株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ 512M マイスターチェック・室内レザー修理・エンジンのパワーがない修理・車体が振動する修理・タイミングベルト交換・バルブタイミング調整・フルアライメント測定 整備・エンジン調整 整備

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

ウエッブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

今回、Ferrari 512M  タイミングベルト交換&マイスターチェック メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

只今、弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたFerrari 512Mを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

Ferrari 512M マイスターチェック 開始準備させて頂く為、リフトセクションへと移動させて頂きました。

随時画像アップさせて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

マイスターチェック 第1段階のチェック。

Ferrari純正車両診断テスターSD2にて、512M車輌コントロールユニットと交信開始させて頂くのですが、車輌コントロールユニット部分全面に、ウーハーが.........

非常に完成度の高いウーハーボデーが、取り外し不可能な状態で装着されています。

この状態では、SD2にて、512M車輌コントロールユニットと交信出来ませんので、オーナーに許可を頂き分解開始です。

ウーハー用パネルを、ボデーと接続され上組みを接着されたウーハーボデー。

次回から脱着可能な様にウーハーボデー取り付け部分を加工させて頂きます。

ただ、このウーハーボデーはかなり完成度の高い良い作り!

ウーハーボデーAssyを丁寧に脱着作業開始です。

完成度の高い作りのウーハーボデーAssyをマシンより完璧な取り外し方法を見出し脱着完了です。

一切妥協する事無く、丁寧に取り外し完了した、ウーハーボデーAssyの画像です。

今回、脱着可能に加工製作させて頂きます。

Ferrari純正車両診断テスターSD2 マシンコントロールユニットと接続可能となりましたので、Ferrari 512M 各部のチェック開始です。

まず、マイスターチェック 第1段階。

Ferrari純正車両診断テスターSD2にて、512M 車輌コントロールユニットと交信開始させて頂いております。

マシン全体をチェックしていきます。

各ErrorコードのみのチェックではなくFerrari純正 車両診断テスターSD2を100%駆使しマシン全体のパーツの状態や、調整の状態を詳細に把握していきます。

各部の作動状況や出力波形に至るまで、コンピューター上で、できうる全てのチェックを行い現状のマシンの状態を把握致します。

Ferrari純正 車両診断テスターSD2を100%駆使し、 512M を細部までチェックさせて頂きます。

Ferrari純正 車両診断テスターSD2を使用し取得した各部のデーター。

現状の512M マシン全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。

また、メカニカルの作動状況。

各部、関連個所のデーター取得。

マシンの現状の状態を全て把握させて頂きました。

続いて、SD2で取得したデーターは、あくまでもデーターとし受け止めます。

データー全てを鵜呑みにせず、各個所が的確な状態で作動しているかを各機器を使用し単体点検を実施。

更に奥深くまで、弊社 独自のチェックを担当メカニックが進めて参ります。

続いて、年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

512Mの傾向的不具合発生箇所。

また、マシンの使用状況や、保管状態により、個々のマシンの状態が全く違いますので、同時に的確なチェックを行います。

続いて、マシン アンダーパネル内部に隠れたパーツなども、担当メカニックにより完璧にチェック致します。

フェラーリ 512 M

全てのチェックを完了させて頂きましたFerrari 512M 。

担当メカニックが、確実に現状のマシンの状態を把握し切らせて頂きました。

担当メカニックと内容をまとめさせて頂き、分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

フェラーリ 512 M

先程は、お忙しい中お電話にてご対応頂き誠に有り難う御座いました。

今回のメンテナンス個所&今後のメンテナンス個所。

現状のマシンの状態を全て記載させて頂きました詳細な報告書を送付させて頂き、その中でベストなメンテナンス方法を、詳細にお打ち合わせさせて頂き、決定させて頂きました今回のメンテナンスメニュー。

只今、パーツ発注させて頂きました。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

今回のンテナンスメニュー パーツ全て入荷致しました。

早速、実作業に入らせて頂く準備に入らせて頂いております。

随時画像アップさせて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

タイミングベルト交換 ウオーターポンプオーバーホールなどなど.....

