。

 

精度と美しさを追求するメンテナンスを行います。

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カムシャフトのメンテナンス。

分解時のチェック項目の1つでもあるパーツ精度を1つ1つ個々に測定。

 

カムシャフトの精度を回復させていきます。

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カムシャフト メンテナンス後の画像。

ポテンシャルに直結する非常に重要な構成パーツの1つです。

 

項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の精度を回復させるメンテナンスを実施。

潜在能力を十二分に発揮させるメンテナンスを行います。

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カムシャフトホルダー現状の画像です。

メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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カムシャフトホルダー メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンスを実施。

接合する面を綿密に整え基本精度を回復。

 

付着していたスラッジもスッキリ クリーンに。

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ロックナットに至ってもメンテナンス&クリーニングアップ。

整備に伴い取外したボルト&ナットを全てメンテナンス&クリーニングアップし組み込みます。

 

汚れたままでは気持ちも悪いですし、確実な規定トルクでの締め付けを行うことができません。

見えない箇所に全て細かなメンテナンスを行います。

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エンジン側、カムホルダー装着部分の現状の画像。

 

エンジンは、熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。

数年経過すると装着面の誤差も発生してきます。

 

まずクリーニングアップを行い、クリーンな状態から、その誤差を修正し、基本精度を回復させます。

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クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。

 
クリーンな状態からエンジン側、カムホルダー装着部分をチェック&メンテナンス。

 
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンスを実施。

接合する面を綿密に整え基本精度を回復させます。

 

一見すると地味な改良だと思われるでしょうが、こうした細部の精度追求の技術こそエンジン精度の向上と確実なクオリティーを得るには必要不可欠な事なんです。

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オーナーが大切にされている車両。

車両への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。

 

トルクレンチを握っているエンジニアの手。

手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。

爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。

 

私たちのサービスはそこから始まります。

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全てのボルト&ナットのロック。

 

トルクレンチにより確実に規定トルクでロックします。

トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。

 

通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。

これを防ぎ、規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込んでいきます。

 

他の部位も同様です。

ボルトやナットの締め付けトルクは材質や処理の方法また、長さ等々でISO規格が設けられているほど重要なポイントなんです。

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緻密なメンテナンスを行ったエンジンに、メンテナンス済みパーツを組み込み。

これら一連の工程を行うことで、パーツの対応年数まで不具合が発生することはありません。

 

精度と美しさを追求し、クオリティーの高いエンジンに仕上げることをお約束します。

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タイミングベルトテンショナーのメンテナンスを行っていきます。

フェラーリ 328のタイミングベルトテンショナーはメカニカルタイプ。

 

テンショナーは、タイミングベルトに適切な張力を与え、スムーズで静粛な駆動による伝動能力を最大限に発揮させる重要な部位。

基本張力が発揮できる様に現品をメンテナンスしていきます。

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1つのテンショナーからテンショナーベアリングを取外すとバラバラの状態に。

このようなことが走行中に発生すればタイミングベルトが外れバルブクラッシュを引き起こします。

 

近年、安いOEMが色々と出ていますが、粗悪なものも多数有ります。

逆に良いものも有りますが、粗悪なパーツと良質なパーツの見極めが非常に重要ですね。

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今回装着するナカムラエンジニアリング オリジナル テンショナーベアリングset。

 

オリジナルで製作しているタイミングベルトテンショナーベアリングは、アウターケースは無垢材より削り出し製作。

錆の発生を完全にシャットアウトする亜鉛メッキ処理を施工。

ベアリング本体には、国産最高級ベアリング NTN製のベアリングを使用。

国産最高級ベアリングを使用する事により、回転負荷の著しい軽減が可能。

タイミングベルトへの負担を最小限に抑えます。

オリジナルのタイミングベルトテンショナーベアリングを使用する事により、エンジン回転も非常にスムーズになり、タイミングベルトへの負担も著しく軽減。

 

全ての問題を完全にクリアした、オリジナルのタイミングベルト テンショナーベアリングです。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のタイミングベルトテンショナーに、ナカムラエンジニアリング オリジナル テンショナーベアリングset装着後の画像です。

