ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
今回、ランボルギーニ カウンタック 25thアニバーサリー メンテナンスご依頼誠に有り難う御座います。
弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたランボルギーニ カウンタック 25thアニバーサリーを積んでファクトリーに戻って参りました。
只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。
ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。
ランボルギーニ カウンタック 25thアニバーサリー チェック開始準備の為、リフトセクションへと…
ランボルギーニ カウンタック アニバーサリー。
1988年から1990年の間に、657台のみラインオフ。
1988年はランボルギーニ アウトモビリ社の創立25周年。
アニバーサリーは創立25周年を記念するモデル。
発表は、1988年9月、イタリア・パルマ郊外のサルソマッジョーレで開催されたランボルギーニ・デイ。
エクステリアデザインを担当したのは、パガーニ・ゾンダを生み出したホラチオ・パガーニ氏。
ボデープロテクターの装着。
チェック開始です。
アニバーサリーの心臓部は、水冷60度V型12気筒DOHC 48バルブ。
圧縮比:9.5
キャブレーションは、ウエーバー44DCNF×6。
最高出力はps455 / 7000rpm 最大トルクは、51.0kgm / 5200rpmを叩き出します。
L507パワーユニットまた、キャブレーションシステムを熟知したエンジニアが各項目、全て個別にチェックします。
カウンタックのフレームは、スペースフレームというよりは、バードゲージといった方がいいようなフレーム構成。
細いパイプで全体を包み込む事で、シャシーとしての剛性を確保するスペース鋼管フレーム。
アニバーサリーのフレームワークは、5000QVからの流用。
続いて、メカニカル関連のチェック。
年数的、指定交換パーツ。
走行距離的、指定交換パーツ。
カウンタック アニバーサリーの傾向的不具合発生ポイントのチェック。
また車輌のコンディションを整える為の独自のチェックへと。
指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。
代表的な素材の指定交換パーツの一部。
1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。
2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。
3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。
指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。
素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。
車輌はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。
メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…
書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車輌として構築されています。
車輌毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。
車輌の使用状況や用途、保管状態で車輌のコンディションは千差万別です。
また、これまで車輌がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?
壊れた箇所のリペアだけではなく、車輌のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?
色々な状況でリペア、メンテナンスポイントが違ってきます。
状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。
全て、1から独自の思想また、目線で的確なチェックを行います。
油脂類の漏れ。
オーナーが通常目にする事の無い部分に不具合が発生している場合が多いのは事実です。
オーナーが分からないうちに不具合が進行し、他のパーツに悪影響を及ぼしてしまっている場合が多々あります。
定期チェックで早期に発見し、確実なリペアを行うことで多大なダメージを回避することが可能です。
パワーユニット、パワートレインまた、他の部位からのオイル漏れ。
オイル漏れ発生個所の中には、色々な素材のパーツが有ります。
代表的なガスケットや、ラバー素材パーツ。
ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、ある程度の年数で亀裂や溶解が起こります。
また特にパワーユニットやパワートレイン関連パーツは、熱による弾性不良また、回転部分の磨耗(エンジンを長期間始動しないマシンは、形成変化を起こします。)などもオイル漏れを発生させてしまいます。
また、構成金属パーツ類では、金属を構成する個々の原子そのものが膨張して、格子間隔が大きくなりその為、弾性変形を生じパーツ接合面に歪が発生し、オイル漏れを発生させている場合も多々見受けられます。
ピンポイントで確実なリペア方法を確定します。
次に、なぜオイル漏れが発生してしまったか?
漏れを引き起こしている主原因は?