まず、エンジン本体のメンテナンスを開始させて頂く為、エンジン脱着作業に入らせて頂きます。

作業開始前に、室内メーター類や電子機器パーツを再度チェック。

作動状況を再確認させて頂き、エンジン脱着作業に入ります。

室内メーター類や電子機器パーツのチェックも完了。

Ferrariファクトリー専用SSTのボデープロテクターや、細部までカバーリングを装着し実作業開始です。

これよりエンジン脱着に伴う各部 補器類の脱着作業を、1セクション 1セクション、担当エンジニアにより丁寧に行われます。

Ferrari専用SST(専用工具)を使用し、丁寧にに各部を分解。

的確な作業が、担当エンジニアにより進められ、Ferrari 512M エンジン脱着完了です。

これより、作業分解前にエンジンやミッションなどに付着致しております細かな砂や塵を1度、全てクリーニング実施させて頂きます。

これは、砂や塵が作業中パーツ内部への混入を避ける為、実施させて頂きます。

また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。

現状のエンジンフロントからの現状の画像です。

続いて、現状のエンジン左バンクからの画像です。

同じく現状のエンジン右バンクからの画像です。

エンジン後方、ミッション側からの画像です。

エンジン Vバンクの現状の画像。

エキスパンションタンクなどでオーナーが中々目にする機会がない部分。

Vバングアップ画像です。

汚れがビッシリ溜まってしまっています。

作業前に、完璧なクリーニングアップ を実施致します。

エンジン フロント右下からの現状の画像。

こちらも同様に、オーナーが中々目にする機会がない部分。

砂や経年的な汚れ、またオイル漏れ発生個所から漏れ出したオイルにも砂や、汚れが付着している現状の状態。

この状態での分解は、良いメンテナンスに繋がりません。

完璧にクリーニングアップ後メンテナンスします。

バルブカバーのアップ画像。

本来、真紅の発色をしているバルブカバー。

結晶塗装の隙間に汚れが入り込み、完全に汚れてしまっている現状。

続いて、インテークチャンバー&インテークマニホールドの現状の画像です。

こちらもバルブカバーと同じ結晶塗装が新車時から施されています。

インテークチャンバー アップ画像。

インテークチャンバー&インテークマニホールドの結晶塗装は、弊社独自のクリーニングにより、本来の発色を蘇らせます!!

上記の状態ではやはり、分解&組み立て時に、異物の混入が避けられません。

只今より全てクリーニングアップを実施させて頂きます。

2〜3年走行していれば必ず汚れが付着してしまいます。

その汚れを弊社独自のクリーニングアップ方法により一掃させて頂き、出来る限り新車時のクリーンな状態を取り戻させて頂きます。

変化振りを........

乞うご期待!!

フェラーリ 512 M

数日に渡り、作業前クリーニングアップ実施させて頂いておりました、Ferrari 512M エンジン&ミッション。

クリーンな状態を取り戻させて頂きましたFerrari 512M の心臓部。

クリーニングアップ前と同じ順番でご紹介させて頂きます。

まず、フロントからの画像です。

クリーニングアップ後、エンジン左バンク の画像です。

同じく、エンジン右バンクからの画像。

続いて、エンジン後方ミッション側からの画像です。

クリーニングアップ後のエンジンVバンク 画像です。

細部まで完璧なクリーニングアップをさせて頂き、汚れも一掃。

クリーンな状態になりましたエンジンVバンク。

フロント側、エンジンVバンク クリーニングアップ後の画像です。

エンジン フロント右下からのクリーニングアップ後の画像です。

隠れたシリンダーもバッチリクリーニングアップ。

バルブカバー結晶塗装アップ画像です。

弊社 独自のクリーニングアップ方法により、完璧なクリーニングアップ実施後の画像です。

結晶塗装の隅々に付着致しておりました汚れを細部までクリーニングアップ。

本来の発色を取り戻させて頂きました結晶塗装。

続いて、インテークチャンバー&インテークマニホールドのクリーニングアップ後の画像です。

インテークマニホールドのシルバーの結晶塗装も隅々までクリーンな状態に。

インテークチャンバーのレッドの結晶塗装も隅々までクリーンを取り戻せて頂き、Ferrariの文字もクッキリ映える様になりました。

各部の構成パーツなどの素材を熟知し、弊社独自のクリーニングアップ方法により細部までクリーニングアップさせて頂き、汚れを一掃。

非常にクリーンな状態を取り戻させて頂きました。

これで、作業中パーツ内部への汚れの混入を完全にシャットアウト!!

