ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
いつも メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。
今回は、フェラーリ F12 ベルリネッタの板金修理を承りました。
弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ F12 ベルリネッタを積んでファクトリーに戻って参りました。
只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。
今回も、ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。
フェラーリ F12 ベルリネッタ フロントバンパー、ホイールを他車に接触されての傷。
ボディーリペアを行っていきます。
フロントバンパーリペア後の画像です。
バンパー形成を一体と考えハンドレイアップ成形でリペアしました。
グランドエフェクト気流効果を乱さないよう、ラインやエッジ部分を完璧に再現。
全面に傷付いていたホイールも現品でのリペアを行いました。
高品質で、付加価値と信頼性の高い、車両にとって本当にクオリティーの高い成形方法のリペアを提供させて頂きます。
どのような形状のパーツに対しても、これまでの蓄積されたデータベースから、最適な成形・加工方法を選択し、ご満足頂けるリペアのご提案をさせて頂きます。
ホイールの損傷に伴いコーナーウエイトレシオ&フルアライメントの測定&セットアップを行っていきます。
コーナーウエイトレシオの測定及びセットアップから。
コーナーウェイトゲージとは、タイヤ毎に測れる車重計のことです。
個々のタイヤにかかる重量を車高調整などで変え、左右バランスを整えます。
4輪アライメント調整の前に、コーナーウェイト測定・セットアップを行います。
荷重移動がスムーズになり、サスペンションの性能がフルに発揮できます。
又、コーナーウェイトを合計し、(車両重量として軽量化計画を立てたり)パワーチェックを同時に行い、パワーウェイトレシオ・トルクウェイトレシオを計算する事も出来ます。
フルアライメントの測定&セットアップへと進みます。
埃一つないクリーンな状態。
アライメントをセットできるポイントは多々存在します。
完璧にクリーンな状態からでなければ、確実なセットアップが行えません。
サスペンションシステムの変更、リペア&メンテナンスまた何らかのセットを変更した場合、フルアライメントの測定&セットアップは必要不可欠な作業。
また、変更点が無くてもアライメントは変化してしまいます。
定期的な測定&セットアップが好ましいポイントです。
アライメントのポイントは、サスペンションシステムや、タイヤのキャラクターをどれだけ活かせるかが最重要ポイント。
ですので、基本アライメントは存在するものの、正解は1つではありません。
車両の仕様はもちろん、使用用途やドライビングテクニックによっても、最適なアライメントにセットします。
1台1台オーダーメイドのアライメントにセットアップします。
タイヤの銘柄、純正でもサスペンションのプリロードの違い、またサスペンションシステムを変更している場合はバンプ、リバンプ、ストロークスピード等々数限りなく違いがあります。
今までのデータを下に、オーダーメイドのセットアップを行います。
その結果、乗りやすい=リスクを回避できる=積極的にアクセルを踏んでいけドライビングに集中できる。
この法則が大切。
破損していたヘッドライトの交換に伴い専用テスターで光軸調整を行います。
コーナーウエイトレシオ&フルアライメントの測定&セットアップに伴い分解したアンダーカウル 現状の画像です。
ナカムラエンジニアリングでは、分解したパーツを1点1点メンテナンス、またクリーニングアップを行い組み込んでいきます。
メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。
メンテナンス&クリーニングアップ後のアンダーカウルの画像です。
分解パーツは、1つ1つ細部までこだわったメンテナンス&クリーニングアップを実施しました。
クリーンな状態で組み込みに備えます。
クリーニングアップ済みのアンダーカウルを、セットアップ済みのシャシーに組み込みました。
基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。
クリーニングアップ等、特別な費用は必要ありません。
私たちが行う通常の整備過程の一貫だからです。
ナカムラエンジニアリングが行う整備の特徴の1つです。
全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ F12 ベルリネッタ。
こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。
いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。
今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。