これらの要因を特定します。
このプロセスが非常に重要です。
クラッチハウジング内部からの異音。
ミッション本体への2次的不具合を誘発させる前に早期の対応が必要不可欠です。
フロント / リヤ サスペンションシステム。
各セクション毎に測定。
経年劣化による使用許容範囲を超えたパーツが見受けられます。
使用許容範囲を超えた状態では、ランボルギーニ本来のシャープなハンドリングが味わえず、ダブルウィッシュボーンのデメリットばかりが大きくなり、ダルな動きをします。
また、使用許容範囲を超え使用し続けると、ボデー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃でボデーまた、フレームのねじれや結合部の破損など、車輌の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。
エンジンマウント&ミッションマウントが、使用許容範囲を超えてしまっています。
交換するか否かは、厳密な測定また、ドライバビリティーで判断します。
パワーユニット、パワートレインといった機関内部では、部品が回転する事でさまざまな振動が発生します。
その為、こうした機関とフレームとの間にショックアブソーバーのような働きをするマウントを設け、車輌に振動が直接伝わりダメージを与えない働きをするのが、エンジンマウント&ミッションマウントの役割です。
また、特にミッドの場合、パワーユニット&パワートレインが左右に動くことで車輌の動きがピーキーにもなります。
車輌全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。
全てのチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車輌を向上させる為のより良きメンテナンスメニューを組み立てます。
全てのチェックが終了したランボルギーニ カウンタック 25thアニバーサリー。
確実に現状の車輌の状態を把握し切らせて頂きました。
現状の車輌の状態を分かり易くまとめ御連絡させて頂きます。
お打ち合わせさせて頂き決定しましたメンテナンスメニュー。
クラッチハウジング内部のトラブルシューティングに進ませて頂きますので宜しくお願い致します。
パワーユニット&パワートレイン脱着準備開始です。
脱着工程が進みます。
ルーフには、当時のランボルギーニ 純正ファイバープロテクターを装着。
ボデーを確実に保護します。
独自の丁寧な工程を進めます。
SST(専用工具)を使用し各部を丁寧に分解。
各部にダメージが見受けられます。
Lamborghini専用SST(専用工具)で的確な作業工程を進め、車輌より脱着完了のパワーユニット&パワートレイン。
トランスミッションのトラブルシューティング。
全ては、車輌構成から始まり、メカニカルシステム、素材まで含め熟知したエンジニアが独自のトラブルシューティングを行います。
ピンポイントでトラブルポイントを確定していきます。
次に、なぜ不具合が発生してしまったか?
引き起こしている主原因は?
これらの要因も特定していきます。
このプロセスが非常に重要。
全てのトラブルシューティング完了のランボルギーニ カウンタック 25thアニバーサリー。
車輌に発生している不具合個所を確実にピンポイントで把握し切らせて頂きました。
現状の車輌の状態を分かり易くまとめご連絡させて頂きます。
現状車輌に発生しているトラブルポイント。
根本的なトラブルの改善メニューをご報告し決定したメンテナンスメニュー。
パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。
ランボルギーニ カウンタック 25thアニバーサリー リペア&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…
ボデープロテクターの装着。
リペア&メンテナンス開始です。
ダメージを受けているフレーム部のリペア&メンテナンスから行っていきます。
リヤスタビライザー装着ポイントの現状。
各部かなりのダメージを負っています。
私たち独自の工程でリペア&メンテナンスを行っていきます。
フレーム リペア用パーツを、設計&製作。
カウンタック オリジナルのスペースフレームを完璧に復元します。
ダメージを負っていたカウンタック オリジナルのスペースフレームを完璧に復元。
復元後のフレームにメンテナンス済みのスタビライザーを組み込み。
徹底した管理の下、フレームワークのリペア&メンテナンス工程が進みます。
パワーユニット搭載部分 フレームトラス部分のリペア&メンテナンスを行っていきます。
R/H フレーム現状の画像です。
パワーユニットが装着されている状態では余り気にならなかった錆。
隠れたメインフレーム等が錆で侵食されています。
錆は、金属の表面の不安定な金属原子が、環境中の酸素や水分などと腐食をおこし、生成される腐食物です。
錆には、鉄の赤錆・黒錆、銅の緑青、アルミニウムの白錆などがありますね。
この状態は、赤錆と呼ばれる錆です。
鉄錆は、水の存在下での鉄の自然酸化によって生じる凝集膜です。
通常の赤錆には下地の保護作用はなく、腐食はいつまでも進行してしまう腐食生物です。
L/H フレーム現状の画像です。
錆は、腐食生成物です。
錆に侵食されたパーツは、表面から脱落して行くことで構造体として強度低下します。
また、錆が激しく進行し、やがては貫通してしまう部位もあります。
一度発生した錆は、加速度的に侵攻します。
また、他のパーツへの侵食も始まります。