外装は綺麗だけどエンジンルームを開けるとチョット.......では、マシンも陰が薄くなってしまいます。

弊社のポリシーの、丁寧な作業を徹底して貫きメンテナンスさせて頂きます。

上記、作業前の全てのクリーニングアップ。

弊社では作業の一貫とさせて頂いておりますので、全て無料で実施させて頂いております。

これより実作業に入らせて頂きます。

タイミングベルト分解前に現状のマシンのバルブタイミングの測定に入らせて頂きます。

よく現状のバルブタイミングが数度ズレてしまっているマシンも見かけます。

これは、巷で横行しているタイミングベルトのポン替えにより、組み込み時にズレが発生してしまっているのです。
(ポン替えとは、バルブタイミングを測定&調整無しでの交換)

ズレの発生が無くてもベスト設定値でのバルブタイミングの調整はポン替えでは無理です。

Ferrariのエンジンはバルブタイミングを色々なバリエーションでセットできます。

なので、タイミングベルト交換には、必要不可欠な作業。

ただ単にタイミングベルト交換だけでは、100%のポテンシャルは発揮しません。

組み込み時、バルブタイミングを1番パワー&トルクを発揮する数値に弊社のノウハウでキッチリセット致します。

各気等毎 計算式によりバルブタイミングの現状の数値を割り出し、確実に現状のバルブタイミングのセット状態を把握し切ります。

現状のバルブタイミングを確実に把握させて頂きました。

組み込み時には、弊社の数々のノウハウから1番エンジンポテンシャルを発揮出来る数値にセットし組み込ませて頂きます。

フロントセクションより分解開始です。

フロント左右バンク カムシャフトオイルシールを、Ferrari専用SST(専用工具)を使用し交換完了の画像です。

分解各パーツの接合面を専用機器を使用し、歪み取りも全て実施完了。

生産時の誤差。経年の使用。

また、熱害などなど.....色々な要素で歪が発生しているパーツ。

全ての分解パーツを細部に至り計測を実施。

各パーツ、接合面パーツの歪みを、完璧に抜いて組み込み完了です。

オイルシールや、0リング、ガスケット交換のみでは留まらず、1箇所1箇所の部位を、丁寧に仕上げる事により、全てをリセットしていきます。

フロント&リヤーカムシャフトシールも、Ferrari専用SST(専用工具)を使用し交換完了。

続いて分解した直後の左右バルブカバー内部の画像です。

スラッジが、付着してしまっている現状の状態。

また、分解時に全ての接合部分面の歪みも計測済み。

全体に歪が発生してしまっている接合面を、専用機器を用い完璧に歪みを抜き取ります。

随所に、この様な接合するパーツが多々存在します。

これより歪み抜き&クリーニングアップ作業開始です。

上記、バルブカバーの接合面の歪みも専用機器を用い100%の精度を取り戻したバルブカバーの画像。

同時に、カバー内部の隅々に付着致しておりましたスラッジや、汚れも細部までクリーニングアップ完了の画像です。

個々のパーツの精度を1つ1つ100%取り戻すメンテナンスが、担当エンジニアにより各部位に関しても実施されます。

こちらの画像は、現品にてフルオーバーホール完了致しましたウオータポンプの画像です。

タイミングベルト交換毎にオーバーホールを実施した方が良いウオータポンプ。

インナー&アウターフランジ部分また、主軸部分に付着していたエンジン冷却水の垢も完全に除去。

フルオーバーホール完了の画像です。

フロントセクションのメンテナンスも完了。

タイミングベルトに至っても組み込み完了のテスタロッサの心臓部。

組み込み時には、弊社のノウハウ数値にバルブタイミングをセット致しております。

バルブタイミングとは、簡単に言えばピストンの位置に対して、どのタイミングでIN&OUT側バルブを開け閉めするか、その位置を決定する事です。