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メンテナンスで、リアルでダイレクトな作動を回復したテンショナー。

 

一般的にはそのまま再使用されるのが通常ですが、私たちの作業工程は、テンショナーに独自のメンテナンスを施します。

 

テンショナーをメンテナンスする事で、下記の効果が発揮されます。

タイミングベルトの緩みによるバルブタイミングのズレを防ぎ駆動性を高めます。

また次回タイミングベルト交換時期に達するまでに、伸びたタイミングベルトから生ずる揺動、振動を静粛にします。

 

ナカムラエンジニアリング タイミングベルトテンショナーベアリングset&メンテナンス後のテンショナー。

アップデートパーツを使用し諸問題を完全にリセットします。

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メンテナンス済みのテンショナーをクリーンなエンジンに組込み。

機能性と美しさを追求したメンテナンスを行います。

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整備に伴い分解したタイミングベルトガイド現状の画像。

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オーナーの見えない箇所には色々な問題が隠れています。

パーツを侵食している錆。

 

錆は、金属の表面の不安定な金属原子が、環境中の酸素や水分などと腐食をおこし、生成される腐食物です。

錆には、鉄の赤錆・黒錆、銅の緑青、アルミニウムの白錆などがありますね。
 

この状態は、赤錆と呼ばれる錆です。

鉄錆は、水の存在下での鉄の自然酸化によって生じる凝集膜です。

通常の赤錆には下地の保護作用はなく、腐食はいつまでも進行してしまう腐食生物です。

 

錆を完璧に除去し、構成パーツを守るメンテナンスを行います。

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滑らかな素地まで出し、下処理を実施。

錆は、細部まで完璧に除去。

微塵も残しません。

 

全ての下準備を整えます。

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メンテナンス&リフレッシュ後の画像です。

 

整備部分とは関係のない箇所のパーツ。

分解に伴いダメージを負っているパーツがある場合、独自のクオリティーで1つ1つ丹念に仕上げます。

 

このひと手間の積み重ね。

私たちが行うリペア&メンテナンス工程の特徴の1つです。

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メンテナンス後のガイドを装着。

見えない箇所のパーツも徹底した美しさを追求します。

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カムシャフトギヤ現状の画像です。

 

各ギヤが錆と汚れで侵食されている状態。

錆の発生で、タイミングベルトが紙やすりで削られる作用が発生しています。

その為タイミングベルトが攻撃され、指定交換時期までタイミングベルトがもたない状態。

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通常この状態でタイミングベルトが組み込まれるのが一般的です。

私たちは、ギヤーを1点1点クリーニングアップ&メンテナンスを行い、タイミングベルトを組み込みます。

 

クリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

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クリーニングアップ&メンテナンス後のカムシャフトギヤの画像です。

錆びや汚れを細部まで除去。

 

これでタイミングベルトを攻撃する脅威もなくなり、確実なバルブタイミングのセットアップが可能になりました。

1つ1つのパーツを確実にリセットします。

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通常見えないポイントまで徹底したメンテナンスを行い、動力性能また美しさも追求します。

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画像右が、劣化が促進した状態のタイミングベルト。

画像左がニューパーツ。

 

タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車両でも3年 (3年で0kmの走行でも交換)

また3年経過しなくても、前回の交換から2万キロ走行した場合。

どちらか先に達した時点で交換が必須です。

 

ただし、今回のような油脂の漏れ等が発生している場合、早急な整備とタイミングベルトの交換が必須です。

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画像右の装着されていたタイミングベルトには、漏れ出したエンジン冷却水がラバーに浸透し危険な状態。

 

よくタイミングベルトが切れたという言葉を聞きますが、コグドベルト自体が切損する場合はほとんど無く、ラバー製の歯がポロリと欠損してしまう事を、タイミングベルトが切れたと表現されています。

 

使用許容範囲超過、水濡れ、オイル漏れ、外界に露出している部分が多い等、さまざまな要因で劣化が促進し、ラバー製の歯が欠損しバルブクラッシュを引き起こしエンジンに多大なダメージを与えてしまいます。