エンジンルーム上側からのフレーム現状の画像。
車輌後方下側からの現状の画像。
独自の工程で、スペースフレームのリペア&メンテナンスを行っていきます。
独自のクオリティーで仕上げたスペースフレームの画像です。
全ての錆のメンテナンスまた、項目毎に加工修正を行い蘇ったフレーム。
普段は見えないところまで徹底して美しい仕上げを追求します。
クルマではなく芸術作品を生み出すという意識で、丹念に仕上げます。
パワーユニット&パワートレインのリペア&メンテナンスに入っていきます。
現状の画像です。
リペア&メンテナンス開始です。
エキゾーストマニホールドのメンテナンス。
現状の画像です。
R/H L/H エキゾーストマニホールドのメンテナンスを行っていきます。
第1段階 エキゾーストマニホールドに発生している錆を細部まで除去。
素地まで出し、メンテナンスを施工する下処理を整えます。
素地調整また、各部メンテナンス後のエキゾーストマニホールド耐熱処理後の状態です。
耐熱溶剤は、私たちが厳選した耐熱処理溶剤を使用。
耐熱・耐候性に優れた金属酸化物、補強材料を顔料に用い、有機質被膜から硬質な無機質被膜に変わる耐熱条件や諸条件に適した混合に組み合わせた溶剤です。
耐熱性・美観・防食性を長期間にわたり維持するために、膜厚も厳密に調整します。
私たち独自のクオリティーで、エキゾーストマニホールドを仕上げます。
全ての下準備が整ったエキゾーストマニホールドにバンテージを装着。
バンテージも、私たちが厳選したパーツを使用。
機能性と機能美を両立させるメンテナンスを行います。
パワーユニットのリペア&メンテナンスを行っていきます。
リペアポイント分解前に、パワーユニットに付着している細かな砂や塵を、一度全てクリーニングアップします。
これは、作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為。
また、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。
また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。
現状のパワーユニットの画像です。
現状のパワーユニットL/Hバンクからの画像です。
バルブカバー結晶塗装、現状の画像。
結晶塗装アップ画像。
独自のクリーニングアップ工法でクリーンな状態を取り戻します。
現状のパワーユニットR/Hバンクからの画像です。
これら通常目にする事のない部分には汚れが蓄積しています。
車輌の価値観を理解し、見える部分は勿論の事、通常見えない箇所のクリーニングアップを非常に重要視します。
上記、汚れた状態からの分解では、リペア&メンテナンス時の異物混入また、再使用パーツにダメージを与えます。
分解前に、独自のクリーニングアップ方法で一掃し、クリーンな状態を取り戻します。
変化振りを…乞うご期待。
クリーニングアップ終了のパワーユニット。
クリーニングアップ前と同じ順番でご紹介させて頂きます。
クリーニングアップ後のL/Hバンク の画像です。
バルブカバー結晶塗装クリーニングアップ後の画像です。
独自のクリーニングアップ方法で、完璧なクリーニングアップを実施。
結晶塗装の隅々に付着していた汚れも細部までクリーニングアップ。
クリーニングアップ後のR/Hバンク の画像です。
汚れを細部までしっかりクリーニングアップ。
私たちは、通常見えないポイントまで徹底したクリーニングアップを行います。
細部まで徹底したクリーニングアップを実施。
全てがクッキリ映える様になりました。
ボルト、ナット1つまで、クリーニングアップ。
クリーンな状態からリペアポイントを分解することで、ボルト、ナットにストレスを掛けず、ロックを解除しボルト&ナットのピッチを保護します。
全ての部位に対しクリーンな状態から分解します。
これが私たちのリペア&メンテナンスに取り掛かる第一工程のクリーニングアップです。
私達メンテナンスする側も気持ち良くリペア&メンテナンスに掛かれます。
各部のクリーニングアップの特別な費用は必要ありません。
私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。
細部までクリーンな状態からメンテナンス工程を進めていきます。
クリーンな状態から作業を行う事で、ボルト、ナットまた再使用パーツにダメージを与える事の無いメンテナンスが行えます。
再使用パーツの保護と美しさを両立させるメンテナンスを行います。
リペア&メンテナンスに伴い分解した個々のパーツを、単品からメンテナンス&クリーニングアップしていきます。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
効率にとらわれる事なく、1つ1つのパーツを独自のクオリティーで仕上げます。
パワーユニット リペア&メンテナンス後の画像です。
ランボルギーニ専用SST(専用工具)を使用し確実なリペア&メンテナンスを実施。
リペア、メンテナンス済みパーツを組上げる上での細かな微調整。
蓄積した膨大なデータでセットアップを行い、リアルでスムーズな動力性能を発揮させます。
私たちが行うリペア&メンテナンスは、クルマではなく芸術作品を生み出すという意識で、丹念に仕上げます。
トランスミッションのリペア&メンテナンスを行っていきます。
リペアポイント分解前に、トランスミッションに付着している細かな砂や塵を、一度全てクリーニングアップします。
これは、作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為。
