リペア&メンテナンスに伴う油脂類の抜き取り。
各油脂類を抜取ります。
ウエッブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
今回も、 Ferrari 328 GTS メンテナンス御依頼有り難う御座います。
只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。
今回も、ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。
Ferrari 328 トラブルポイント チェック開始準備の為、リフトセクションへと…
リフトUP。
ボデープロテクターの装着。
まず、エキゾーストから...
前回のチェックで内部腐食を確認しているエキゾースト。
排圧が上がり過ぎると即エンジンブローへとつながるポイント。
まず他のチェック前にニューパーツへと...
画像下のニューパーツへと...
ガスケットの再使用は致しません。
ニューパーツへと。
ニューパーツのガスケット。
形状が全く違うのが分かって頂けると思います。
ガスケット取り付け部もキッチリ クリーニングアップ。
確実にガスケットを密着させます。
周辺部分も同時にクリーニングアップ。
カバーリングもリフレッシュ。
装着誤差も見直し組み込み。
組み込み完了。
続いてオイル漏れポイントのトラブルシューティングへと...
オイル漏れによる他の部位への影響も考慮しトラブルシューティングします。
オイル漏れは二次的不具合を誘発させる場合も多々あります。
ピンポイントでオイル漏れ発生個所を特定します。
次に、なぜオイル漏れが発生してしまったか?
オイル漏れを引き起こしている主原因は?
これらの要因も特定します。
続いてエアコンのトラブルシューティングへと...
エアコン効き不良のトラブルシューティング。
エアコンガス圧力が規定値より著しく低下している状態。
エアコンガス漏れが発生しています。
よく、クーラーガスが足らないとガスのみ補充される場合が多々見受けられます。
安易にエアコンガスを注入するのはエアコン系統に多大な2次的ダメージを与えます。
これは人災です。
エアコンの構造状ガス漏れは、コンプレッサー潤滑用のオイルと同時に大気開放します。
エアコンガスを補充する事で、更にオイルが無くなる方向へと促進されます。
根本の主原因のガス漏れが直っていない訳ですから…
ついにはコンプレッサーの焼き付を引き起こします。
そこまでに至ると、焼き付いたコンプレッサー内部構成パーツの破片がエアコンライン内に飛散し多大なダメージを引き起こします。
なのでエアコンガス圧が低下しエアコンが効かない場合、安易な補充は避けるべきです。
ガス漏れが発生している不具合ポイントを確実に見極めリペアすることが必要です。
また、エアコンの1番の大敵は湿気です。
ガス漏れが発生していると言うことは大まかに言うと漏れ出す穴が開いていると言う事。
その穴から湿気の混ざった大気がエアコンラインの中に混入します。
夏 冬また、エアコンを使用する しないにかかわらず、ほおって置くとエアコンラインの中に大気(同時に湿気も混入します。)がエアコンガスの変わりに入り込みます。
そう言う構造になっていますから…
他マシンの画像ですが、このような状態に…
大気の湿気だけで十分エアコンライン全体の内部にアルミ特有の錆が発生します。
錆が発生するとパイプの強度が低下。
1つの不具合が全体のパーツに悪影響を及ぼします。
その場合穴の開いているポイントを的確にリペアしても強度不足に至ってしまった他のエアコンパーツからガス漏れが発生すると言ういたちごっこになってしまいます。
それだけは避けたいものです。
マシン フロント インテリア内 フロアー ユニット等々に巡っているエアコンラインまた、制御パーツからのガス漏れポイントのトラブルシューティングに入ります。
リークチェック専用機器は数種類完備します。
漏れの大小で全ての機器を使い分けます。
赤外線での設備も完備。
最先端の設備とエアコンの基本構造を熟知したエンジニアがトラブルシューティングを実施。
確実にリークポイントを特定します。
ガス漏れポイントのトラブルシューティング。
マシン全体に巡らされているエアコンパイプや、パーツを全て専用機器を使用しリークポイントを的確にチェック。
ここでの誤診は致命的です。
トラブルシューティング終了のFerrari 328 。
確実に不具合ポイントを把握し切らせて頂きました。
チェックポイントの内容を分かり易く記載した報告書を作成し送付させて頂いた上御連絡させて頂きますので宜しくお願い致します。
現状マシンに発生しているトラブルポイントまた、なぜトラブルが発生したのかを、ご報告し1セクションを確実にリペア&メンテナンスする今回のメンテナンスメニュー。
パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。