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タイミングベルトニューパーツの画像。

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私たちは、純正の新品であっても長期に在庫されていたタイミングベルトは使用しません。

また、低価格のOEMパーツも使用しません。

 

私たちは、パーツ管理が行き届いた純正のタイミングベルトのみ使用します。

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全ての下準備が整ったエンジンに、1つ1つ精度や美しさを回復したパーツを組み込み。

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リフレッシュ後のタイミングベルトガイド。

1つ1つのパーツを丹念に仕上げ組み込みます。

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どれだけ効率的に動力性能を発揮できるかにこだわり組上げます。

動力性能と機能美を徹底して追求するメンテナンスを行います。

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再使用のクランクプーリー メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

 

回転部分・接合部分・軸受けetc.部分のメンテナンスを実施。

単体で細部までメンテナンス・クリーニングアップを行います。

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Vベルト装着部分メンテナンス後の状態。

スッキリ クリーンな状態に仕上げました。

メンテナンスを行うことにより、装着するVベルトにダメージを与えません。

 

メンテナンス&クリーニングアップは全ての分解パーツに実施します。

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メンテナンス後のクランクプーリーを装着した画像です。

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装着すると更にエンジンの美しさが際立ちますね。

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バルブタイミングのセットアップ工程へと進みます。

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独自のノウハウを盛り込み、バルブタイミングを適正化します。

 

バルブタイミングを適正化すると、エンジンの特性を変えることが出来ます。

同一カム角であれば、バルタイを変化させても、バルブを開く時間は同じです。

その時間を、どのタイミングで作動させるかを適正化する訳です。

 

バルブタイミングの適正化でのメリットは、アイドリング領域と軽負荷領域でオーバーラップ量を小さくし、インテーク側の燃焼ガス吹き返しを減少させます。

これにより、アイドル域での回転数を安定させ、燃料消費率を向上させる。また、軽負荷領域ではエンジンの安定性を確保する。

中負荷領域では、オーバーラップ量を大きくし、燃焼温度を下げ、排出ガス中のNOxを低減させる。また、未燃焼ガスを再燃焼させ、HCも低減させる。

高負荷低中速回転領域では、吸気バルブの閉じるタイミングを早くし、低中速トルクを向上させる。

高負荷高速回転領域では、吸気バルブの閉じるタイミングを遅くし、最高出力を向上させる。

低温時は、オーバーラップ量を最小とし、吸気側への燃焼ガス吹き返しを防ぎます。これにより、燃料消費率を向上させながら、ファースト・アイドル回転数を安定させる。

エンジン始動時、およびエンジン停止時オーバーラップ量を最小とし、吸気側への燃焼ガス吹き返しを防ぎます。

これにより、始動性を向上させます。

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各気筒毎に計算式を行い、バルブタイミングを適正化しフェラーリ 328本来のポテンシャルを余す事無く引き出します。

 

安易なセットでは、メリットよりデメリットばかりが大きくなり、エンジンにダメージを与えてしまったり、即エンジンブローへと直結します。

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メンテナンス&クリーニングアップ済みのバルブカバー組み込み後の画像です。

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組上げたパーツ同士の接続部分のアップ画像。

1つ1つのパーツ精度を追求することで、接続部分に誤差は発生しません。

 

精度と美しさの追求。ナカムラエンジニアリングの整備の特徴の1つでもあります。

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タイミングベルト交換に伴い分解したタイミングベルトカバー。

単品からメンテナンス&クリーニングアップしていきます。

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タイミングベルトのラバー粉が、駆動と同じ形状で随所に付着しています。

ニューパーツに付着しない様、クリーニングアップを行います。

 

メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。

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再使用パーツを1つ1つクリーンに仕上げます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のタイミングベルトカバーを組み込みました。

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美しくエンジンが仕上がってきましたね。

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エアコンコンプレッサーブラケットです。

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クリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後の画像です。

