ウエッブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
いつも Ferrari F355 メンテナンス御依頼有り難う御座います。
只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。
今回も、ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。
ピンポイントで確定させて頂いたトラブルポイント パーツが入荷していますので、早速Ferrari F355 リペア&メンテナンス開始の為、リフトセクションへと…
プロテクターの装着。
今回のトラブルポイントは、メカニカル トラブルで電子制御部位に2次的ダメージを与えてしまっている状態。
リペア&メンテナンス開始です。
Maintenance Reportでは全ての画像をアッブ出来ませんが、ポイントをオーナーに見て頂ける様、かいつまんでアップしています。
リペア&メンテナンスの新旧パーツ 対比画像また、セットアップ中の画像 製作過程や交換過程の画像。
また、分解工程も詳細に撮影していますのでDVD-Rでお渡しします。
続いてスパークプラグの交換&プラグコードのメンテナンスへと…
スパークプラグの交換。
フルインジェクション化に伴い、いまでは、余り気を使わなくなったスパークプラグ。
3年以内または走行2万キロを目安にパーツそのものを一新する事が必須。
上が使用限度を超えたスパークプラグ。
下がニューパーツ。
スパークプラグは、点火プラグはシェル 碍子および中心導体(中心電極及びターミナル)で構成されています。
点火プラグは燃焼室を貫く形で配置される為、シリンダーで発生する圧縮圧力や熱が外部に漏れないような密閉構造を持ち合わせているパーツ。
モータースポーツの世界ではエンジンのセッティングに応じて適切なプラグ熱価を選択する事が必要になります。
点火プラグの電極と碍子脚部は燃焼室の内部で大きな影響を受けています。
極と碍子脚部の焼け具合は燃焼室内部の燃焼環境を直接示す目安となる為、点火プラグを取り外した際には電極と碍子脚部の焼け具合を目視する事で、その点火プラグがそのエンジンのセッティングに対して適切か否かの判断を下す事が可能となり、セッティングに応じて選択し直す場合も有ります。
新品のプラグであっても製造誤差などにより必ずしもギャップが全数一定に揃っているとは限りません。
エンジンの種類によってはプラグの熱価などは全気筒同じであっても、気筒毎に異なる電極隙間を要求するものも存在する為、装着の前に電極隙間を測定して調整します。
規定電圧が確実にスパークプラグに伝達出来るようプラグコードもチェック&メンテナンス完了。
同時にクリーニングアップ。
分解パーツを1点1点メンテナンス。
きめ細やかなメンテナンスを随所に施し作業を進めます。
周辺部分もリペアと同時にクリーニングアップ。
結晶塗装の隅々も本来の発色を取り戻しました。
Ferrari純正車両診断テスターSD2でエレクトロニクス 最終チェック&セットアップ。
入力されていたERRORコードなども、全てリセット。
また、センサー&アクチュエーターのアダプティブも実施。
独自のセットアップも終了。
最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。
エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。
全てのメンテナンス終了のFerrari F355 。
こちらのMaintenance Reportには作業内容の1部のみを抜粋し掲載させて頂いています。
実施した全てのメンテナンス中の分解写真また、新旧のパーツ画像。
全て担当エンジニアが撮影致しております。
詳細な写真 50枚 (CD-Rに落として有ります)及び、今回のメンテナンス内容書類も分かり易く作成していますのでマシンと一緒にお渡し致します。
いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。
今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。