Ferrari 328 リペア&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…
まず、インテリアのリペア&メンテナンスから。
繊細なインテリアパーツを丁寧に分解。
328のレザーはコノリーレザーが使用されています。
コノリー社は、最高級で高品質なコノリーレザーを125年以上に渡りフェラーリ、ロールス・ロイス、ベントレー等に供給し続けてきた歴史あるブランド。
変わった使用の仕方では、第二次世界大戦で使用されたスーパーマリン スピットファイアの座席、カミーユ・フォルネの腕時計用ベルトのレザーもコノリー社のレザー。
2002年6月に生産を中止し、今は無き伝統と格式のあるレザーブランド。
現品を328生産時と同じ工程でリペア完了です。
ウェザープロテクションも分解したかどうか分からないクオリティーで組み込み。
オーナーが見える箇所は当然ですが、見えない箇所ほど重要視します。
生産時の誤差など見直し独自のクオリティーで組み込み完了。
精度もアップ。
もう1カット。
続いてボデープロテクターを装着。
リペア&メンテナンスに伴う油脂類の抜き取り。
各油脂類を抜取ります。
パワーユニットのリペア&メンテナンス開始です。
まずクリーニングアップから。
パワーユニットやミッションなど分解前に付着している細かな砂や塵を1度、全てクリーニングアップを行ないます。
これは、分解時に砂や塵がパーツ内部へ混入する事を避ける為、行ないます。
また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。
クリーニングアップ終了のティーポ F105Cユニット。
全ての部位に対しクリーンな状態からリペア&メンテナンスします。
上記のクリーニングアップは作業の一貫とし行います。
クリーンな状態から分解開始です。
Ferrari専用SST(専用工具)を使用し、丁寧なリペア&メンテナンスを行ないます。
専用SSTを使用する事で、キズや歪みを発生させる事無く分解組み立てが可能です。
また、分解&組み込み精度が飛躍的に向上致します。
イタリア モデナに本拠を置くFerrari , Lamborghini のメンテナンスと、レーシングマシンのメンテナンス ディーラーである
ROSSO CORSA , SPA の指定を東洋で初めて受けています。
全てのSSTを完備し、最新のデーターや、情報で車輌を確実にリペア&メンテナンスする事が出来ます。
オーナーが大切にされている車輌。
車輌への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。
パーツを握っているエンジニアの手。
手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、と言う当たり前の習慣を日々欠かすことなく行なっているからです。
爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。
私たちのサービスはそこから始まります。
Ferrari専用SST(専用工具)を使用し高精度で分解また、組み込まれなかったのでしょう。
シールリングスプリングが...
オイル漏れポイントの1部の画像。
ピンポイントでトラブルポイントを確定しています。
また、なぜトラブルが発生してしまったか?
トラブルを引き起こしている主原因は?
これらの要因も特定済み。
このプロセスが非常に重要です。
続いてフロントセクション現状の画像です。
クリーンな状態で確実な分解が進みます。
分解と同時に独自の項目をチェック。
単に分解するだけで無く、その過程においても項目毎にチェックします。
シクネスゲージを使用しバルブクリアランスの測定へ。
正確にクリアランスを測定する工具としてすきまゲージとも呼ばれます。
1/100を正確に測定できる精度が求められる為、よく清掃し、薄く塗油したリーフを使用します。
荒い使用の仕方や、保管状況で精度の落ちているリーフを使うとパワーユニットの精度も低下します。
常に校正したシクネスゲージで1/100を正確にセットアップします。
これは、全ての工具に共通する事ですね。
組み込み工程で1/100を確実にセットアップできるよう現状の状態を確実に測定します。
機械は嘘をつきません。
全ての工程での緻密さと正確さでパワーユニットの性格が大きく変化します。
パワーユニットは生き物のようなものです。
続いてバルブタイミングの測定へと。
よく現状のバルブタイミングが数度ズレてしまっている車輌も見かけます。
ただ単にタイミングベルト交換だけでは、100%のポテンシャルは発揮しません。
組み込みは、独自の味付けを盛り込みバルブタイミングの数値をセットします。
独自のセットアップで高負荷高速回転領域で、最高出力を向上させまた、低中速回転領域で低中速トルクも向上させます。
バルブタイミングとは?