再使用する1つ1つのパーツをクリーンに仕上げます。

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ウォーターポンプ フルオーバーホール工程へと進みます。

現状の画像です。

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ウォーターポンプの内部には錆びや汚れが蓄積しています。

この状態からオーバーホールのみ行うと、早期に再度水漏れが発生する可能性があります。

 

項目毎に私たち独自のメンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

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締結面の修正も行いました。

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項目毎に回転部分・接合部分・軸受けetc.の加工修正を行い、精度を確実に取り戻すメンテナンスを実施後の画像です。

美しさと共に、これら一連の工程を行うことで、パーツの対応年数まで不具合が発生することはありません。

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ウォーターポンプ フルオーバーホール完了です。

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サーモスタットの交換。

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画像右がエンジン冷却水漏れで破損してしまっているサーモスタット。

画像左がニューパーツ。 

 

左右で比較すると、右のサーモスタットが開いた状態でロックしているのがよく分かると思います。

この状態ではエンジンをオーバークールさせてしまいます。

 

オーバーヒートもエンジンに多大なダメージを与えますが、同様にオーバークールもエンジンにダメージを与えてしまいます。

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サーモスタット。

 

サーモスタットは、エンジン 冷却系の内部に流入、あるいは外部に放散される熱エネルギーの流れを制御します。

サーモスタットは冷却水の温度を適切な温度に維持する為、必要に応じて、加熱あるいは冷却の作動および停止の切り替えを行うパーツ。

サーモスタットは様々な方法で構築でき、温度の測定にも様々な検知器が使用されている場合があります。

大きく分別すると、バイメタルや形状記憶合金によるメカニカルタイプ。

ワックス粒の膨張タイプ。

サーミスタによる電気式タイプ。

熱電対による電気式タイプ。

 

フェラーリ 328のサーモスタットは、ワックス粒の膨張タイプ。

サーモスタットが破損すると、エンジンに多大な2次的ダメージを与えます。

定期的な交換が必要なパーツの1つでもあります。

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締結面修正後のフランジにニューパーツを組み込みました。

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フルオーバーホール&リフレッシュ後のウォーターポンプ。

機能性また、美しさまで新品同様に仕上げます。

 

各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

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機能性の回復と美しく仕上げたウォーターポンプをエンジンに組込み後の画像です。

機能性と美しさを追求するメンテナンスを行います。

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画像右が装着されていたVベルトの画像です。

左がニューパーツです。

 

画像右の使用許容範囲を超えているVベルトは、心線が出てしまっています。

Vベルトは定期交換パーツ。

V部分のラバーも減る為、接触面積が少なくなりスリップ率が高くなる為、確実な伝達能力が減少します。

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画像上側が使用許容範囲を超え、心線が出てしまっているVベルトの画像です。

画像下側がニューパーツの画像です。

 

Vベルト。
 

動力の伝達に摩擦力を使う(摩擦伝動)ベルトドライブ(回転型の動力伝達機構)の一種です。

ベルト断面は外周側が広く内周側が狭い台形(V字形状)をしているのが特徴。

主に、オルタネーター、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサーの駆動に使用するのが一般的なVベルト。

摩擦伝動には平ベルトとVベルトがありますが、Vベルトはその形状による接触面積の大きさとくさび作用によって、同一幅の平ベルトよりも強い摩擦力を発生します。

そのため平ベルトよりすべりが少なく大きな伝達能力を発揮します。

ベルトのV字角は通常40°です。

ベルトの構造は まず幅広い上部に強靭な紐(心線)をゴムで固めた構造があり、その内周側(V字の下のほう)はプーリーでの曲げに対応する柔軟なゴム(下ゴム)。

ベルトの上下はゴムで固めた布でおおわれています。

 

近年ではVベルトより、更に接触面積の大きなリブベルトが一般的です。

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1つ1つ仕上げたエンジンにニューパーツのVベルトを組込み後の画像です。

綺麗に仕上がってきました。

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アイドラプーリーのベアリング整備&クリーニングアップ後の画像です。

装着ボルトも同時にクリーニングアップを行いました。

 