また、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。
また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。
現状のトランスミッションR/Hからの画像です。
現状のトランスミッションL/Hからの画像です。
各部のボルト・ナットの現状。
汚れたままでの分解は、ボルト・ナットを痛めます。
ボルト・ナット 1本まで、全てクリーニングアップしていきます。
上記、汚れた状態からの分解では、リペア&メンテナンス時の異物混入また、再使用パーツにダメージを与えます。
分解前に、独自のクリーニングアップ方法で一掃し、クリーンな状態を取り戻します。
クリーニングアップ終了のトランスミッション。
クリーニングアップ後のR/H側の画像です。
クリーニングアップ後のL/H側の画像です。
細部まで徹底したクリーニングアップを実施。
ボルト、ナット1つまで、クリーニングアップ。
クリーンな状態からリペアポイントを分解することで、ボルト、ナットにストレスを掛けず、ロックを解除しボルト&ナットのピッチを保護します。
全ての部位に対しクリーンな状態から分解します。
これが私たちのリペア&メンテナンスに取り掛かる第一工程のクリーニングアップです。
私達メンテナンスする側も気持ち良くリペア&メンテナンスに掛かれます。
各部のクリーニングアップの特別な費用は必要ありません。
私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。
細部までクリーンな状態からトランスミッションを分解。
ランボルギーニ専用SST (専用工具)を使用し、トランスミッション内部のリペア&メンテナンス工程を進めていきます。
トランスミッション内部リペア&メンテナンス後の画像です。
個々のパーツを、私たち独自の精度に仕上げ組み込み完了です。
リペア、メンテナンス済みパーツを組上げる上での細かな微調整。
蓄積した膨大なデータでセットアップを行い、リアルでスムーズな機能性能を発揮させます。
機能性はもとより仕上がりの美しさにも徹底してこだわります。
リペア済みのパワーユニットとトランスミッションを組み込み。
問われるのはリペア技能だけではないと思います。
知識、論理、トラブルシューティング、センスなど、メンテナンスという分野においてすべての要素を高次元で行う必要があると考えます。
吸気マニホールドの画像。
吸入工程でスムーズな混合気をパワーユニットへ導きます。
全ての工程で、チョットひと手間を惜しまず手を加えます。
全の下準備が整った車両にパワーユニットを搭載。
生産ラインオフ時の装着誤差。
また、永年の使用で発生しているズレ。
組み込みは、基本搭載位置へと修正しユニットを搭載します。
この様なメンテナンスの積み重ねで車輌の基本ベースを底上げします。
オーナーが大切にされている車輌。
車輌への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。
トルクレンチを握っているエンジニアの手。
手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。
爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。
私たちのサービスはそこから始まります。
トルクレンチで最終ロック。
トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。
通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。
これを防ぎ、規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込んでいきます。
他の部位も同様です。
ボルトやナットの締め付けトルクは材質や処理の方法また、長さ等々でISO規格が設けられているほど重要なポイント。
私たちのファクトリーでは、エアーツールなど一切使用しません。
全てメカニックの手と、磨き上げられた工具によって行います。
ウォーター系統パイピング現状の画像。
メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。
パイピング メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
リペアに伴い分解したパーツを単体から全てメンテナンス&クリーニングアップ。
隅々までクリーンな状態を取り戻し、組み込みに備えます。
交換ホース 一部分の画像。
内部劣化が発生しているウォーターホース。
ホースの素材にもよりますが、ホースの劣化は下記が代表的な要因になります。
外部因子作用による劣化
熱による劣化(熱酸化劣化)
光による劣化(光酸化劣化)
オゾンによる劣化
残留塩素による劣化
金属イオンによる劣化
溶剤膨潤による劣化
大きく分別しましたが、個々の劣化にはさまざまな要因があります。
このような知識も、トラブルシューティングを的確に行うには、非常に重要なことですね。
純正パーツは、分解したホースと同じ当時の素材や工法のパーツです。
オリジナルにこだわらない場合、使用する素材やクオリティーが格段に高いパーツを厳選しアップデートパーツへと換装します。
メンテナンス済みのパーツを組上げる上での、細かい微調整。
最終的な合わせこみが重要です。
私たちのリペア&メンテナンス工程は、徹底したメンテナンス&クリーニングアップ済みパーツを、基本装着位置の見直しを図り組込み。