簡単に言えばピストンの位置に対して、どのタイミングでIN&OUT側バルブを開け閉めするか、その位置を決定する事です。
エンジンはピストンの上下によって、混合気を吸って 排気ガスを吐き出しています。
ピストンが降りる時に吸気バルブを開けてやり、上がる時に吸気側を閉じて排気バルブを開ける工程の事です。
10000回転/分では、一秒間に80回もこの工程を繰り返します。
このスピードでは混合気にも重さや粘度が発生し蜂蜜の様な粘度と考えてもらっても良いでしょう。
ピストンが下がり粘度が発生している混合気が燃焼室に入ります。
ピストンは下がりきって圧縮行程に入りますが、やっと流れる勢いの混合気はシリンダーに自ら入ってくるので 吸気バルブを今閉めるのはもったいない遅らせようと言うのが吸気側タイミング。
続いて 爆発燃焼エネルギーでピストンが下がりますが、まだ膨張エネルギーが残っている状態で早く排気バルブを開けて排気を早く排出し、次の吸入時の為に負圧を発生させ混合気を吸い込むようにするのが排気側タイミング。
簡単に書きましたが、これら1連の工程のタイミングを変化させる事でよりスムーズに吸入、排気させ、なおかつ爆発工程でのパワーを限りなく使い切る。
これが独自のバルブタイミングになる訳です。
各気等毎、計算式により現状の数値をチェックします。
タイミングベルト交換には、非常に大切なポイントです。
オイル漏れポイントの1部。
カムシャフト オイルシール。
カムシャフト フロントオイルシールはタイミングベルトの真後ろの直近パーツ。
漏れ出したオイルがタイミングベルトに付着しベルト本来の強度が奪われバルブクラッシュを引き起こします。
また、エキゾーストマニホールドにも付着し車両火災を引き起こす原因にもなる危険なポイント。
また、なぜトラブルが発生しているのか?
トラブルを引き起こしている主原因は?
これらの要因も特定済み。
このプロセスが非常に重要なんです。
Ferrari専用SST(専用工具)を使用し、ティーポF105C内部のリペア&メンテナンスを行ないます。
徹底したパーツ管理の下、独自の項目をチェック。
SST(専用工具)を使用せず、分解また、組み込まれたのでしょう。
シールに傷や歪が…
構成パーツの1部。
再使用パーツの精度が低下している部分は専用機器で加工修正し精度を出します。
同時にクリーニングアップも行なっていきます。
精度が低下していた部位を専用機器で加工修正。
精度を取り戻したパーツにシールを組み込み。
シールに限らず、誤差を発生させ組み込むと、使用対応年数まで維持できずオイル漏れ等が発生してしまいます。
SSTで寸分の誤差も無く組み込み。
他の部分も同様にSSTで…
再使用パーツは、全て徹底したメンテナンス&リフレッシュをし再使用します。
続いて各ギヤー&プーリーのメンテナンスへと。
現状のカムシャフトギヤーの画像です。
漏れ出したオイルに侵食され劣化したタイミングベルトのラバーが溶着。
錆も発生しタイミングベルトを紙やすりで削る様な作用が発生しています。
その為、タイミングベルトが攻撃され指定交換時期まで、タイミングベルトが持たない可能性があります。
各ギヤー&プーリーのメンテナンスを行います。
タイミングベルトの指定交換時期は、モデルや年式に関わらず3年(3年で0kmの走行でも交換)もしくは、2万km(1年で2万kmの走行でも交換)どちらか先に達した時点で交換。
このように問題が発生している場合、即座に問題点をリペアすると同時に、タイミングベルトの交換を行なわないとバルブクラッシュを引き起こします。
ギヤーメンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
1つ1つのパーツを確実にリセットします。
これで、シッカリとタイミングベルトが噛み込み、またキッチリとしたバルブタイミングのセットアップも可能になりました。
また、タイミングベルトを攻撃する脅威も完全になくなりました。
1つ1つの細かな作業には、全て理由が有ります。
問題の発生しているパーツに関しては、現品で的確に修正し確実な精度を取り戻します。