弊社独自のノウハウの数値でバルブタイミングをセットする狙い。

1つに、エンジン吸気側への燃焼ガス吹き返しを減少させる。
これにより、アイドル域での回転数を安定させ、燃料消費率を向上させる。

また、軽負荷領域ではエンジンの安定性を確保する。

2に、 高負荷低中速回転領域で低中速トルクを向上させる。

3に、高負荷高速回転領域で、最高出力を向上させる。

また、吸気側への燃焼ガス吹き返しを防ぎ、燃料消費率を向上させながら、ファースト・アイドル回転数を安定性させます。

これらを実現するバルブタイミングを弊社独自のノウハウの数値で組み込み。

マシンのポテンシャル アップを実現すると共に、エンジンにも優しい数値にセット致します。

エンジンは、奥深い面白い生き物の様なものです。

今回装着させて頂きました、弊社オリジナルのタイミングベルトテンショナーベアリングの画像です。

国産最高級ベアリングを使用。

アウターケースは無垢材より削り出しのプーリー。

錆の発生を防止するメッキ処理加工。

オリジナルのタイミングベルトテンショナーベアリングを使用する事により、回転も非常にスムーズになりタイミングベルトへ負担の軽減。

エンジンレスポンスの向上の狙いも有ります。

また、錆の発生も有りませんので、タイミングベルトを痛める事の無いオリジナルのタイミングベルトテンショナーベアリングです。

続いて、こちらの画像は、タイミングベルトをカバーするタイミングベルトカバー内部の画像です。

各ギヤーや、テンショナーベアリングに発生していた錆により削られたタイミングベルトのラバー粉が、ベルト駆動と同じ形でケース内部に付着している画像。

ギヤーやテンショナーベアリングに発生していた錆。

また、ベアリングがスムーズに回転していなかった為、タイミングベルトに余分な負担が掛かり、攻撃されてた証拠です。

今回、各ギヤーの完璧な錆の除去&リフレッシュを行い万全。

またベアリングも弊社のオリジナルベアリングを装着させて頂いておりますのでバッチリです。

上記、タイミングベルトカバー内部に付着していたラバー粉、また余計な油分。

新しいタイミングベルト駆動中にラバー粉などがギヤーとベルト間に噛みこまない様、完全にクリーニングアップで除去させて頂いた画像。

上記の錆の除去や、歪み抜き作業また、クリーニングアップ。

マシンの事を考えれば必要不可欠なメンテナンスです。

タイミングベルトカバー ブラック結晶塗装。

弊社 独自のクリーニングアップ方法により、結晶塗装の隅々に付着致しておりました汚れを細部まで完璧にクリーニングアップ実施後の画像です。

本来の発色を取り戻させて頂きましたタイミングベルトカバーの結晶塗装。

Ferrari 512M 随時メンテナンスが進みます。

フロントからの心臓部の画像です。

各部のメンテナンスには、Ferrari専用SST(専用工具)を使用し、確実に分解&組み込み致しました。

専用SSTを使用し作業する事により、フランジにキズや歪みを発生させる事無く分解組み立てが可能です。

また、組み込み精度が飛躍的に向上致します。

弊社では、Ferrariや、Lamborghiniを確実にメンテナンスする事が可能な様に、全ての専用SSTを完備させて頂いております。

これらのSSTは、入手不可能なFerrari社Lamborghini社の専用工具です。

弊社は、イタリア モデナに本拠を置くFerrari , Lamborghini のメンテナンス&レーシングマシン メンテナンス ファクトリー ディーラー ROSSO CORSA , SPA より、東洋で初めてFerrari , Lamborghini メンテナンス指定を受けておりますので、全てのSSTを完備し、最新のデーターや、情報でマシンを確実にメンテナンスする事が可能なのです。