ベアリング。

 

ベアリングは機械要素の1つです。

回転や往復運動する相手部品に接して荷重を受け、軸などを支持するのがベアリング。

ベアリングには平軸受やボールベアリングやローラーベアリングなどがあります。

軸を正確かつ滑らかに回転させるために使用され、摩擦によるエネルギー損失や発熱を減少させ、部品の焼きつきを防ぐことがベアリングの役目。

回転する部分には必ず存在するパーツです。

ベアリングの使用許容限度を超過すると、ベアリング自体だけではなく他のパーツにまでも悪影響を及ぼします。

定期的なチェックが欠かせないパーツの1つです。

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整備&クリーニングアップ後のアイドラプーリーをエンジンに組込み後の画像です。

私たちの行う整備は効率化を求めず、動力性能と美しさにこだわったメンテナンスをご提供します。

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整備に伴い分解したプラグコード類、現状の画像です。

通常このまま組み込まれるのが一般的です。

 

分解したパーツを1点1点メンテナンス、またクリーニングアップを行っていきます。

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かなり汚れが付着している現状の画像です。

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ディストリビューターキャップ内部の現状の画像です。

メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のプラグコード類の画像です。

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再使用パーツを綺麗に仕上げます。

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ディストリビューターキャップ メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

再使用する分解パーツは、1つ1つメンテナンス&クリーニングアップを実施します。

 

美しさだけではなく、規定電圧が確実にスパークプラグに伝達出来るよう、分解パーツを1点1点メンテナンス。

きめ細やかなメンテナンスを随所に施します。

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スパークプラグの交換を行っていきます。

 

画像上が、使用限度を超過したスパークプラグの画像です。

画像下が、蓄積したデータから厳選した、燃焼効率を更に促進させるスパークプラグです。

 

私たちが推奨するアップデートプラグへと交換していきます。

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フルインジェクション化に伴い、今では余り気を使わなくなったスパークプラグ。

しかし3年以内、または走行2万キロを目安にプラグを交換する事は必要です。

 

スパークプラグは、点火プラグはシェル 碍子および中心導体(中心電極及びターミナル)で構成されています。

点火プラグは燃焼室を貫く形で配置される為、シリンダーで発生する圧縮圧力や熱が外部に漏れないような密閉構造を持ち合わせているパーツ。

 

モータースポーツの世界では、エンジンのセッティングに応じて適切なプラグ熱価を選択する事が必要になります。

点火プラグの電極と碍子脚部は、燃焼室の内部で大きな影響を受けています。

電極と碍子脚部の焼け具合は、燃焼室内部の燃焼環境を直接示す目安となる為、点火プラグを取り外した際には電極と碍子脚部の焼け具合を目視する事 で、 その点火プラグがそのエンジンのセッティングに対して適切か否かの判断を下す事が可能となり、セッティングに応じて選択し直す場合も有ります。

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私たちが推奨するスパークプラグの画像です。

新品のプラグであっても、製造誤差などにより必ずしもギャップが全数一定に揃っているとは限らないんです。

 

電極隙間のギャップ測定及び調整後のスパークプラグ。

組込みに備えます。

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クリーニングアップ&メンテナンス後のプラグコード類を組込みました。

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プラグコード1本でも組上げる上での最終的な合わせこみを行い組み込みます。

私たちは機能性と美しさも追及します。

 

問われるのはリペア技能だけではないと思います。

メンテナンスに対するこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。

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整備に伴い分解したKEジェトロニクス現状の画像です。

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組み込み前にクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後のKEジェトロニクスの画像です。

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通常見えない裏側もスッキリクリーニングアップを行い、組み込みに備えます。

分解した再使用パーツを1つ1つクリーニングアップすることで、綺麗なエンジンに仕上がります。

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全ての下準備が終了したエンジンに、クリーニングアップした再使用パーツを組込み後の画像です。

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1つ1つ独自のクオリティーで仕上げたパーツを組み込んだエンジンは、非常に綺麗ですね。