1/1000の精度が要求されるパワーユニットの構成パーツ。
カムシャフト フランジ、ジャーナル、カムロブを1/1000の精度でメンテナンス。
独自のクオリティーで徹底した管理の下、リペア&メンテナンスを行ないます。
機械は正直です。
全ての工程での緻密さと正確さでパワーユニットの性格が大きく変化します。
1つ1つのパーツ精度を格段に向上させ、より精度の高いユニットに仕上げます。
この修正作業など、追加作業と思われがちですが、追加費用は頂きません。
これは、私共のクラフトマンシップで、より良い車輌に仕上げる為のメンテナンスだからです。
このプロセスが非常に重要なんです。
ポイントによってはフェラーリの基本データと違った数値で組み込んだ方が良いポイントも多々存在します。
個々の個体差でも数値を変化させます。
このあたりは、独自のノウハウが必要不可欠。
特に回転部分や摺動部分はパワーに直結する部分です。
独自の味付けをし組み込み。
タイミングベルト奥のオイル漏れでバックプレートにもオイルや汚れが…
ニューパーツに付着しないように細部までクリーニングアップします。
同時にクリーンな状態からクラックチェックまた構成パーツの機能を取り戻すメンテナンス開始です。
タイミングベルトケース バックプレート メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
細部までクリーンな状態を取り戻したタイミングベルトケース バックブレート。
組み込みに備えます。
生産時の誤差、個々のチェックポイント、熱害で精度が低下していた構成パーツをメンテナンス。
そのメンテナンスを行なった構成パーツを独自のノウハウで組み込み。
このように1つ1つのパーツ精度を確実に出しておかなければ良い味付けが出来ません。
R/H L/H共に、独自のクオリティーでメンテナンス実施後のテンショナー。
タイミングベルトテンショナー。
328のテンショナーはメカニカル機構で構成されています。
テンショナーは、タイミングベルトに適切な張力を与え、スムーズで静粛な駆動による伝動能力を最大限に発揮させる重要な部位。
テンショナーのメンテナンスで、下記の効果を発揮させます。
タイミングベルトの緩みによるバルブタイミングのズレを防ぎます。
3年(3年で0kmの走行でも交換)もしくは、2万キロどちらか先に達する間に劣化で伸びたタイミングベルトから生ずる揺動、振動を静粛にします。
タイミングベルトとの駆動性を高めます。
独自の数値にバルブタイミングをセット。
下記の効果を発揮させます。
① エンジン吸気側への燃焼ガス吹き返しを減少させる。
これにより、アイドル域での回転数を安定させ、燃料消費率を向上させる。
また、軽負荷領域ではエンジンの安定性を確保する。
② 高負荷低中速回転領域で低中速トルクを向上させる。
③ 高負荷高速回転領域で、最高出力を向上させる。
また、吸気側への燃焼ガス吹き返しを防ぎ、燃料消費率を向上させながら、ファースト・アイドル回転数を安定させます。
続いてバルブカバーのメンテナンス&クリーニングアップ。
現状のバルブカバーの画像。
バルブカバーメンテナンス&クリーニングアップ後の画像。
クリーニングアップのみで新車時の状態にリセット。
オリジナルの輝き。
内部もクリーンな状態に。
ユニット等は熱膨張と冷間時の収縮の連鎖が常に繰り返されます。
数年経過すると誤差が発生します。
その誤差を修正し確実に精度を復元させ組み込む事でメンテナンス部分のロングライフ化に繋がります。
また、全ての工程で同じメンテナンスを行ないユニット本体の基本精度を底上げします。
劣化し折損していたプラグコードクリップをニューパーツへ。
機能性とともにプラグコードをアジャスト。
タイミングベルトケース メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。
1つ1つのパーツを独自のクオリティーで仕上げます。
パワーユニット側バルブカバー接合面の精度を専用機器で加工修正。
精度を取り戻したパワーユニットへ、メンテナンス済みのバルブカバーを組み込み。
同じくタイミングベルトカバーも...