バルブカバーの接合面の歪みも専用機器を用い100%の精度を取り戻し組み込み完了の右バンクからの画像。

続いて、左バンクからの画像です。

各部リンケージや、作動部分も本来の動きを取り戻すメンテナンスも実施完了。

メンテナンス実施完了の1部分の画像です。
まだまだ、メンテナンスを施された個所は随所に及びます。

マシンの事を考えれば必要不可欠な、拘ったメンテナンスが、担当エンジニアにより実施されております。

分解と同時に脱着しておりますプラグコードの現状の画像。

プラグコードや、サープレッサーにも汚れが付着していますのでクリーニングアップ実施致します。

接続部分もリフレッシュを行いエンジンへの供給電圧を復帰させます。

現状のアップ画像です。

現状のコイル部分の画像。

細部に渡りクリーニングアップ開始です。

ただ単に綺麗にするだけではなく、そこにはエンジニアの高度な知識とノウハウが盛り込まれます。

全ての作業には、それを裏付ける理由が有ります。

丁寧に仕上げられた上記プラグコードや、サープレッサーの画像です。

プラグコードや、サープレッサーも完璧にリフレッシュ。

見えない部分も、綺麗に整列させ組み込み完了のアップ画像です。

これら細かな1つ1つのチェック&修正により格段に精度の良いマシンへと変化致しています。

クリーニングアップ後の、コイル部分の画像。

これら、全てのクリーニングアップや分解時のメンテナンスは、作業の一貫と考えさせて頂き実施させて頂いておりますので、弊社では全て無料で実施致します。

分解と同時に脱着しておりますエンジンハーネスや、配管類細部に至るまで、丁寧にクリーニングを実施。

ハーネス接続部分もリフレッシュを行いエンジンへの供給電圧を復帰させます。

また、配管は、リフレッシュと同時に確実にチェック&整列させ組み込み。

また、見た目にも非常にクリーンな状態を取り戻した各ハーネス&配管の画像です。

違う角度から、もう1カット。

続いて、エンジンマウントの交換作業に入らせて頂いております。

エンジン&ミッションマウントは、同年数、また、同走行距離使用していますので、同時交換がお奨め。

エンジン、ミッション、デフといった機関内部では、部品が回転する事でさまざまな振動が発生します。

その為、こうした機関と、ボデーとの間に振動が直接伝わらないようにする働きを持たせるのが、各マウント類。

経年劣化によるヘタリが、許容範囲を超えて落ち込んだり、亀裂が入ってしまうと、ボデー全体に振動が伝わり、不快であるばかりか、振動によって結合部が破損する事も有る
大切なポイントです。

画像右が、マシンに装着されていたエンジンマウントの画像。

画像左が、ニューパーツ。

画像右の、エンジンマウントには、完全に亀裂が入り、マウントとしての役割を完全に消失してしまっている状態。

画像右の古いマウントは、約1.5cmニューパーツより沈み込んでしまっている状態。

古いマウントの亀裂部分のアップ画像です。

外部からエンジンマウントを新旧比べた画像です。

画像左がニューパーツ。

画像右が、使用許容範囲を完全に超えてしまっているマウント。

一見の外観では、全く問題ない様に見えます。

交換するかどうかの判断は、的確なチェックと、担当エンジニアのテストランによる、ドライバビリティーでの判断で行います。

これより、エンジン&ミッションマウントの交換開始です。

エンジンマウント&ミッションマウント組み込み完了の画像です。

接合面が的確に密着する様、マウントブラケットも分解時に全てクリーニングアップし組み込み完了。

続いて、エンジン搭載前にエンジン同様、マシン側エンジンルームのクリーニングアップを実施させて頂きます。

現状のエンジンルームの画像です。

アップ画像です。

弊社独自のクリーニングアップ方法により、付着した汚れを細部まで一掃させて頂き、出来る限り新車時のクリーンな状態を取り戻させて頂きます。

変化振りを........

乞うご期待!!