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ご入庫時のエンジンと比べると、機能性は当然のこと、見た目にも非常に綺麗に仕上がりました。

ナカムラエンジニアリングでは、このような整備を行わせて頂いております。

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整備に伴い分解したプロテクター類 現状の画像です。

通常このまま組み込まれるのが一般的ですね。

 

ナカムラエンジニアリングでは、分解したパーツを1点1点メンテナンス、またクリーニングアップを行い組み込んでいきます。

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メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のプロテクター類の画像です。

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パーツの曲がりや、ゆがみも全て修正しました。

曲面は綺麗な弧を描くように、平面は真っ平らに仕上げます。

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分解パーツは、1つ1つ細部までこだわったメンテナンス&クリーニングアップを実施しました。

クリーンな状態で組み込みに備えます。

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整備以前の画像です。

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サスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

同時に締め付けトルクのチェックも行います。

 

フロントサスペンションシステム現状の画像です。

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また、同時に分解時にしか出来ないフェンダー内部の隅々までクリーニングアップを行っていきます。

雨天使用しなくても、ダストや砂などが付着してしまう部分でもあります。

 

中々オーナーが磨けない部分ですね。

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同じく整備前リヤセクションの画像です。

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メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後の画像です。

クリーンな状態から各部のトルクチェックも実施しました。

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きめ細やかなクリーニングアップを随所に施します。

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同じくリヤサスペンションシステム。

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クリーニングアップ後のプロテクターカウルも基本装着位置を見直し組み込みました。

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今回、サスペンションシステム系統の整備は行っていません。

今回はクリーニングアップ&トルクチェックのみ実施しました。

 

使用許容範囲を超過しているサスペンションブッシュでは、セットアップを行っても車両に反映されないばかりか、逆に悪影響を及ぼすからです。

サスペンションブッシュは、今後のメンテナンスメニューですね。

 

各部のクリーニングアップやメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス過程の一貫だからです。

 

これら一連の作業過程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つでもあるんです。

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整備に伴い取外したホイールのクリーニングアップ&メンテナンスを行っています。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイールの画像です。

4輪全てクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

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プロのレースチームでもホイールの磨きは重要な仕事の1つです。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェックします。

 

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつなんです。

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整備に伴い脱着したパーツ1つ1つを独自のクオリティーで仕上げます。

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フェラーリ 328車両底、フロア部分シャシー クリーニングアップ後の画像です。

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クリーンな状態から各部のセットアップを行い、パフォーマンスのバージョンアップを図ります。

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運動性能と機能美を追求するメンテナンスを行います。

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クリーニングアップ済みのカウルを、セットアップ済みのクリーンなシャシーに組み込みました。

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基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

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全ての整備&メンテナンス完了のフェラーリ 328 GTB。

最終チェック&セットアップをエンジンアナライザーで行っていきます。

 

TipoF105C型エンジンの基本原理やマイクロプレックス構造を熟知したエンジニアがセットアップします。

また、独自のセットアップを施しフェラーリ 328 GTBのポテンシャルを余す事無く引き出します。

 

最終の詰めの作業。

このプロセスが重要なんです。

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独自のセットアップも終了。

最終クリーニングアップ実施後のフェラーリ 328 GTBのエンジン&エンジンルーム。

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分解時、各パーツを単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので、隅々までスッキリ クリーンな状態を回復。

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各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

 

これら全てのメンテナンスや精度の追求、またクリーニングアップやセットアップ工程は、ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つでも有ります。

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エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

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全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ 328 GTB。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 822枚(DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。

今回、メンテナンス御依頼有り難う御座いました。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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コックピットに乗り込み、エンジンをかける。

ステアリングを握り、アクセルを踏む。

自分とクルマがひとつになり、自由になっていく。

クルマとは本来、自分を解放するものであり、自己表現であり、生き方そのものだと思う。

人生とクルマの本当の楽しみ方を知る大人のために…

 

私たちはすべての要素を高次元で考えます。

今後も、車両全体のコンディションを把握させて頂きながら良きパートナーとして、共に車両を向上させて頂ければと思います。

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