構造体として100%の機能性を取り戻すと共に機能美まで再現。
スッキリ。
専用SSTと独自のクオリティーでリペア&メンテナンスを行ないます。
再使用パーツは、生産時の誤差、熱害で精度が低下していたポイントを確実に加工、修正。
精度を取り戻す加工&メンテナンスを行ない専用SSTで組み込み完了。
1つ1つのパーツ精度を限りなくアップデートさせます。
オイル漏れポイントの1部でもあった箇所。
1つ1つのパーツ精度を確実に復元し全てをリセット。
独自のクオリティーでリペア&メンテナンスを行い組み込んだティーポ F105Cユニット。
ポイントによっては1/1000の精度で組み込み。
全ての工程での緻密さと正確さでパワーユニットの性格が大きく変化するとともに、ユニット本体の精度が格段に向上し、リペアポイントのロングライフ化を実現します。
チェック&リペアまた、メンテナンスに伴い分解したパーツ類。
分解したパーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。
分解パーツも1点1点リフレッシュする事で、見た目にもスッキリし、トラブルを未然に防ぐ事も兼ね全て組み込み前に表裏共にクリーニングアップします。
クリーニングアップ後の画像。
独自のクリーニングアップ方法で完璧にクリーニングアップを実施。
基本装着位置も見直し、個体差に合わせ組み込み完了。
続いてホイールのクリーニングアップ&メンテナンス。
ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。
4輪全てクリーニングアップ メンテナンス開始です。
ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。
4輪全てホイール内側&表側共に、本来の発色を取り戻し組み込みに備えます。
ホイールとの接触面、ローターの現状の画像。
錆が発生してしまっています。
この状態では確実な面圧でホイールと接触できない状態。
ローターのメンテナンスを行ないます。
ローターのメンテナンス&リフレッシュ完了の画像。
ホイールとの面接触圧力も本来の圧力へ…..
また、錆で変化していたアライメントも変化します。
使用許容範囲に十二分な機能を持っているパーツは安易に交換する事無く、メンテナンスし再使用します。
ただ、再使用するだけでは無く、全て徹底的にメンテナンス&リフレッシュをし再使用します。
続いてオーナーご依頼ポイント。
ヘッドライトのHID化へと。
ペイントに優しいマスキングテープで保護。
今回換装するKitは、ウエッブサイト Premium Parts で紹介しています 『 HIDへの換装また、バージョンアップへ.. Hi/Loスライドタイプ ディスチャージ 8000ケルビン ヘッドライトKit 』
今回は6000ケルビンを採用。
HIDヘッドとは、ディスチャージヘッドまた、キセノンヘッドライトなどとも呼ばれているヘッドライト。
HIDヘッドの仕組みとしては、ヘッドライトの中にキセノンガスを入れ、そこに放電現象をおこすことで発光させます。
328には、ハロゲンランプがノーマルで装着されています。
ハロゲンランプは白熱灯に近い仕組みです。
HIDは蛍光灯に似たような仕組みです。
従来のハロゲンライトに比べ、消費電力は少なく、明るさは3倍以上の性能を持っています。
取り付けはボデー加工等行なわず、オリジナル性を大切に既存のボルトホールを使用し装着。
左がノーマルの発光。
右がHIDの発光。
対比してみるとノーマルのヘッドライトとは、比べ物にならない明るさ。
真っ白な光色のHID。
HIDにも色々とラインナップは有りますが走行時に1番視認性の良いHIDのケルビン数を選択し換装。
リペア&メンテナンスポイントの最終チェックと同時に細部までクリーニングアップも終了。
効率にとらわれる事なく、独自のリペア方法で精度や機能性を取り戻したティーポ F105Cユニット。
有色クロメート処理されたボルト、ナット類1つに至るまでクリーニングアップで新品の輝き。
素材や構造、原理を熟知してこそ1番適切なリペアやメンテナンス、クリーニングアップが出来るんです。
続いて、パワーユニットのリペアメンテナンス後の最終チェック&セットアップ。
ティーポ F105Cの基本原理や構造を熟知したエンジニアがセットアップします。
また、独自のセットアップを施し328のポテンシャルを余す事無く引き出します。
最終の詰めです。
このプロセスが重要です。
独自のセットアップも終了。
最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。
隅々まで独自のクオリティーで仕上げます。
エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。
こちらのMaintenance Reportには作業内容の1部のみを抜粋し掲載させて頂いています。
実施した全ての、リペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。
全て担当エンジニアが撮影しています。
詳細な写真 260枚 (CD-R 2枚に落として有ります)及び、今回のリペア&メンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニュー書類も分かり易く作成していますので車輌と一緒にお渡し致します。
いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。
今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。