上記、エンジンルームクリーニングアップ作業完了の画像です。

エンジン脱着時のみ可能な、エンジンルーム細部に渡るクリーニングアップ。

クリーンな状態を取り戻したマシン側エンジンルームの画像です。

フレームの隅々まで、丁寧にクリーニングアップ。

本来の発色を取り戻させて頂きました。

これよりクリーンなエンジンルームへとメンテナンス完了のエンジンを搭載開始です。

マシン側、エンジンルームのクリーニングアップに関しましても、各部チェックと同時に施工させて頂き、作業の一貫とさせて頂いておりますので、全て無料で実施させて頂いております。

恒に高温にさらされる部位。

分解時、接合面に歪が発生していたエキゾーストマニホールド。

専用機器を使用し歪み取り作業も確実に実施。また同時にクリーニングアップも完了。

ガスケット交換のみでは留まらず、1箇所1個所の部位を、丁寧に仕上げる事により、全てをリセットします。

機能と、輝きを取り戻したマニホールドの画像です。

エンジン搭載開始にあたり、各部のクリアランスを確実に確保し、Ferrariエンジン脱着用 専用リフトにて、確実にコントロールしマシンへと搭載。

細部に至り、クリアランスの設定の見直しを行い、的確な搭載位置へエンジン搭載完了です。

これより、マシンフレーム側と、エンジンフレームを確実にドッキングします。

ドッキングには、マシン側フレームと、エンジン側フレームを、正規の規定締め付けトルクで確実にドッキング致します。

締め過ぎてしまうと、各ボルト類に伸びが発生し、正規の規定締め付けトルクで固定出来なくなります。

緩めでは、エンジンの振動でボルトが緩み出し、フレームや各部位にストレスを与えだし、不具合を発生させてしまいます。

トルク管理が確実に出来るトルクレンチで、的確なトルク管理での締め付けが必要不可欠です。

他の部位も同様に必要不可欠な事です。

全ての部位に至り、確実なメンテナンス完了したFerrari 512M の心臓部。

メンテナンス完了致しました、Ferrari 512M のエンジンに火が入りました。

エンジン始動時から、油温、油圧、水温などなど.....全てのチェックを行います。

随時、適切な状態で担当エンジニアが全てのチェックを行っていきます。

エンジン各部のチェックもバッチリ完了。

完全に温まったエンジンや、ミッションの状態から再度、弊社独自のチェック&セットアップを施していきます。

担当エンジニアにより、より一層Ferrari 512M のポテンシャルを引き出すセットアップ。

担当エンジニアにより、弊社独自のセットアップも完了。

続いて、エンジンアンダーカウルの現状の画像。

エンジン各部より漏れ出していたオイルと、砂や泥汚れで、かなり汚れている現状の状態。

各部位同様に丁寧にクリーニングアップを実施致します。

砂や泥汚れで、かなり汚れていた、エンジンアンダーカウル内部。

全てクリーニングアップ完了致しました画像です。

クリーンな状態で、マシンへと組み込んでいきます。

隠れた、マシン フロアー部分も完璧にチェック&クリーニングアップ完了のリヤーセクションからの画像。

同じく、フロントセクションからの画像です。

続いて、300k近くで走る、ロードゴイングマシン。

定期的に的確な足回りのトルク管理&マシン全体のトルク管理&各部の調整が必要不可欠。

確実に各部の締め付けトルクをチェックし、各部の調整をしていきます。

また各部の動きが機敏になる様、施工を致します。

また、同時に分解時にしか出来ないサスペンションシステム&ブレーキシステム。

また、フェンダー内部の隅々まで、クリーンニグアップ開始致します。

中々オーナー様が目にする事の無い部分。

また、雨天使用しなくてもダストや、砂などが付着してしまう部分。

現状のフロントフェンダー内部の画像です。

同じくリヤーフェンダー内部の現状の画像です。

足回りのトルク管理また、各部の調整と同時に、クリーニングアップ実施させて頂きます。

上記、足回りのトルク管理また、各部の調整を実施。

足回り各部の動きが機敏になる様、施工も完了。

同時に実施させて頂きました、クリーニングアップ後のフロントサスペンションシステム。

ダストや、砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がより機敏になると共にクリーンな本来の発色が取り戻せます。

きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップが、担当エンジニアにより随所に施されます。

隅々まで丁寧に仕上げさせて頂きました画像です。

同じく、施工後のリヤーサスペンションシステムの画像です。

弊社では、各部のクリーニングアップは全て作業の一貫と考え行わせて頂いております。

作業部位に関するクリーンニグアップは、全て無料で実施させて頂いております。

続いて、ホイールの現状の画像です。

ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップ開始です。

上記、ホイール クリーニングアップ完了後の画像です。

4輪全てホイール内側&表側共に、本来の発色を取り戻させて頂きましたホイール。

続いて、タイヤエアーを窒素ガスへ変更致します。

弊社では、タイヤエアーの変わりに、窒素ガスを充填する事をオーナーに、ご提案させて頂いております。

窒素ガスは、ジェット機や、F1また、レーシングカーのタイヤに純粋な窒素ガスを充填したタイヤが使われています。

窒素ガスをロードカーに入れた場合、色々な有効な効果が発生します。

弊社では、多々有る有効な効果の中でも下記の事を重んじ窒素ガスをお奨めしています。

通常のエアーでは、高速走行時にタイヤの温度が上昇するにつれ、タイヤエアーの圧力も上昇し操舵性に不安定感が生じます。

通常行われる従来の空気充填では、タイヤに2気圧の空気を入れると約20ccの水分が混じります。

そのうち10ccが水の状態・10ccが気化した状態で注入されます。

10ccの水が温度変化により気化すると1250倍の水蒸気容積になり、2気圧のタイヤの場合2.3〜2.4気圧までになってしまいます。

通常のエアー充填を繰り返せば、その傾向は更にひどくなります。

窒素ガスへと交換する事により、タイヤ温度が上昇しても、タイヤ内圧の上昇が非常に少ない効果をもたらします。

結果、高速コーナーで安定した操舵性を得る事が可能となります。

また、タイヤとホイール間にエアーが充填されていると、10ccの水分が混入する為、ホイール内部にサビの発生原因となります。

このサビの発生を防ぐ為にも使用致します。

続いて、コーナーウェイトの計測&セットアップ開始です。

コーナーウェイトゲージに接地した状態のFerrari 512M 。

コーナーウェイトゲージとは、タイヤ毎に測れる車重計のことです。

個々のタイヤにかかる重量を車高調整などで変え、左右バランスを整えることが出来ます。
4輪アライメント調整の前にコーナーウェイト計測・調整をお薦めします。

荷重移動がスムーズになり取り付けしたサスペンションの性能がフルに発揮できます。

又、コーナーウェイトを合計(車両重量として軽量化計画を立てたり)パワーチェックを同時に行い、パワーウェイトレシオ・トルクウェイトレシオを計算する事も出来ます。

4輪全てにセット完了です。

コーナーウェイト計測・調整開始です。

コーナーウェイトゲージアップ画像です。

この様な専用機器を使用し、個々のタイヤにかかる重量を測定し、セットアップしていきます。

コーナーウェイト測定・セットアップも完了。

続いてフルアライメントの計測・調整開始です。

マシンの足回りを変更したり、足回りブッシュ交換また、車高を変更したマシンには、必要不可欠な作業。

また、恒にの走行でアライメントは変化しています。

定期的な測定&セットアップが必要です。

また、サーキット走行するマシンでは、各サーキット毎でセッティングが違います。

調整するマシンに合わせスペシャルセッティングを行って調整して行きます。

この辺りは、蓄積したノウハウが必要不可欠です。

キャンバー角 ,キングピン角 ,キャスター角 , トウ角 , ターニングラジアス , セットバック , スラスト角 ,

マシンの仕様に合わせスペシャルセッティングを行わせて頂きます。

測定&セットアップ中の、フロントセクションの画像です。

足回りセットアップ完了時には、恒に正規の規定締め付けトルクで確実にロックします。

トルク管理が確実に出来るトルクレンチで、的確なトルク管理での締め付けが必要不可欠です。

他の部位も同様に必要不可欠な事です。

フルアライメントの計測・セットアップも完了。

続いて、電子機器に多々不具合の発生していた512M。

担当エンジニアにより的確に不具合発生ポイントを確定。
同時に不具合を誘発させた主原因ポイントも確実に把握させて頂いております。