機能性及び、機能美を再現します。
クランプ角度や、左右の均一性にこだわり組込み。
普段は見えないところまで徹底して美しい仕上げを追求します。
リペアに伴い分解した再使用パーツのメンテナンス&クリーニングアップを行います。
問題の無い再使用パーツを独自のクオリティーで仕上げます。
現状の画像です。
メンテナンス&クリーニングアップ開始です。
メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
単体で細部まで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを実施。
クリーンな状態から組み込みに備えます。
分解パーツの1つ。ヒートプロテクター現状の画像。
組み込み前に、チョットひと手間かけてみます。
隠れた部位も徹底した独自のクオリティーで細部まで仕上げます。
チョットひと手間…を惜しまず手を加えます。
メンテナンス済みのパーツを組上げる上での、細かな微調整。
最終的な合わせこみが重要です。
徹底した機能性と美しい仕上がりを追求するメンテナンスを行います。
メンテナンス前のサスペンションシステムの画像です。
サスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップ。
定期的な、足回り&車輌全体のトルク管理が必要です。
また同時に、分解時にしか出来ないフェンダー内部の隅々までクリーニングアップします。
中々オーナーが目にする事の無い部分。
また、雨天使用しなくても、ダストや砂などが付着してしまう部分でもあります。
リヤセクション メンテナンス前の画像です。
クリーニングアップ開始です。
クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
ダストや砂などをクリーニングアップする事により、各機能がよりリニアになると共に、クリーンな状態を取り戻しました。
きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施します。
メンテナンス後のリヤセクション。
こだわったメンテナンス&クリーニングアップを行います。
ホイールのクリーニングアップ&メンテナンス。
ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。
4輪全てクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。
ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。
4輪全て表裏共に、本来の発色を取り戻しました。
プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。
タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。
ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつ。
クリーニングアップ&メンテナンス終了のホイール。
組み込みに備えます。
メンテナンス前のフロア部分シャシーの画像です。
細部までクリーニングアップを行っていきます。
クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。
クリーンな状態から、各部のセットアップも行いパフォーマンスのバージョンアップを図ります。
各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。
私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。
全てのリペア&メンテナンスも終了。
最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。
分解時、各パーツ単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので、隅々までスッキリ クリーンな状態を復元。
エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。
全てのリペア&メンテナンス 終了のランボルギーニ カウンタック 25thアニバーサリー。
こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。
実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。
全て担当エンジニアが撮影しています。
詳細な写真 796枚 (DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車輌と一緒にお渡しします。
今回、メンテナンス御依頼有り難う御座います。
今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。
コックピットに乗り込み、エンジンをかける。
ステアリングを握り、アクセルを踏む。
自分とクルマがひとつになり、自由になっていく。
クルマとは本来、自分を解放するものであり、自己表現であり、生き方そのものだと思う。
人生とクルマの本当の楽しみ方を知る大人のために…
私たちはすべての要素を高次元で考えます。
今後も、車輌全体のコンディションを把握させて頂きながら良きパートナーとして、共に車輌を向上させて頂ければと思います。