電子機器には、不具合を発生させる主原因が必ず潜んでいます。

エレクトロニクスを知り尽くしたエンジニアにより根本から主原因を確定しメンテナンスする事により、確実なメンテナンスが可能となります。

Ferrariの電子機器は、不具合が発生し放置しておくと、他の部位を攻撃し出し他のパーツまで破損させてしまいます。

早期の的確なチェックとメンテナンスが必要不可欠な部位です。

不良個所また、主原因も確実にメンテナンス実施完了のオーバーヘッド部位。

不良個所また、主原因も確実にメンテナンス実施完了のダッシュ部位。

メンテナンス実施完了のセンターコンソール部位。

全て根本の主原因からメンテナンスを実施させて頂きました。

今回の電子機器の不具合は、信号処理回路: 組み合わされた電子素子により信号を操作し、解釈したり、変換したりする個所でした。

エレクトロニクスを知り尽くした担当エンジニアによりメンテナンス完了です。

続いて、ウーハー用パネルを、ボデーと接着されたウーハーボデー。

今回、ウーハーボデーを脱着可能な様に取り付け部分を加工製作させて頂きましたウーハー側の画像です。

担当エンジニアにより、細部に拘り製作致しましたマシン側ブラケット装着完了の画像です。

ウーハーボデーAssyを丁寧に組み込み完了の画像です。

脱着可能な様、高い完成度で製作致しました。

メンテナンス終了後のセットアップ。

最終の詰め。非常に大切な作業です。

電子制御部位また。メカニカル面でも担当エンジニアにより的確に実施。

最終セットアップ作業により、メンテナンス部位の潜在能力を100%引き出します。

また、それだけに留まらず、マシン全体のポテンシャルも、より一層引き上げるセットアップも完了。

マシン全体に至り、弊社独自のセットアップを完了させて頂きましたFerrari 512M 。

アイドリングも非常に安定し、またエンジンレスポンスも飛躍的に向上。

強烈な加速、トルク感に満ち溢れたFerrari 512M に変貌させて頂きました。

セットアップ&クリーニングアップ完了の、エンジン&エンジンルームの画像です。

細部のアップ画像で、もう1カット。

バッチリです。

作業部位も随時メンテナンス時に上記同様のクリーニングアップを実施させて頂いております。

これらのクリーニングアップは、作業の一貫ですので、全て無料で行わせて頂いています。

エンジンフード裏側もクリーニングアップ完了。

全て組み込み時に、位置の微調整やセットアップを実施。

また、的確なトルク管理の下、組み込みます。

最終仕上げ。

メンテナンスを担当させて頂いたエンジニアが最後まで丁寧に仕上げを行います。

通常オーナーが目にしない細部に至るまで、最終仕上げが行われます。

各部の仕上げは、レザーの素材、ペイントの素材、各部の構成パーツなどなど.....
素材を熟知したエンジニアにより、部位部位に1番適した、本来の素材を蘇らす意味での仕上げが行われます。

そこまで拘り抜き、メンテナンスから最終仕上げまで、全ての工程が行われています。

ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは、一切行われません。

2010-02-16

全ての作業完了です。

エクステリア&インテリアに至りましても、最終仕上げ完了させて頂きましたFerrari 512M 。

只今より、メンテナンスの仕上がったマシンを弊社4tフルフラット積載車で搬送させて頂きます。

今回、ウエッブサイトには作業内容を抜粋させて頂き掲載させて頂きました。

実施させて頂きました全ての、メンテナンス作業時の写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当メカニックが撮影致しております。

詳細な写真(CD-Rに落として有ります)及び、今回のメンテナンス内容書類。

今後のメンテナンスメニュー内容書類に至りましても、分かり易く作成させて頂いておりますのでマシンと一緒にお持ちさせて頂きます。

今回、Ferrari 512M メンテナンス御依頼誠に有り難う御座いました。

仕上がったFerrari 512M 本来の性能を御堪能頂ければ幸いです。

また、4月の車検ご予約も賜り、誠に有難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

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